2005/01/13

2005年1月12日 シドニー

 1月10日に日本を発ち、なんとか無事オーストラリア・シドニーへ着きました。シドニーには姪っ子が住んでいますが、それ以外に友達はいません。日本で仲良くなったオーストラリア人のダミアンが、私たちのためにホストファミリーを探してくれました。

 ダミアンとは年末に出会ったばかりなのだけど、『911ボーイングを捜せ』を広めることほど重要な仕事はない、と断言してくれている心強い仲間で、自称マックフリーク(私からすればコンピュータの天才)です。私はまだウィンドウズを使っているのですが、「次は必ずマックを買って」と彼は強く勧めます。ダミアンはオーストラリアの平和グループに私たちが来ることを知らせてくれ、『911InPlaneSite』 の上映会をし、そして私たちをホームステイさせてくれる人まで探してくれたのです。本当にありがたい!

 今回はアシアナ航空が一番安かったのでソウル経由でやってきました。トランジットが4時間もあったのですが、空港の中に子どもの遊び場があったので、そこで子どもたちを遊ばせ、私たちも子どもたちを見ながら時間をつぶしました。

 ソウルからシドニーまでは9時間でしたが、飛行機は満員。小さい子どもたちを連れていると、彼らを飽きさせず、静かにさせておくために神経を使うので、ほかの事はあまりできません。出発前の数日間は徹夜続きだったので、到着したときにはくたくた。でもそこにお迎えが来ている、というのはなんと心強いものでしょう。

空港に来ていたのはフィリップ。彼は電車で空港まで来てくれたので、レンタカーをしてシドニー北郊外のペナントヒルにある彼の自宅に向かいます。アメリカ人女性のマーサと結婚し、二人の男の子がいます。お兄さんはもう28歳でアメリカ在住、弟のルシアンは14歳で、高校1年生(こちらは中学高校あわせてハイスクールという)です。

広い庭があり、いろいろな野菜が植わっている、オープンで居心地のいい家。ルシアンの部屋を私たち用に整えて、ベビーシートとベビーシートまで中古で入手して待っていてくれたのです。まったくの赤の他人にここまでしてくれるのは、ひとえに私たちがやってきた仕事のおかげです。マーサはグローバルピースキャンペーンのホームページで私たちがアメリカでやってきたことを知り、サポートを申し出てくれました。ありがたいですね。

今日はこれから姪っ子の家族と一緒にビーチへ行きます。木曜日はマーサがこの家に人を招いて、オーストラリア初の上映会をします。どんな反応があるか今から楽しみです。

マーサは働いていますが、フィリップはもう退職して家にいます。昨晩の食事はフィリップが魚のバーベキューをし、マーサ(映像制作を教えている)の元生徒のジョセフィン(ただいまこの家に遊びにきている)がトーレス諸島地方のかぼちゃとご飯とココナッツミルクの料理を作ってくれました。まなぶはかぼちゃが大好きなので、かぼちゃばかり食べていました。日本からやっぱり調味料と包丁を持ってくるべきだったな。そうすればここに滞在している間は、私が料理を担当できるのに。まあ、あるものでやってみよう。

唯一の問題はコンピュータがつながらないこと。どうやって設定するのか、わからないのです。今日はダミアンが国際電話で指導してくれるはずだけど、うまくいくかな。

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