2012/12/19

「総選挙が「左派」に最後のとどめを刺す」と語った米・マイケル・グリーン氏の言う通りの選挙結果!

先ほど複数のMLに投稿した文章を、こちらにもアップします。

私の使命はマスメディアとは違う角度からの情報発信。がっかりしている時間はもったいないから(人生とは、私がどう時間を使ったか、今この瞬間を何をして過ごしたかの集大成)、発信を続けます。

ーーーー以下、転載

今回の選挙結果には、楽観的な私でも落胆しています。
しかし落胆して何もしないではもっと悪くなりますので、できることを続けます。

私にできることは情報発信なので、引き続きそれをやっていきます。
(このメールを重複して受け取られた方は申し訳ありません。私と同じMLに属している、ということです)。

こんな興味深い記事が『東洋経済』にありました。

*総選挙が「左派」に最後のとどめを刺す マイケル・グリーン氏が語る日本政治/2012年12月14日(金)12:20
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-12101.html

軍需産業で食べている米国が日本に望むのは、国防費の増額です。国防費を増額させるには、アジアの緊張を高めればいいのです。今回の選挙の前の中国、韓国、北朝鮮の動向は偶然なのでしょうか。

上記は選挙前の記事ですが、結果は彼の言う通りになりました。

今から何を言っても、どんな分析をしようと、安部政権はすでに誕生し、次の選挙までは今回選ばれた議員たちが国政を運営していきます。彼らは3年以内の全原発の再稼働、改憲、国防軍の創設などを掲げています。引き続き、再稼働阻止、稼働中の大飯原発の停止、護憲と平和の実現のために力と知恵を合わせていく必要があります。

こんなマンガも(笑えない)、あり得ない話じゃないな、と思いました。
原発(事故処理のための)徴兵制・・
https://twitter.com/cmk2wl/status/280888982462676993/photo/1

さて、もう一つ、重要情報を。

新生児死亡率増加について、ドイツの放射線防護専門誌「放射線テレックス」の12月号の記事を、ドイツ在住の梶川ゆうさんが翻訳してくださいましたので、早速、つぶやきました。
https://twitter.com/kikuchiyumi/status/281113345141121024
日本人必読の記事だと思います。

原発の経済効果を評価する人がいますが、今回のような過酷事故があれば、財産もいのちも失います。


事故がなくても、原発周辺の新生児(乳幼児)死亡率は高いのです(アーネスト・スターングラス博士)。2006年、彼が初来日したときに通訳をさせていただきました。
http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/

このまま放射能汚染が続けば、日本の子どもが減っていきます。
地震国で次の事故を未然に防ぐには、すべての原発の全廃しかないはずです。

東京の各ゴミ焼却場では、焼却灰の放射能汚染が酷くて捨てられないためにドラム缶に詰めて貯めているとのことで、清掃局職員の被曝も環境汚染も周辺住民への健康被害も心配です。
http://diamond.jp/articles/-/26833

地震活動は活発になっているのに、原発なしで電気は足りているのに、再稼働ですか?
こんな狭い島国で、さらに放射性廃棄物を増やすのは狂っています。

私は四季折々の自然豊かな日本という国を、私の故郷を、失いたくありません。

以下、梶川さんからのメールです。ご縁の方に広めていただければ、と思います。
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皆様

この前もお知らせした、放射線テレックスの記事の続きの翻訳が出来上がりました。
これは、日本でフクシマ原発事故以来、新生児の死亡率が高まっていること、
その動きを、ケルプライン博士が分析しました。彼は、現在ミュンヘンの環境研 究所(Umweltinstitut)に所属し、大切な情報を与えてくださっている物理学者ですが、彼こそ、チェルノブイリ 後、ドイツの放射線による健康の影響を調査し、ことに子供たちに対する影響が大人より格段 に大きいことをドイツ人に知らしめた人でした。

彼が、今回、チェルノブイリ事故後の西ドイツ でのデータをフクシマ原発事故後の日本のデータと比較しながら、新生児の死亡率の増加について分析しています。どうか、お読みください。
http://donpuchi.blogspot.de/

日本の選挙の結果を見たときには、あまりのショックで引きこもりたくなりました。
選挙結果も政治もでも、国民以上のレベルになれるわけはないので、
これが日本国民ほとんどのレベルだと思うしかありません。情けないです。

でも、私がここで引きこもっていても、何の意味もないので、なにか
私のできることをまた探していくよりありません。日本は一体、これから
どんどんもっと右傾化して武器をもっと揃え、戦争を始める国になり
天皇万歳と死ぬように若者たちを戦場に送っていく国に戻るのでしょうか。


その右傾化の中、「経済」のことばかり口にしながらどんどんフクシマの事故の 犠牲者たちは捨てられていきます。本当に恥ずかしい国です。

でも、ここであきらめてしまって布団を被っていてもなんにもならないので
国も体制も当てにせず、市民の力でやっていけることをやっていくしかありません。


その意味で、皆様とも、来年もあきらめずに自分なりにできることをやろう、
と励ましあいたいと思います。


慌しい年の瀬ですが、暖かくして、落ち着いたお正月をお迎えください。

ゆうより
Yu Kajikawa

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遠くドイツから日本を想う気持ちは、私が今ハワイ島から日本を想う気持ちに通じます。

いつか来た道を日本が引き返すことがないように、1月16日に向けて全力投球です。
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2012/12/blog-post_9.html
お申し込みは50名程度です。一目、本物の「玉蔵」さんにお会いしたい方も、ぜひ。



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