2011/04/08

消息のわからなかった友人からの手紙「生きてまっせ〜」

緊急速報:福島第一原発1号機の放射線量が急上昇。何が起きているのか。

服部良一衆議院議員(社民党)にわかりやすい福島第一原発の概況をまとめてあるのを見つけました。
http://www.hattori-ryoichi.gr.jp/blog/福島第一原発概況_51.pdf
日本で脱原発をきっぱりかかげているのは、社民党だけだもんね。これだけの犠牲があっても、まだ原発を続けようと言う大人(議員/政党)は、子どものことを何も考えていないと思います。

さて、消息がずっとわからなかったいわきの友人から、手書きのファックスをもらいました。「生きてまっせ〜」と最初の一行を読むと、ずっとがまんしていた涙がボロボロ。すぐに書いてあった避難先へ電話を入れました。

311原発震災のちょうど1ヶ月前、私は映画『ZERO:9/11の虚構』が上映作品として選ばれた『ポレポレ映画祭』に参加しました。このときの対談相手が、いわき在住の彫刻家・安藤栄作さん。「ポレポレいわき」という社会派の映画館に『ZERO』を推薦してくれた人です。

いわきは地震と津波と原発事故のトリプルパンチを受けていましたので、地震後、連絡が取れなくなってしまった彼らのことを心配していました。

手紙には、津波と火災で家と町のすべてがなくなったとが書かれていました。それなのに、この明るさ、力強さ。勇気と元気がわいてくるので、シェアさせてください。

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森田玄さま、きくちゆみさま

安藤栄作です。生きてまっせ~。

今、新潟。カミさんの実家に避難しています。私たちが住んでいたいわき市久の浜町は6mと10mの津波のあと火災が出て、町が全てなくなりました。

私たち家族は地震の時ちょうど街のショッピングセンターにいたので、無事でした。車と着ていた服を残して全てなくなりましたが、何かリセットされたようである意味、すっきりしています。

地震の後、空き地で一晩過ごし、次の日、原発の爆発の映像を見て、新潟に向けて出発しました。ガソリンをなんとか少しずつ入れて、13日の夜中1時過ぎに着きました。

その後、友人の移動の相談や食料の発送、新発田市の避難所に避難して来た人たちへの物資補給や、展覧会の予定の変更やキャンセルの連絡やらで、バタバタしていました。パソコンも住所録も作品も道具も全て流れてしまったので友人たちとも連絡が取れずに大変でした。

ようやく今日、義理の兄の娘のパソコンを借りて、ネットにアクセスしました。いろいろとささやかれているようですね。奴らの仕業とか何とか・・。それでもこんな大事故なのに、放射能が何気に軽減されているように感じなくもありません。

ものすごい数の人間がここを離れ始めています。私の周りでも地震ではもちろん、地震に関係ない人までが旧に亡くなったりしています。強烈な波動の変化が始まっているのではないのでしょうか。

いわきにはもう戻らないとは思いますが、まだどの方向に向けて踏み出すか、メッセージがくるまで、今は湖の上野込めんのさざ波を静かにさせているところです。

内なる強い光は、放射能さえも軽減するだろうと思うようにしています。

今こそ意識を会わせて、光のエネルギーを増大させて、奇跡を引き寄せる時です。時の流れも一段と加速を始めたように感じます。元のバイブレーションに戻すことにリアリティーを感じません。

バラバラだった人々の気持ちが再びつながり、意識の目覚めが起きていくことを願っています。奴らが引き金を引いたとはいえ、今、日本はすごいチャンスを与えられていると思います。

またお会いするときを楽しみにしています。

被災した人たちを過疎地に大量に移住させて、農園をたくさんつくりたいですね。たくさんのコミュニティーを作って行く。新しいエネルギーを解禁し、開発していく。

内なる声と共に常にあること。

古い青写真を使い、バタバタと動き出すのではなく、一時、心を静かにし、天の声が聞こえるようになるまで、耳を澄ます。そして、たった今、あることに喜びを感じ、常に光とともにある。

この大峠を歓喜と共に越えましょう。天は道を指し示しています。

また会いたいな~

そんなことで連絡遅くなり、すみませんでした。取り急ぎ、現状報告でした。


ではでは、また

安藤栄作

p。s。2人の所に行った作品、数少ない地震前の貴重な作品になってしまいました(笑)。
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安藤さんが「奴らの仕業」と言っているのは、おそらくアラスカに本拠地がある米軍のHAARPのことを指していると思われます。「HAARPは気象をコントロールし、地震や津波を引き起こすこともできる」、とするロシア軍事専門誌もありますが、私自身はよくわからず何とも言えません。

ただ、毎日日本で起きている地震の震源地が北緯も東経もぴったり同じ場所が多いので、不自然だな、と思っています。地震と余震は同じ場所で何度も起こるものなのですかね?

例えば、東京湾だと「北緯35.5度 東経139.9度」で何度も地震が起こっています(気象庁発表)。マグニチュードは2~4と小さめですが。ここにエネルギーが溜まっている、ということなのでしょうか?地震学者、地震に詳しい方、ご教示ください。


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1 件のコメント:

空き缶拾い さんのコメント...

ゆみさん
既出だったらごめんなさい。
ゲームクリエイターの飯野賢治さんがブログに書いた、原発について息子さんに宛てて書いた文章です。とても優しく、心に響くものがありますので、もしよろしければ、ご一読下さい。

http://blog.neoteny.com/eno/archives/2011_03_post_514.html