北朝鮮問題で頭が沸騰してしまった人は、こちら:
グレッグ・パラスト「北朝鮮ミサイルの製造責任はブッシュ政権に」
North Korea’s Missile: Fired by Kim Jong Il, Built by Team Bush
Published by Greg Palast July 5th, 2006 in Articles C2006 Greg Palast
日本語訳は、TUP速報にあります。TUP速報の申し込みは:
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/
そして、複眼的な視点を持ちましょう。こちらの視点とあちらの視点と。「北朝鮮は怖い」(というより、幼稚な独裁者が支配している)かもしれないけど、アジアから日本はどう見えるのかな?
東亜日報
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006071437908
日本、もはや「戦争できない国」ではない
グリーンピースの声明もいいですね。
http://www.greenpeace.or.jp/press/releases/pr20060705_html
さて、第3回を迎える東京平和映画祭http://www.peacefilm.netがいよいよ1週間後(7月22日 土曜日)に迫ってきました。今回のラインアップも見逃せない、素晴らしい映画がずらり。しかも会員になるとチケットが千円引きで、お得です。場所は小田急線参宮橋から徒歩7分のオリンピックセンター大ホール。私は進行役ですが、休憩時間にはブースに出ていますので、声をかけてくださいね!毎回大人気の休憩室(癒しの部屋)もあります。映画で疲れた人は、ここで休んで。そして、監督とランチ(有料)!も。
若い女性に人気の「カフェグローブ」にも東京平和映画祭が紹介されました。
http://www.cafeglobe.com/cafe/eco/ec060713.html
<上映作品>
1、「Little Birds」リトルバーズ(102分)綿井健陽監督作品 10:00〜
〜イラク戦火の家族たち〜http://www.littlebirds.net/
2、「ジャマイカ楽園の真実」(86分)ステファニー・ブラック監督作品 12:04〜
〜誰かの欲のために、誰かがつぶされてる〜 *監督来日決定!
http://www.uplink.co.jp/jamaica/
■監督とランチ企画13:30頃から(監督といっしょにランチを食べてお話できます。予約定員制 申し込み:lunch@peacefilm.net FAX:03-3393-2207)
3、『魔法のランプのジニー』(16分)ステファン・ソター、トレース・ゲイ ナー監督作品(本邦初公開!)〜ジニーは広島、長崎で何をしたのか?〜 15:00〜
4、「六ヶ所村ラプソディー」(119分)鎌仲ひとみ監督作品 15:33〜
〜核燃の大地に咲く花・ここに私たちのくらしがある。〜
http://rokkasho.ameblo.jp
5、『平和の創り方』映像+トーク+パフォーマンス
〜ここでしか観られない「東京ピースフィルム倶楽部」の自信作!〜 17:50〜
(きくちゆみ、今村和宏、田中優他)
これを観たら、あなたも動きたくなる!
6、「映画 日本国憲法」(78分)ジャン・ユンカーマン監督作品 19:37〜
〜『チョムスキー9・11』『老人と海』のジャン・ユンカーマン監督が
贈る世界からの声〜<http://www.cine.co.jp/kenpo/>
今回から東京ピースフィルム倶楽部の会員になりますとチケットが千円引きになります(26歳以上2500円、25歳以下1500円、会員以外は「チケットぴあ」で。それぞれ3500円、2500円)ので、ぜひ(ホールの規則で名前と年齢の提出が義務づけられています。また会員証を送るために住所が必要です)。チケットご入用の方はきくちまでDMで(当日引き換えもOK)。
詳しくは:http://www.peacefilm.net
本法初公開の上映作品の一つ『魔法のランプのジニー』の監督の一人、ステファン・ソター君(14歳)が昨日ピースボートの招きで来日し、広島・長崎を回ります。7月13日(木)の東京新聞朝刊の特報でも彼の映画とともに、東京平和映画祭のことが紹介されました。タイトルは「米の14歳が撮った原爆」、27面の左側(右側も嘉手納基地を抱える沖縄の苦悩を描いた秀逸な記事)にありますので、東京新聞を購読の方はぜひご覧ください。
私は今日(15日)午後、ピースボートでステファン君をインタビューしてから京都入り。エイコンズビレッジで午後5時からピースキャンプ。一緒にお泊まり、楽しいかも!
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/demachi/july-2006.htm
あさって16日は亀岡の洛王ホールで午後1時から「公開フォーラム 現代を問うシリーズ VOL.4」で「9.11、イラク戦争そして平和省プロジェクト」をテーマにお話します。京都方面の方、ぜひいらしてくださいね。
そして7月17日は東京で「第2回国際平和省会議inカナダ」の帰国報告会があります。政府が「防衛庁を防衛省に」と言っている今、「防衛省より平和省のほうがいい」という声を大きくしていきたいです。
【第2回国際平和省会議(カナダ)帰国報告会+平和省プロジェクトJUMP総会】
日時:2006年7月17日(月)午後1時半から6時まで
場所:田町 キャンパス・イノベーションセンター5階508
地図:http://www.zam.go.jp/e00/images/e0000906.jpg
アクセス:JR山手線・京浜東北線「田町」駅下車・・・徒歩1分
都営三田線・浅草線「三田」駅下車・・・徒歩5分
参加費:1000円
司会進行:冨田貴史 報告者:きくちゆみ/小川あきら/佐々木良雄
6 件のコメント:
「北朝鮮の脅威だけ声高に唱えるが、他国から見ると日本だって脅威だ!」っていうのは、「他の車だって駐車違反するじゃないか、なんで俺だけ取り締まるんだよ」っていう屁理屈こねる頭の悪いドライバーのようにも見えますね…。
日本が強大な軍事力を持っている事は事実です。中国も韓国も、台湾だって強力な軍隊を持っています。ただ北朝鮮と決定的に違うのは、軍事的挑発を繰り返すことで自分たちの要求を通そうだとかしてない点ではないですかね。いくら「日本だって!」と喚いても、現在進行形の北朝鮮の瀬戸際武力外交がそれで免罪符を与えられて許されるわけではないと私などは思いますが、管理人さんはどうお考えでしょうか?
立ち位置をはっきりさせてください。
きくちさんは「平和省」の実現をめざし、全ての軍事力を否定するのではないのですか?それがあなたの立ち位置じゃないのですか?
であれば、軍事力=ミサイル発射(それこそ、平和&軍事力の正反対ですよね?)を北朝鮮が実行し、それを否定する国連決議に対してどのようにお考えでしょうか?
今のきくちさんは、「とにかくアメリカ&日本を否定する」ための発言を繰り返しているように見えますよ?
きくちさんこそ、頭が沸騰していると思えますが、いかがですか?
そう言えばベトナム戦争の折、小田実が呼びかけ人になって組織された
「ベトナムに平和を!市民連合」(ベ平連)
が、アメリカ・南ベトナム政権に対してのみ非難声明を発している現状に、今は亡き開高健が、
「おかしい。ベトナムを平和にしようというなら米・南政府だけでなく、北政府に対しても軍を引けと声明を発するのが筋じゃないか?」
との懸念を発していたっけ。
結局、ベトナムは当時の流れから外れた、開高らオールド・リベラリストの危惧した通り、プロの共産主義者たちの草刈場になった訳で。
確かに、きくちさんが日米他西側諸国のみならず、北・中・ロに対しても非難をするというのなら話は分かりますが、今はすっかり「ベ平連」状態ですものね。
というわけで支持は不可能。
金正日の父親である金日成は、朝鮮族の旧ソ連軍傭兵でした。東西両陣営の代理戦争であった朝鮮戦争当時、中共は大量の義勇軍を送り込み、優勢だった米韓軍を追い返しました。北鮮政府の成り立ちには共産圏が深く関与しており、東アジアにおける「ベルリンの壁」は未だに北緯38度線に屹立していると考えることができます。
このブログのコメント欄において、きくち氏や森田氏の発する反米的な陰謀論、中朝政府を擁護する見解の矛盾を指摘する声や、ダブルスタンダードへの嫌悪感の表明が高まりを見せています。それらの中には全く正当であると思えるものも数多く含まれています。しかしながら、確信をもって断言しますが、きくち氏らは一貫して反日米、親中朝の姿勢を崩すことは無いでしょう。彼らの論理の矛盾や破綻を指摘することには、実は殆ど意味がありません。論理に一貫性、整合性が無かろうと、二重規準であろうと、彼らの主張には、その内容が、反日米であること、親中朝であること自体に大きな意味があるのです。
題名を忘れてしまいましたが、10代の頃、アンドレイ・タルコフスキー監督の映画を観ました。とても美しい映像が印象的でしたが、
「命に拘わる誤植」を正す為に、必死に自転車をこいで工場に駆け付ける母親の姿が心に残りました。共産圏で生きていくことは大変なことだ、と頭で理解はしていても、この映画を観るまでは、そのことを具体的にイメージすることはできませんでした。
きくちゆみ氏、森田玄氏らは、独自に入手した何らかの情報により、近い将来に我が日本国が赤化、共産化されることを確信しているのに違いありません。ゆえに、彼らは自分達や子供達の生命、生活の保障を得る為に、日米政府を公然と批判し、中共や朝鮮労働党を擁護しているのです。きくち氏は自らのブログで、北鮮の一般市民に思いを馳せて欲しい、と訴えました。これは彼らにとって決して他人事としての発言ではないのです。
きくち氏の話を直接聞く機会がありましたが、多くの左派系言論人と比較して、少しも独善的でなく、大変誠実な印象を受けました。とても残念なことに、これが活字になると、彼女のよさが大きく損なわれてしまうような気がします。きくち氏や森田氏の活字になった主張そのものの内容を、言葉通りに捉えて批判してみても得るものは何一つありません。きくち氏らは心からの善意で「1人でも多くの人を箱舟に乗せてあげたい」と考えているのです。けれども、何から逃れる為の箱舟なのかを説明することは、現段階では彼らに許されてはいないのです。このコメントも、何人をも中傷していないにも拘わらず、削除されてしまうかもしれません。
もちろんのこと、日本が赤化される、という情報がどれほど信憑性を持つのかという疑問は残ります。実際の所、殆どガセネタのような気がします。それは脇に置くとして、私がきくち氏の発言を批判する人に問いたいのは、きくち氏と同じ立場にいた場合にあなたは「1人でも多くの人を箱舟に乗せてあげたい」と考えますか、そして、直ちにその為の行動を起しますか、ということです。
きくち氏はそれを実行しました。
>立ち位置をはっきりさせてください。
>きくちさんは「平和省」の実現をめざし、全ての軍事力
>を否定するのではないのですか?それがあなたの立ち位
>置じゃないのですか?
批判の為の批判ほど非建設的なものはありませんね。
全世界の武装が解除された状態は、即ち平和を意味します。世界平和の実現された社会に「平和省」など無用の長物です。もし「平和省」が創設されるとするならば、それは平和を守る観点から、武力を保持した諸国間の利害の調整を図る官庁である筈なのです。北朝鮮のミサイル実験を肯定することと、「平和省」の創設を提唱する運動は、直ちに矛盾するものではありません。きくちさんは、米国と北朝鮮のパワーバランスを冷徹に分析し、両国間の平和を保つ為には北朝鮮サイドに更なる軍備の拡張が必要である、と至極現実的な主張を展開しているのです。きくちさんの頭は沸騰などしておりません。
もっとも、そこには日本人の生命と財産を守るにはどうすればよいのか、という視点が全く欠落しておりますので、私個人としてはきくちさんの主張に与するものではありませんが。
>「北朝鮮の脅威だけ声高に唱えるが、他国か
>ら見ると日本だって脅威だ!」っていうのは、
>「他の車だって駐車違反するじゃないか、な
>んで俺だけ取り締まるんだよ」っていう屁理
>屈こねる頭の悪いドライバーのようにも見え
>ますね…。
きくちゆみの盟友には、「あの」社民党の辻元清美がいます。
辻元は実態の無い公設秘書給与を「一種のワークシェアリング」と称して事務所スタッフの人件費に流用していました。発覚後の辻元は議員辞職を余儀無くされましたが、「他にも似たようなことをやってはるセンセがようけおるデェ」と反省の色を見せませんでした。きくちは自らのメールマガジンで「ピンクチラシやピザ屋の広告は許されるのに、反戦ビラを配った者が逮捕されるのは不当だ」と訴えていました。背景の事実関係は故意に隠蔽した上でです。
社会の公正さよりも結果平等に重きを置く、いわゆるプロ市民系の議員や活動家と、これらの思考パターンには実に分ち難いものがありますから、貴方がこれを不快に感じるのであれば、黙ってこの場から立ち去るしかありません。これをやめさせるということは、彼女たちが辻元清美や、きくちゆみでなくなる、ということを意味します。
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