2012/04/20

若狭湾の原発が事故を起こしたら・・・シュミレーション

再稼働で揺れる大飯原発のある若狭湾には15基の原発があります。これらの原発が事故を起こした場合のシミュレーションを青山貞一さんと鷹取敦さんがして下さいました。
 
日本政府は私たちの税金を何十億も使ったSPEEDIの情報も、米軍には速やかに提供したけれど国民には開示しませんでした。その理由は「パニックがコワい」でした。私に言わせれば、パニックより子どもを被曝させることのほうがずっとコワいです。

日本政府が情報を開示せず、マスコミも政府広報ばかりしている場合、地元住民は一体どうすればよいのでしょう。

青山さんによれば、日本の大学、国立研究所の先生たちがこぞって押し黙り、御用学者化している現実があり、多くの関連学会が個人でシミュレーションなどをしないようにと言うお触れを出しているとのことです。

そんな中、青山さんらが発表した研究成果は必見です。地元でも話題になっているそう。若狭湾地域に15基立地している高浜、大飯、美浜、敦賀の各原発(増殖炉は含まず)が地震、津波などを原因として甚大な事故を起こした場合の影響範囲、影響程度の数値シミュレーションを環境総合研究所(東京都品川区)が自主研究として行ったものです。詳しくは1、2、3の順番でリンクを読んで下さい。
*使用システムは自主開発のSuper Air 3D version 1.5.0.0です。

<緊急連載:ERI版SPEEDIによる原発事故の影響範囲推定>
       (第一次暫定速報)
◆青山貞一・鷹取敦:ERI版 SPEEDI ベータ版ほぼ完成
 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col999.htm
◆青山貞一・鷹取敦:原発事故の影響範囲推定 ①基礎と前提
 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-3d001.htm
◆青山貞一・鷹取敦:原発事故の影響範囲推定 ②若狭湾地域の概要
 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-3d002.htm
◆青山貞一・鷹取敦:原発事故の影響範囲推定 ③シミュレーション例示
 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-3d003.htm

上記研究は、一人歩きする可能性が大であり危険ですので一切の転載を禁止で、リンクはOKとのことです。青山さんたちのような良心的な学者が研究を続けられるよう、私たち市民社会が支援できる仕組みがあるといいですね。

青山貞一さんのAlternative Media
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-column1.htm


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