http://necocafe.exblog.jp/15245670/
広島の原爆ドーム
ここでお話会をしました
安心して暮らしたい、と訴える若いお母さん
かわいい子どもたち
http://www.zerohedge.com/article/must-see-tepco-releases-unmanned-helicopter-drone-video-destroyed-fukushima-reactors
私は米国の友人から教えてもらって、初めて観ました。東京電力が無人小型ヘリコプターで撮影して発表したものですが、日本のテレビで報道されているのでしょうか。
私は(特に3、4号機の)使用済み燃料プールの損傷が心配です。使用済み燃料の中に入っている死の灰の量は、原子炉内の放射性物質の量とは比較にならないほど多いからです。
今朝のテレビは「放出された放射能量はチェルノブイリの10分の1」と強調していました。同じレベル7でも、チェルノブイリに比べたら、ぜんぜん大丈夫だ、というのです。
しかし、チェルノブイリでは事故後9日ぐらいで放射性物質の環境への放出は収束していますが、福島第一原発の場合は事故後1ヶ月以上たっても収束していませんし、安定化もしていません。東京電力の見通しでは6〜9ヶ月と新聞の見出しにありました。
つまり、これからも放射性物質の環境への放出は続くし、原子炉そのものの危機も去っていません。その間、作業を請け負う人々の被曝は甚大でしょうし、福島原発周辺の人々もおそらく首都圏の人々も(私も)被曝するでしょう。被曝は累積で考えなくてはならないので、子どもたちや妊婦さんへの影響を本当に心配しています。
悲しいかな、私の心配を裏付けるような資料がカナダから届きました。
http://peacephilosophy.blogspot.com/2011/04/blog-post_17.html
翻訳してくださったピースフィロソフィーセンターの乗松聡子さんに感謝です。マスコミの報道と、ここにある現実の厳しさと、両方の情報を精査してください。
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1 件のコメント:
いつもとても役に立つ情報、ありがとうございます。
実は、原発の件で、今、どうなのかな?と迷っていることがあります。
すみやかな原発の廃止、脱原発、このことに関して、私自身に迷いはありません。
今回の事故で、それを確信しましたし、その流れをいち早くつくって行くことが大切だと思っています。
一方で、すでに起こったことに対する対応、特に住民の避難ついて、どうすればいいのかということについては、私自身、迷いがあります。
この地域の方々は、避難しなければいけない、と言われて、すぐに出来るものなのでしょうか?
ご本人が納得し、他に行く場所があればいいと思うのです。
でも、行く場所がない方々も多いと思います。
そうした方々は、政府が用意した場所に移って幸せに生きていけるのでしょうか?
子どもや子どもを生む母親に放射能の影響が出やすいからと言って、家族ばらばらになってしまうことが、本当にその方々にとっていいことなのでしょうか?
私は、最終的には、自分で決めることだと思います。
なので、政府が強制するものではないのではないかと思います。
今、特にお母さん方々の心の負担が本当に大きいのではないかと思います。
ゆったりくつろげるようになるよう、心より願っております。
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