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ご存知のことと思いますが、すでに福島の多くの小中学校では311以来の積算放射線被曝量が文科省が定めた1mSv/yを越えています。
子どもたちの健康被害に危機感を抱く福島の親たちが原告になって、児童疎開を求める仮処分請求がこの24日(金)に郡山市の福島地裁に提訴されました。弁護団は、GMOコメ訴訟の主任弁護士の柳原敏夫弁護士と2006年志賀原発運転止し止め判決を下した裁判長の井戸謙一弁護士を含む8名です。
放射線懸念 「学校疎開」求め申し立て(TBS News)
http://news.tbs.co.jp/20110624/newseye/tbs_newseye4759733.html
仮処分申立書
http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/110624application.pdf
記者会見要旨
http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/110624PressRelease.pdf
当日、郡山市の記者会見では、海外の科学者たちからのメッセージも発表されました。
本裁判に対する科学者の声明
1、ECRR(欧州放射線リスク委員会)議長クリス・バズビー博士(和訳:森田玄)
http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/110623Statement-BusbyJ.pdf
とその原文
2、ピッツバーグ医科大学放射線科の放射線物理学名誉教授アーネスト・ス
ターングラス博士
(核実験の死の灰〔放射性降下物質〕による被曝で世界の子供たちの白血病・
ガン急増の事実を議会で報告し、これがきっかけで米ソ核実験停止条約が締結)
和訳(森田玄)
http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/110623Messag-SternglassJ.pdf
とその原文
これは実際的には1mSv/yの健康被害をめぐる科学裁判になると弁護団は考えています。したがって、申立書にもあるように、日本政府が依拠するICRP/IAEA勧告と真っ向から対立するECRR勧告が極めて重要な位置を占めると考えられます。
来月バズビー博士を日本に招聘しようと計画中です。その際は、資金や広報のご協力いただけるとありがたいです。
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昨日、第8回東京平和映画祭でもお伝えしたように、これから放射能汚染の中で生きていく私たち(おそらく一生です)は、長い長いたゆまぬ努力が必要になってきます。それでも生きている限り、できることも希望もあります。
今後も、このブログでは、さまざまな提案をし、わたしもできることをどんどん実行に移していきます。(まずは、それには元気に生き延びなくてはね。特に子どもたちのいのちが優先です!)
*読んでいただき、ありがとうございます。読んで下さる方がいるから、書くことができます。私の活動を「応援するよ!」という方は、下の緑のBlog Rankingのクリックをして下さいね。
1 件のコメント:
福島県郡山の地より、レディ・ガガさん来日の件で気になっていることがあります。
彼女のファンでもあり、日本を応援してくれれいることに感謝しています。
でも福島は汚染されてしまっています。
福島の食材が日本中に出回り、
特に学校給食に出され内部被曝が心配です。
彼女の”安全宣言”は、年間20mSv撤回活動に少なからずとも影響が出ていると感じているのは、私だけでしょうか?
日本の食べ物の安全基準地がどんどん上げられている現在の日本。
彼女の「現実をしっかりと受け止め見るべきだ」
”日本人の見ざる聞かざる言わざる”の習慣を破りなさいと!自分の頭で考え行動する!
本当に今私達日本人にとって、一番大事なことであり、原発事故は日本の運命をかける出来事です。
英語が話せれば、彼女にそのことを伝えたい!ゆみさんの力を貸してください!
彼女に、伝えてください!
福島の子供たち、日本の子供たちが今、おかれている現状、事実を!
お願いいたします。
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