「元・国連査察団委員長ハンス・ブリクス氏が語る、イラク開戦の真実」のビデオがここで観れます。Uストリームをしてくれたたなかたく君、ありがとう。こういうことができる人って、すごい。
国連のことや核兵器関連の条約とか詳しくないので、十分な通訳ができたのか、心もとないです。より正確な内容と詳細に興味のある方は、ぜひ『イラク 大量破壊兵器の真実』(DHC出版)をご一読下さい。さらなる一歩を進むことができる方は、外務省にその内容をお伝えください。こういう行動が、変化につながります!。
それにしても、この企画をしたフリージャーナリストのシバレイたちは、素晴らしい。なぜなら日本政府は国連安保理決議1441をイラク攻撃を正当化する根拠にしており、ブリクスさんはそれを明快に否定しているからです。
私、ブリクスさんとは20年来のご縁なんです。実は!
彼がまだ国際原子力機関(IAEA)の事務局長だった当時(1991年前後)、私はフランスから日本への「あかつき丸」によるプルトニウム輸送を止めようとしていました。危険だからやめてほしい、止めさせることができるのはIAEA、ということで、ハンス・ブリクスさんに働きかけていたのです。
今ではプルトニウム輸送は普通になってしまいましたが、私自身は核兵器になりうるプルトニウムを輸送すること自体に今も反対です。また、同じ核でも原子力発電は平和利用だから良く、核兵器はだめ、という彼と私は根本的に考え方が違います。放射能に「平和」「軍事」という区別はありません。放射性物質はできるだけ使わない、増やさない、環境に出さないほうが良く、原子力発電が温暖化の解決になる、というのは原子力産業界が自らを利するために生んだ「嘘」だと考えています(原発って「海暖め装置」ですよ)。
考え方は違えど、ハンス・ブリクスさんにお会いできて良かったです。紳士的で、孫(姪っ子?)に目玉焼きをつくる優しいおじいさんであり、彼が国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)で果たしたことは人類社会にとって重要で、人間の良心が国際社会の中で発揮された仕事だったと思います。そういう意味で尊敬しています。
それにしても、どうして、国連(も不完全ですが)の査察を途中でやめさせ、米英は先制攻撃をしたのでしょう。アメリカの戦争中毒を止められるのは、いったい誰なのでしょう?私たち一人一人、68億人が共に平和にただ生きて行くために、力を合わせられる日はいつ?
あまりにも多いいのちの損失に、言葉を失います。
戦争の決定が一部の権力者によってされてしまう今のシステムをなんとかできないのだろうか、と思い悩みます。
今日はファルージャからやってきたワセックさんが夜、東京のカタログハウスで講演します。ファルージャ攻撃は、沖縄から飛び立った米海兵隊によって実行されました。沖縄に米軍、とくに海兵隊を駐留させることによって、私たちもファルージャの虐殺の責任を間接的に負っているのではないでしょうか。その若き生き証人の話をぜひ聞いてください。
詳細は、
http://isnn.tumblr.com/
イラク戦争なんだったの?
イラク戦争の検証を求めるネットワーク
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もう一つ。友人の日野あき子さんが、広島で映画上映会を企画してくれました。4本観て1000円だって(安い!)。映画館では観れない作品ばかりなので、広島近辺の方はお友達を誘って、お出かけくださいね。
<911の真実を知る! 映画上映会>
日 時:4月29日(祝)開 場:10時
場 所:まちづくり市民交流プラザ 会議室B
広島電鉄(市内電車):「袋町」電停から徒歩約3分
・テロリストは誰 2時間 10:15~12:15
休憩 (45分)
・911ボーイングを捜せ 1時間18分 13:00~14:20
休憩 (15分)
・911の嘘をくずせ 1時間22分 14:35~16:00
休憩 (15分)
・真実への青写真 1時間 16:15~17:15
参加費:1000円(1本みても4本みても同額)
お名前、参加人数、電話番号、メールアドレスをご記入の上、お申し込みください。
infoあっとbe-happy1.com 担当:三上
(あっとを@に変えてください)
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