私はずっと『パパラギ』でした。でも、それも今日まで。
英語版を読んで興奮しまくった(原書はロシア語)『アナスタシア 響き渡るシベリア杉シリーズ1』の日本語版が出たので、今日からはこちら。
紀伊国屋では、この本と一緒に私が推薦する本のコーナーができているそうです(私の推薦の言葉も紹介されている、と出版社の人がさっき教えてくれた)。『アナスタシア』が沢山の人に読まれて、日本がより持続可能な社会に変化する助けになるといいなあ。
ロシアでは、『響き渡るシベリア杉シリーズ(全9冊)』を読んだ人たちが、ぞくぞくと自然回帰を始めている(ダーチャ=農園別荘に戻って、耕し始めている)と聞きました。
持続可能な社会を目指す環境を守りたい人は必読ですよ〜。
因に、『アナスタシア(1)』の解説文を光栄にも書かせていただきました。
それにしても・・・私の書いた本や推薦する本は、めったにヒットにはならないけど(これまででヒットと呼べるのは『戦争中毒』と『ローフード』だけ)、こういう人たちが書く本は大ヒットする。それが現実。
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国内で最強ののマーケッター
与沢翼×泉忠司×小玉歩の3人が
それぞれの新刊をもちより
全国出版記念講演を行います。
圧倒的な成功者たちの講演は必見です。
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私が今、日本にいたら、本をヒットさせる方法やイベント集客のコツを学びに参加すると思う。
私が本を出したり、イベントをするのは、世の中をもっと平和に持続可能にしたいから。でも本を書いても読まれなかったら、イベントをやっても集客できなかったら、意味がありません。
ネット時代の若者たちの中には、桁違いの稼ぎで影響力を持ち、世の中を変えようとしている人たちがいるんですね。
桁違いの金持ちを生むと、その一方で桁違いの数の貧困層を生むのではないか、って心配する私は、お金とうまく折り合いがついていません。私が時間をさいている仕事の多くは無報酬だし、自分たちで種をまいて、収穫して生きていく、そういうコミュニティを増やすことの喜びが大きいから。
こういう若者たちと自分を比べ(ギャップありすぎ〜。真逆の人生)、これまでの人生を振り返ると、私は原発事故を止められなかったこと(精一杯やったのに)の挫折感や敗北感が大きいことに気づきました。
福島第一原発の事故、未然に防ぎたかった。
大地震が原発を襲えば、こうなることはわかっていた。
でも、自分には力がなかった。影響力もなかった。今もない。
どうしたら、原発止められる?(エネルギーの選択を変えれば良い)
戦争も原発も人身売買も環境破壊もモンサントも遺伝子組み換えもTPPもみんな止めたい。
マシューくんは言うよね。止めることより、自分が望む世界を小さくても創造するほうが、早く現実になる、って。だから、鴨川でもハワイでも種をまいているわけだけどね。
今日はこの動画を観ていたら涙が止まらなかった。チェルノブイリから25年たって、ウクライナの汚染地域の子どもたちの中で健康な子はわずか6%。80%近くが慢性疾患を抱えている。過酷すぎる。原発事故が子どもたちに残した爪痕は深すぎる。
今週末は福島県相馬市から家族がやってきて、ハワイ島の我が家に泊まり、お話会もします。
<福島から避難した井上一家を囲む会>
2012年9月29日(土)午後2時@ハーモニクスライフセンターハワイ
(tel: 808-334-9616)
福島第一原発周辺の汚染地域に今も暮らす子どもたちのことを考えたら、泣いてばかりいる場合じゃない。一刻も早く避難させなくっちゃ、って意を新たにしています。
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