今日、5月28日に収穫したお米を脱穀しました。脱穀機がないので、手で1本1本しごいて、お米を一粒ずつ稲から外しました。すごく時間がかかりましたが、瞑想的で楽しかったです。最初は子どもたちにも手伝ってくれたのですが、すぐに「疲れた」といなくなり、結局、玄さんと2人で最後までやりきりました。まあ、子どもたちに無理強いはできません。
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驚いたのは、その収量です。あんな小さい田圃(3坪)で種籾の状態のお米が2キロもとれたのです。普通田んぼは一反=300坪が単位ですから、この百倍が一反分として計算すると200キロとなります。
お米を天日干し
お米1俵が60キロですから、3俵と3分の1。まあ自然農法としては、まずまずです。慣行農法なら1反8〜10俵も穫れますが、鴨川の私たちの棚田では無肥料で1反3〜4俵ぐらいでした。
4日でもうからからに乾いた
一粒一粒、稲からお米を外します
今回作った田んぼは土が少なすぎて(浅いところは5センチぐらい)栄養が十分ではなかったと思います。それでもこれだけ穫れたのですから、今度は土も魚も増やして(今は金魚20匹ぐらいを50匹にします)やってみるつもりです。
束にしたまま外したら効率的に
ところで、二番穂のことをポッドキャストで話しましたが、あまりに成長が早いので、さっそく稲刈りを終えた田んぼにまた水を張りました。ニュージーランドのレインボーヴァレーファーム(Rainbow Valley Farm)で田植えをせずに、稲刈りのあとそのまま二番穂で繰り返しお米が育っているのを見たことがあります。5年間も田植えをしていない、と聞いて、「そんなことがあるの?」と驚いたことを思い出します。
前庭の洗濯物を干すテントの中で作業する私
収穫したお米を点検する玄さん
もしかしたら、ハワイ島でも同じことができるかもしれないので、試しに二番穂をそのまま育ててみます。この報告はまたいたしますね。
初のハワイ米。3坪でこれだけ取れた
今はワイピオ渓谷に田植えをするために苗床を育てているところです。1本植えで30センチ角に植えてみる予定です。
ワイピオ渓谷はハワイ先住民の聖地であり、聖なる食べもののタロイモの栽培地なので、タロイモ畑の隅っこで小さく試験栽培をさせていただきます。
日本人にとって聖なる食べもののお米、ハワイ先住民にとって聖なる食べもののタロイモ。同じ場所で仲良く育つといいなあ。
計ったら、21合ありました(約2キロ)
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2 件のコメント:
ゆみさん、玄さん初収穫おめでとうございます。
ありがとうございます。火山岩だらけのコナではお米は育たないと思っていたのが、こんなによく育ってくれて、とてもうれしいです。「ハワイ米」を少しずつ広げていきます。小さい庭でどこまで食を自給できるのか、挑戦です。「ハワイ・ライス・チーム」を立ち上げたので、共鳴してくれる方には種籾をお分けしています(ハワイ島在住の方に限る)。
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