2011/05/01

低レベル放射線と健康

先日、岡山に行ったときにロビン&ソフィアご夫妻(といっても日本人夫婦)を訪ねたのですが、そのとき、ロビンが撮ってくれたインタビューがYou Tubeにアップされました。10分ずつになっていますので、お時間と興味のある方はどうぞ〜

~子供たちを守りたい~どうなってる!? 福島原発と放射能汚染




さて、文科省が福島県内の小中学校の放射線の基準値を「年間20ミリシーベルト」というこれまでの20倍という高い放射線量にしたことで、さまざまな団体や個人が政府や関係者に撤回させるように声を上げています。

でも、今、この瞬間も福島にいる子どもたちは被曝し続けています。子どもたちは、保護者たちは、先生たちは、教育委員会の人たちは、どんな気持ちでいるのでしょう。

「20ミリシーベルト/年」の被曝は子どもには過酷すぎます。このことに抗議して辞任した内閣官房参与・小佐古敏荘氏の会見を観て、資料を読んでください。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20110430-00000450-fnn-pol
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html

私の元にも、子どもの健康を心配するお母さんたちから、たくさんのメールが届いています。

「幼いものほど放射線の感受性が高い」、という原則に照らして、自分の良心と直感に従って行動してください。「精神的感受性」(ほんの微量の放射能でも不安な人もいるし、かなり高い線量でも気にしない人もいます)は人によって違うし、実際の体(健康)への感受性も個体差があります。

放射線の影響は「これだけ浴びたら、必ずこうなる」、というのではなく、あくまで確率的影響しか言えないし、しかも実際病気になったとしても、それが福島原発からの放射能が原因である、と証明することはまず不可能です。

この前のブログでは「チェルノブイリ25年目」の映像を紹介しましたが、チェルノブイリ20年目にもこんな番組がありました。







この番組の5年後に、日本がこんなことになるとは・・・。

目に見えない、ニオイもしない、痛くも痒くもない放射能について体感するのは、本当に難しい。だからこそ、私たちはチェルノブイリの教訓に学ぶ必要があります。

地震国である日本に、こんなにたくさん原発が建設され、311以降も稼働しているのは、放射線のこの性質(見えない、におわない、痛くもかゆくもない)の影響が大きいと思います。もし、放射線が突き刺さるように痛かったら、あるいは臭かったら、原発はすぐに止まっていたでしょう。

今、私たちは他人の痛みを自分のものにできるかどうか、その想像力がどれぐらいあるのか、試されていると思います。私がもし神さまだったら、放射性物質を一瞬で無害化してしまいたいです。それができないので、脱原発/自然エネルギー推進をしながら、少しでも免疫をあげ、元気に生き抜く方法をご縁の方に分かち合っていくつもりです。

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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは、ゆみさん
いつか大阪の会に参加させて戴いたKです

>私がもし神さまだったら、放射性物質を一瞬で無害化してしまいたいです

の所なのですが、
『如意自在の生活365章』という本の、45~48ページに、関連したこと柄が書かれてありますので、一度ご覧になられては如何でしょうか?

見出し「人間感情の爆発及び地震噴火の多発の原因は、原子爆発による地球のエーテル体の裂傷が原因」

そして、修復の仕方も書かれてありました。