これを実現してくれた、全てのご縁に感謝です。
ハワイ島で田植えをすることは私と玄さんの長年の夢でした。でも私たちの住むコナは火山岩だらけで水はけが良すぎて、田んぼは無理でした。そこで私たちはビニールシートを使ってプールを作り、たった3坪の田んぼで米が育つかどうか実験栽培をしたことはこのブログで紹介した通りです。
3坪のミニ田んぼの実りは見事でした。22カップ(2キロ)のお米が穫れました。
次なる目標は、清い水の溢れるワイピオ渓谷での田植えでした。でもそれは、とてつもなく遠い夢のように見えました。知り合いもなく、またハワイ先住民コミュニティが私たちにタロイモの聖地で米栽培を許してくれるかもわからず、きっと何年も先になるだろう、と思っていました。
それが実現したのです。
奇跡は起こる(拙著『バタフライ』の「ベストゲーム」のルール5番)。
ヒロに住む日本人女性が、私たちをタロイモ畑の所有者であるアンクル・ビリーに紹介してくれました。ビリーに初めてお会いしたとき、私たちがハワイ島で何をしたいかを心の底から伝えました。そして、ハワイの聖地を元の健全な環境に戻すことで意気投合。荒れてしまったタロ畑に米を栽培できることになったのです。
夢は叶う。それが地球の夢と一致しているなら。
6月13日(水曜日)は100年ぶりに田植えがされた日。これはいつかニュースになる出来事だと思います。
今回は1本植え(苗を1本ずつ植える)です。1本で何本に分けつするか、どれぐらい実るかみたいのです。収穫は3ヶ月後の9月でしょうか。うまく育ちますように。
でも稲は実はそんなに世話はいりません。あれほど整った田んぼ(タロ畑)なら、きっと2、3回除草をしてあげればうまく育つと思います。ザリガニとカタツムリがたくさんいたのがちょっと心配ではありますが(小魚もいっぱい)、生物がたくさんいる田んぼは、栄養が豊かで稲にとっては良い環境のはず。
ここにある歴史的な日の写真は、11歳になる娘が撮ってくれました。タロイモと稲が仲良くなんらんでいて、なんとも幸せな気持ちにしてくれます。
ハワイと日本。いつまでも仲良く、栄えますように!
私の次の夢ですか?
私の夢はどこにいても、いつでも同じ。それは「持続可能なコミュニティ」を創ること。まずそれを自分が実践すること。
Be the change you wish to see in the world
です。
私の描く持続可能な地球に原発はありません。武器もありません。もちろん戦争も人が人を殺すなんてこともありません。
地域で食べものとエネルギーとサービスが循環し、一人一人が得意なことや好きなことをやって、互いに貢献し合い、サポートし合って生き生きと幸せに暮らしています。
そんな社会をまず自分の居場所から創っていきます。
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