関西から戻って今日は「さあ、稲刈り!」と張り切っていたら、大ショック。田んぼがいのししに荒らされて、稲がほぼすべて泥の中にぐじゃぐじゃに埋まってしまいました。収穫は不可能です。しかも去年と違って、稲が食べられているのです。いのししは雑食ですが、お米を食べるとは聞いたことがありません。今年は本当にお腹が空いていたのですね。
玄さんと無惨になった田んぼをみながら「今年はいのししにお米をあげたと思おう」と、トボトボ山を下りました。一番下の田んぼだけはなんとか無事だったので(我が家は棚田で、全部で6枚あります。家の上に5枚、家の下に1枚)、そこだけ稲刈りを2人でしました。そこは6枚中一番小さい田んぼで、日当りも悪く、収量が一番少ないところなので、あっという間に刈り終わりました。これが今日収穫したわずかなお米。
昨日のブログで「稲刈りを一緒にしたい人はDMを」と書きましたが、今年はこういうわけで稲刈りはありません。あーあ…。今年はまあまあ豊作で、一年分以上のお米が穫れそうだったのにな。今年一年(正確には7ヶ月)の労働が水の泡!山の中で暮らすということは、こういうこともある、ということ。玄さんはお米を作り始めてもう20年ぐらいになりますが、こういう体験は初めてだって。私も9回目の稲刈りですが、こんな体験はもちろん初めて。去年もいのししにやられたけど、今年にくらべたらわずかな被害だった。こんなに完璧にやられたのは、初めて。
そうそう、土砂崩れもますます酷くなって、ついに車は完全に通れなくなってしまいました。ずっと道路の修復をしてくれていた鴨川市ももうお手上げで、あとは千葉県の地滑り対策のお金を使って(このあたりは地滑り地域に指定されている)大工事をするしかないようです。工事の開始は12月で少なくとも3ヶ月から半年は続く、ということなので、当分の間は不便になります。
ま、でもね、ここに引っ越してからどこにいくのも車なので、あまり歩かなくなっていたのは事実。山で歩けばきっと子どもたちも私ももっと丈夫にスマートになるだろうし、そう悪くはない。ここに住めるということは実にありがたいこと(水も最高に美味しいし)で、これぐらいの不便は我慢しようと思います。
関西からもどって息をつく暇もなく、また兵庫県の江原(福知山線)と埼玉県に講演に行きます。10月7日の会計作業や
Loose Changeの制作を進めなくてはいけないのに、本当に時間がない!!それなのに、政府はイケイケドンドン軍国化で恐ろしい!なんとかしなくっちゃ。
昨日の『私たちはいかなる言論テロも許さない』という集会の写真をご覧下さい。そう、昨晩はこれを終えてから、やっと帰路についたのです(いっしょだった杏菜ちゃんは、疲れて大変だったね)。会議の最後の部分だけ、ポッドキャストで聞けます。
内田雅敏弁護士(最後のあいさつ)
上原公子(国立市長)
鎌田慧(ルポライター)
5 件のコメント:
は〜、あの美しかったお米たちが...
イノシシさんに譲ってあげたんだね。優しいね玄さん。
は〜、あの美しい稲がね...
イノシシさん、よかったね。優しい人たちと一緒の山で。
もしかしたら猪鍋になってたかもね。
(^_^)
昨日のイーホームズ藤田社長の記者会見は,教基法改悪どころか,内閣も吹っ飛ぶほどのネタです.ブロガーの奮起をお願いします.
http://blog.so-net.ne.jp/pegasus/2006-10-19
10.24に 安倍が共謀罪を強行採決しようとしているとのこと
大変だ!
何とかしなければ!
きくちさん なんかいい方法掲示してください!
よろしくおねがいします!
いのししくんは大好きだけど・・お米~~~!!
そして車が通れないなんて・・
あの距離を毎日あるくんですね・・た、大変すぎ・・
ゆみさん、玄さん、がんばってください~~~!!!!!
そして大変おそくなりましたが
911会議ほんとうに勉強になりました!
ありがとうございました!!
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