2005/01/22

2005年1月21日 ソーテル・早朝(昨日は一人で寝たのに、なぜか眠れず)

あらあら。日記と思って書き出したのに、前回書いた日からもう10日も過ぎてしまった。うーんノ。やはり私には日記は無理か。

あれから14日にシドニーでは満天の星空の下での上映会が行われ、そのあとはオーストラリア人に嫁いだ姪っ子の博美ちゃんと赤ちゃんのニーナを連れて、キャラバンパークに泊まりながら、あちこちいきました。キャラバンパークというのは、日本でいうオートキャンプのようなもので、自分のキャンピングカーやテントを持ち込むことも、コテージに泊まることもできます。私たちが泊まったコテージは3つベッドがあり、6人まで泊まれ1泊114ドルだったから、家族連れやグループ旅行者にとって最適の宿泊場所。キッチン道具も揃い自炊ができ、プールや子どもの遊び場もあるのがうれしい。旅の間も、私は殆ど毎日料理をしています。それが一番ヘルシーで安上がりだから。

シドニーを西に100キロぐらい行ったところにあるブルーマウンテンのルーラという町はお伽の国みたいにキュートだった。夜はタイ料理を食べた。大人3人、子ども3人でおなかいっぱい食べて65ドル、約5千円。観光地だからこれぐらいかかるのは当然かな(我が家の予算はオーバー)。

ルーラの展望台からの絶景、そこで見た夕陽が忘れられません。この目に見えている美しさを写真に収めようとしても、なかなかうまくいかない。デジカメじゃ無理かな。でも、写真家ならもっと違う風に撮れるのだろうけど。

1月20日は、ついにシドニーで1週間もお世話になったマーサとフィリップ、息子のルシアン、犬のヘンツァに別れを告げて、ハイウェイ1を北上。最初はニューカースルというこの州第二の都市で、ミニ上映会。私たちを呼んでくれたのは千早のメル友のニール。彼の家族と、クエーカー教徒の平和活動家が来てくれて、少人数ながら全員が『戦争中毒』『湾岸戦争の子どもたち』『911In Plane Site』などを買ってくれ、お昼もごちそうに。

ニールに電話で何を食べるのか聞かれたときに、野菜が好きなことと、普段はごはんを食べている、と伝えておいたら、ニールのお姉さんのジュリーが、そのとおりのサラダランチ(ごはんもサラダの1品)を用意しておいてくれました。うれしい心遣い。

それからさらに400キロ北上して、ソーテルというおしゃれな海の町へ。もともとは小さい漁村だったのが、リゾートとして大発展。昨晩泊めてもらった家は、今日隣町のコフスハーバーで上映会を準備してくれているイレーンの家。10年前に10万ドル(約80万円)で買ったのが、今は40万ドル(3200万円)に跳ね上がった、とのこと。2階建てのユニットで海から2分、町の中心からも1分の好立地。ソーテルの中心街には道路の中心に大きなガジュマロが植わり、両脇には洒落たレストランが立ち並び、夜遅くまでにぎわっています。スペイン・バルセロナのラスパルマス通りを思い出します。

昨日は一日中ドライブ(東京-神戸ぐらいか?)してくたくただったので、外食。ガジュマロの樹の下で、チキンケバブをほおばりました。今日はこれから、地元の新聞のインタビューを受け、その後上映会。コフスハーバーも美しい海の町らしいので、楽しみ。

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