2011/04/02

待っていました!自然エネルギーによる被災地支援活動、スタート

エネルギー政策MLでご一緒の竹村英明さんから今届いたニュース。うれしくって、飛び上がりそうになってしまった。こういうのを待っていました!
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自然エネルギーによる被災地支援活動がいよいよ来週からスタートします。

以下に昨日流したプレスリリースを貼ります。4月4日(月)に記者会見やります。マスコミ関係の方、よろしくお願いします。

レクスタの桜井さんたちが、石巻、気仙沼、釜石などにすでに入っています。岩手・木質バイオマス研究所、バイオマス産業社会ネットワークのメンバーが岩手県の遠野を起点に現地で動いています。

その他にも、このML関係者にも被災された方がいらっしゃると思います。
まだ電気がつかない、お湯も暖房もないという避難所や診療所など、情報がありましたらお知らせください。

必要とする場所をきちんと確認し、そこに届けるというプロジェクトです。
寄付の方も、よろしくお願いいたします。

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プレスリリース 報道関係者各位
2011(平成23)年4月1日

東日本大震災「つながり・ぬくもりプロジェクト」
〜太陽光・太陽熱・バイオマスなどによる被災地支援〜

記者会見のお知らせ

東日本大震災から3週間となります。東京電力福島第1原発の事故はまだ予断を許さない状況ではありますが、被災地では救出から支援、復興へと動きはじめています。
自然エネルギーを基盤とする持続可能な社会をめざす私たちは、さまざまな団体や企業、地方自治体などと連携・協力を拡げてゆきながら、できうる力での被災者支援に乗り出したいと思います。
まずは太陽光発電で被災地に電気を灯し、バイオマスと太陽熱温水で暖かいお湯を提供することから、自然エネルギーを利用した被災地支援プロジェクトを発足させることとしました。
被災地への連帯と支援の思いを太陽光の電気というかたちでつなぐ「つながり」、そして私たちの熱い思いをバイオマスや太陽熱というかたちで支援する「ぬくもり」を続けて、「つながり・ぬくもりプロジェクト」と命名しました。
つきましては、下記のとおり記者会見を開催いたしますので、取材していただきますよう、よろしくお願いいたします。詳細につきましては、別紙をご覧ください。

■.記者会見の概要
・ 日時:2011(平成 23)年 4 月 4 日(月) 午後 4 時より(1時間程度)
・ 場所:衆議院第二議員会館 第7会議室(地下1階)
・ 会見者:同プロジェクト協力団体(50音順)

岩手・木質バイオマス研究会、エナジーグリーン株式会社、ぐるっ都地球温暖化対策地域協議会、環境エネルギー政策研究所、自然エネルギー事業協同組合レクスタ、WWFジャパン、バイオマス産業社会ネットワーク、森と風のがっこう(岩手)ほか。(今後拡大予定)

【このプレスリリースに関するお問い合わせ】
プロジェクト事務局:環境エネルギー政策研究所(ISEP)
担当:氏家、黒住
TEL: 03-6382-6061,FAX:03-6382-6062
E-mail:info01@isep.or.jp

【別紙:プロジェクト概要】
1、プロジェクト名称

東日本大震災「つながり・ぬくもりプロジェクト」
~太陽光・太陽熱・バイオマスなどによる被災地支援~

2、協力団体(50音順)
岩手・木質バイオマス研究会、エナジーグリーン株式会社、ぐるっ都地球温暖化対策地域協議会、環境エネルギー政策研究所、自然エネルギー事業協同組合レクスタ、WWFジャパン、バイオマス産業社会ネットワーク、森と風のがっこう(岩手) (今後、自然エネルギーの普及に取り組むNPOや中小企業、自治体が参加拡大予定)

3、支援活動の内容
(1)太陽光発電システムによる電気の提供
(2)薪ボイラーによるお湯の提供
(3)太陽熱によるお湯の提供
(4)その他

4、被災地義援金としての寄付活動
以上の支援活動を実施するために、広く一般から寄付を集めます。

寄付口座:
三菱東京UFJ銀行中野駅前支店(店番:552)
普通預金口座 口座番号:0114940
名義:トクヒ)カンキョウエネルギーセイサクケンキュウジョギエンキンコウザ
(特定非営利活動法人 環境エネルギー政策研究所義援金口座)
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さて、今日はハワイのカフナファームのジミー・メデイロス氏とすみこさんと、「つなぐ光・ハワイ島」の打ち合わせ。彼は震災で農地を失ったり放射能汚染された農民たちに、ハワイの農場で手伝いながら再出発するのを助けたい、とハワイ島のファーム仲間(日系人も多い)に声をかけ始めました。

もちろん、東北からハワイ、というのがハードルが高い、というのはわかります。でも、若い人たちなら、自分の力を新しい場所で試してみたいとか、海外でチャレンジしたい、という人がいるはず、とジミーさん。というわけで、今回の被災者で農業を営んでおり、ハワイで暮らしてみたい(3ヶ月)、という方は、メールでご連絡ください。

まずは南相馬市の市長、飯館村の村長に相談してみようと思っています。


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2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

初めまして。
私がよく見ているおなすさんのブログでこんな記事がありました。
自分で使う電気を自分で作れる時代が来ればいいなあと思います。

電気のゆくえ(2) 4/1(金)

エネルギー革命の動きは、
2010年の2月24日にありました。

ブルーム・エナジーというアメリカの新興会社が、
「家の裏庭に置けるサイズの発電所」を
正式に製品発表したのです。

「エナジー・サーバー」という名前で、
設置面積は駐車場の車1台分の広さ。

天然ガスやバイオガスを燃料にして、
空気を送風すると発電をおこなう仕組みです。

副産物として水と熱と少量の二酸化炭素を発生。
水と熱(水蒸気)は、発電のサイクルで再利用します。

クリーンで環境負荷が低いこと、静かに発電できること、
高効率に電力を取り出せるのでコストが安いといったメリットがあります。


従来の集中型発電に変わる「分散型発電モデル」が
「エナジー・サーバー」には端的に現れています。

分散型発電では電気を使うその場所で発電するので、
電力を送るためのインフラがいらなくなります。
なので、産業構造まで大きく変わる可能性があります。

もじゃ さんのコメント...

1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故の発生を受け、
漫画家・山岸凉子先生が25年前に描いた『パエトーン』が
先生の意向により潮出版社のサイトで特別公開されています。

本編の後に漫画でわかりやすく原発についてまとめられていておすすめです。

http://www.usio.co.jp/html/paetone/index.html