誰よりも福島第一原発の現状を熟知しているアーニー・ガンダーセンさんは、自分が被曝することや、原発事故が収束しない「地震国」日本に来ることのリスクを引き受けて来日し、東京、新潟、京都と各地で講演し、インタビューに応じてくださいました。彼は、私たち日本人と、この地球に生きるすべてのいのちのために行動するエンジニアで教育者なんだなあ、と思いました。
昨夜の東京講演会は、未来への展望に焦点をあてた、これまでとは全く違う内容でした。日本が今まさに岐路に立っていること、どちらの道(原発と心中?それとも、自然エネルギーで日本経済を立て直し、世界に貢献する?)を選ぶのか、と私たち一人一人が問われていると感じました。スマートグリッドや自然エネルギーのお話は、田中優さんを彷彿とさせました。
私はハワイ島からスカイプで参加して聞いていました(始まる前に仮眠をとっていて、最初の20分を聞き逃しましたが!)。いつもの講演内容とは違って、スマートグリッドを含む代替エネルギーの話が中心でした。日本企業はこの分野でも世界トップレベルなので、今こそ原発をやめて自然エネルギーの選択ができるように、企業を動かしてロビイングをするようにと話されました。
また、福島第一原発を収束させる知見がない東京電力には任せられないので、独立したマネージメント会社を設立するようにと促しました。
聞いていて、とても元気になりました。ただ時間帯が私にとっては午前10時から0時半までだったので、睡魔と闘いながらの参加でした。
ガンダーセンさんの講演はIWJと葛飾市民テレビ、ロイター、ドイツテレビなどが記録に残してくれました。リンクがわかり次第、動画をアップします。
昨日はほとんど寝ていないので、今日は眠ります。
ハワイ島では現在、ローフードのデトックスリトリート中です。(といっても、毎日、お腹いっぱいデザートを含むローフードを食べています)
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