私は今とても忙しいので、詳細はもう少し待ってください。911真相究明国際会議のはじめの挨拶をお聞き下さい。
私は当初、911事件をメディアが報道するとおりに信じていた人間です。それでも「テロに対して戦争では解決しない、逆効果だ」と主張し、米国政府に戦争ではない方法を選ぶように意見広告などで伝え続けてきました。
ところが2004年8月に『911 In Plane Site』(日本語版は『911ボーイングを捜せ』)に出会ってから、考えが変わりました。公式発表に疑問を持ち、自分でいろいろな本を読んで、調べて、あの事件は公式発表とはかなり違う、米国政府の関与なしにはできない、という現在の考えにいたりました。
911事件をきっかけに始まったテロとの戦いで殺されているのは、無実の市民、とくに子どもたち、女性たちです。今日も、また何人が犠牲になったのでしょう。報道さえされません。
ロシアでは、チェチチェンで起きている事実を報道して、ロシア政府を批判してきたアンナ・ポリトコフスカヤさんが暗殺されました。以下は、青山正さんのメールです。テロとの戦いから、この世界はルール無き殺戮がはびこるようになっています。なんとかしないと!!
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10月7日、チェチェン戦争を追っていたジャーナリストのアンナ・ポリトコフスカヤ女史が、モスクワで何者かに暗殺されました。彼女は99年以来、毎月のようにチェチェンに通い、軍事侵攻によって虐げられた人々についての地道な報道をかさねており、その報道は、プーチン政権への厳しい批判となっていました。日本でも「チェチェン やめられない戦争」などの訳書によって知られている彼女を悼む声は、日増しに強くなっています。
ジャーナリズムや平和、人権の運動でチェチェンに関わってきた私たちは、彼女の突然の死を悼み、この暗殺に抗議するための緊急追悼集会を企画しました。同じ試みが、世界各地で同時発生的に生まれています。この事件によって、世界中の平和を求める人々と、社会の問題を告発しようとするジャーナリズムは、大きな挑戦を受けているのではないでしょうか。
集会では、長年チェチェンを現地取材し、ポリトコフスカヤ女史にも取材している林克明さんと、ソビエト連邦崩壊後のジャーナリズムに対する弾圧をウォッチしてきた稲垣收さんの報告を伺います。また、当日は女史への追悼文を発表するとともに、遺族にあてたお見舞金を受け付けます。会場では、さきにあげたポリトコフスカヤの著作を販売いたします。
ぜひ、ご参加くださいますよう、お願いいたします。
そして、この案内をご覧になった方々にお願いがあります。今回は緊急集会ということもあり、明日12日までの短期間に、インターネットを通じてしか告知できません。この暗殺事件がつきつけているものは、地域の垣根を越えて大きなものだと思います。どうか、ひとりでも多くのご友人に、この案内を転送してください。よろしくお願いします。(主催者一同)
【概要】
集会名: 緊急追悼集会「アンナ・ポリトコフスカヤの暗殺とロシア・チェチェン戦争」
日時 : 10月12日(木)19時00分〜21時00分(開場18時30分)
会場 : 文京区民センター 2A (210名収容可)
地図 :
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_
academy_shisetsu_gakusyubunka_kumincenter.html
交通 : 交通:地下鉄丸ノ内線・南北線「後楽園」駅徒歩5分/地下鉄三田線「春日」駅A2出口真上・大江戸線春日徒歩1分
参加費: 300円 (可能な方はお見舞金への協力をお願いします)
共催 : チェチェン連絡会議 市民平和基金 チェチェンニュース編集室 チェチェンの子どもを支援する会 ハッサン・バイエフを呼ぶ会 社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 日本ビジュアル・ジャーナリスト協会
後援 : DAYS JAPAN 週刊金曜日
【内容】
報告:林克明(ノンフィクションライター)「ポリトコフスカヤという人・事件の経過報告」
稲垣收(フリージャーナリスト・翻訳家)「ポスト・ソビエト時代の報道弾圧の歴史」
司会:青山正(市民平和基金代表)
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