2016/12/05

わたしと地球を両方きれいに その2

「その1」は2008年に書きました。これを読んで触発されたので、8年後ハワイで暮らすわたしがどうしているかを今日は書いてみます。

このテーマは、28歳の時に「地球」に声をかけられて(具体的なことは『地球と一緒に生きる』に書いた。古本が1円で買える!)以来、わたしの永遠の課題です。日々、自分や自分の家などを美しく保つために地球を汚さない工夫を色々しています。

スーパーなどではフロアのかなりのスペースをありとあらゆる洗剤、化粧品、ボディケア商品などが占めていますが、ほとんどが石油化学製品です。このブログを読んでいる方はご存知だとは思いますが、これらは生分解しにくく水を汚す原因にもなるし、経皮毒として体内にも入ってくるので長期的に健康も損ないますから、わたしは使いません。

なるべくなら自然のもの(生分解するもの)で水を汚さずに暮らしたい、でも自分やお家の美しさも保ちたい、ということで試行錯誤を重ねています。

お化粧:普段は相変わらずノーメークです。人前に出る時(講演とかコンサートとか)だけ8年前と同じく、蜜蝋やヘンプオイルで作られた食べられる口紅、あとミネラルメイク(岩石の粉)を使うことがあります。ミネラルメイクは化粧落としも必要ないです。

スキンケア:基本、台所にあるもので日々適当に。糠床を触ったら、その手で糠洗顔。アボカドを食べたら皮に残ったアボカドをスプーンでこそげてアボカドパック。ココナッツオイルを使ったら、ココナッツオイルをカサカサしたところに塗ったりもします。今のところ肌のトラブルはありません。化粧水はph4~6の弱酸性水。

飲み水ENAGICの還元マシンを使っていて、今はアルカリイオン水(水素水)ph8.5~9.5を飲んでいます(日米でこのマシンに興味のある方はメールでご連絡ください。「ふくしまキッズハワイ」のサポートになる方法を伝えます)。化学物質や放射能汚染で環境が酸性化しているので、今はこれがちょうどいいと思っています。日本にいる時から使っているミネラル創水器の「夢風船」も併用しています。コーヒーやお茶はこっちの方が美味しい。

洗髪・リンス:基本、お湯洗い。お湯で落ちない時(動物食を食べた時など)、汗をかいた時は自然分解するシャンプーを少量使います。アメリカにはオーガニックシャンプー類が数多くありますが、わたしはDr. Bronnerのこれ。ラベンダーの香りが好み。近くの自然食品店アイランドナチュラルズで量り売りもしていて、容器も繰り返し使えゴミにならないのが気に入っています。髪がパサついたらココナッツオイルをヘアオイルとして使うこともあります。

歯磨き:色々なオーガニックの歯磨き粉や塩なども試しましたが、今は重そう磨きに落ち着きました。重そうは漂白のために洗濯に使うときもあります。

洗濯:自分たち(夫とわたし)だけの時は、お湯洗いと磁気を使った洗濯。今はこの商品を使っています。洗剤、いらないです。ただスポーツをしている子供達のものは、オーガニックの洗剤を使っています。今はKirklandの生分解性洗剤が手に入りやすく価格もお手頃なので使っています。「香り」を気にするティーンエイジャーへの配慮。
https://www.easyecoblog.com/160/costco-kirkland-signature-eco-friendly-cleaners/
なお、洗濯物は外干しです(乾燥機=ドライヤー=は米国家庭の標準装備ですが使わない)

掃除全般:ほうき、チリトリ、雑巾掛け、還元マシンで電気分解したph2.5の強酸性水(ph11.5の水は洗剤にもなります)で殺菌が基本。香りはペパーミント、ラベンダーなど好きな精油(エッセンシャルオイル)を使います。掃除機の排出フィルターに精油を数的垂らしておくと、掃除しながらアロマの香りを楽しめますし、ティートゥリー やサンダルウッドなど抗菌性オイルだと、掃除機に虫が寄りにくいです。

ゴミ:ゴミになるものを家に持ち込まない、が基本。でもアメリカも日本も包装容器がプラスチックで厄介なゴミになる場合が多くて困りますよね〜。普段の食料品は買い物袋を持参して、なるべくファーマーズマーケット(バラ売り)で買う、が基本です。ハワイは昨年からレジバッグが一切禁止になって嬉しいです。先日、友人から日本のゴミ(もしかしたらアメリカも)で最大なのは建築廃材だと聞きました。家は手入れして長く住む、古い家も壊さず改築して使うをハワイでも実践したくて、古い家を手入れして再販するビジネスを始めました。日本で築200年の家を手入れして住んでいた経験が活きています。あらゆるものに「いのち」が宿っているので大切にして活かしたいので、ガレージセールで我が家の不用品を必要な人に回して、ふくしまキッズハワイの活動資金にしています。
(思い切った「断捨離」や「コンマリお片づけ」ができないのが悩み!)

生ゴミ:コンポストして庭に埋めます。我が家のキッチンには小さめのコンポスト容器があり、生ゴミは全部そこに入れてこまめにお庭のコンポスト容器へ。コンポストががない暮らしは考えられない。生ゴミを分けるだけでゴミが臭くならないし、ゴミ減量にも貢献。マンション暮らしの人は、「EMぼかし」がオススメ(東京のマンション暮らし時代は、これでベランダ菜園をやっていた)。野菜や果物の皮は剥かないで食べる、も基本(それにはオーガニックの果物や野菜を選ぶ必要あり)。

リサイクル品の活用:何か「もの」が必要な時、リサイクル品で手に入るか探したり、あるいは持っているものでなんとかならないか、まず工夫します。新品を買うのは「最後の手段」です。ティーンの子どもたちには評判悪いですが。わたしがこうなったのは28歳からなので、まだまだ若くておしゃれをしたい、たまにはブランド品を持ちたい彼らの選択は尊重しています。

:今住んでいるところは公共交通手段がないので、車がないとどこにも行けません。老後は(いつかな?わたしの老後。一生働きたいので、老後はないかもね!)公共交通機関が発達した場所、駅近くに住みたい。せめて燃費の良い車をとは思いますが、ハイブリッド車には電磁波という別の問題があるので、ホンダのOdesseyというガソリン車に乗っています。毎日のファーマーズへの買い物や朝の海辺のカフェへは片道25〜30分の道のりを歩いています。出かけるときは用事をまとめ、ガソリン消費量の節約に努めています。「水」で走る車が早く欲しい。天ぷら油(食油)で走る車は次善策で、ハワイでも持っている人がいあるので、私も入手したいと思っています。

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これからも「わたしと地球を両方きれいに」したいので、このテーマはまたいつか取り上げます。



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