2005/03/01

オープンジャパン用原稿

 大変長らくごぶさたしております。いろいろな人からオープンジャパンはどうなったの、ホームページも開かない、とご連絡をいただいていました。ご心配かけて申し訳ありません。コンピュータのトラブルが若干あった以外は何ごともなく、いたって元気にしております。
私たちはオーストラリア、ニュージーランドの11ヶ所で無事『911ボーイングを捜せ』の上映会を終えたあと、韓国で平和活動家たちに会いDVDを託し、2月11日に無事帰国しました。真夏の南半球から真冬の日本に戻るのはつらいかなあ、と心配していたのですが、韓国がマイナス10度でとても寒かったので、日本はかえって暖かく感じるぐらいでした。「韓国ショック療法」が効きました。
3カ国を回って印象的だったのはニュージーランドの市民の意識の高さで、911事件に関しても、平気で「あれは米国政府が対テロ戦争をでっち上げるための自作自演」という人が多くて、こちらが驚いてしまいました。道理でニュージーランドはイラクへ派兵していないわけです。国民の意識がここまで高かったら、あんな無茶苦茶な戦争と占領に派兵などできるわけがありません。 
帰国後は翌日から、京都、岡山、和歌山、大阪、瀬戸、名古屋、浜松、東京、横浜など10ヶ所で講演会と上映会をして、今は沖縄です。こちらにアパートを借りて、3月18日までじっくりできることをやります。
 最大の目的はひとりでも多くの人(米兵を含む)に『テロリストは誰?』と『911ボーイングを捜せ』を見てもらうことです。この2本のドキュメンタリーを見ると「何かしなくては、何かしたい」という気になってくれる人が多いので、そういう仲間を増やしたいのです。「平和への結集」で出会った沖縄の弁護士の金城睦さんが、暖かい手を差し伸べてくださっています。大病をされて療養中なのに、本当にありがたいことです。
 今日(2月28日)は沖縄県政記者クラブで「10人集まればどこでも出前上映します」と記者会見をしてきました。沖縄タイムズ、琉球放送、琉球新報社、西日本新聞、毎日新聞、共同通信が来てくれましたが、報道されるかどうかは未知数です。以下は沖縄滞在中の予定ですので、沖縄に友人・知人がいる方はぜひ転送をお願いします。

3月2日(水) きくちゆみさんを囲む懇談会 
場所:カフェレストラン「秋桜(コスモス)」電話098-886-2420
* 飲食代含む会費3千円。予約制、連絡先:885-8857(金城)
3月12日(土)ピース&エコ・フリートーキング ゲスト:きくちゆみ
場所:宜野湾ベイサイド情報センター 電話:098-942-8415
参加費:1800円(お茶・お菓子つき)連絡先:098-977-7388(やまさき)
3月13日(日)首里平和映画祭『911ボーイングを捜せ』上映会
場所:首里公民館・視聴覚室(駐車場がないので、モノレールでご来館ください)
入場無料 連絡先:090-4011-6488(きくち)

 昨年7月17日に行われ満員御礼だった東京平和映画祭が、今年も行われることになりました。フライヤーとチケット、公式サイトも完成しましたのでぜひご覧ください。 東京平和映画祭公式サイト: www.peacefilm.net
3月25日には第2回東京平和映画祭の記者会見とプレイベントを行います。入場無料ですので、興味のある方はぜひ。
 なお、第2回東京平和映画祭の前売り券はチケットぴあ(Pコード:551-053)か、以下の郵便振替口座に振り込んでご購入ください。
郵便振替:東京平和映画祭 00140-7-648099 
*1枚2500円。通信欄に枚数をお書きください。

東京平和映画祭は、みなさんのサポートで運営されています。個人・団体で20枚以上チケットを購入してくださる方は、第2次フライヤーに協力者としてお名前を掲載させていただきます。

<第2回東京平和映画祭 プレイベントのお知らせ>
日時:2005年3月25日 午後7時から(6時半から7時までは記者会見)
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター・センター棟300人室
入場無料(カンパ歓迎。東京平和映画祭はみんなのサポートで運営されています) 
内容(予定。内容は変更の可能性があります):
上映予定作品の一部上映と監督によるお話
911事件の真相究明:成沢宗男(週間金曜日)
パレスチナ・1コマサポータについて:森沢典子

映画祭当日(4月16日)に参加者全員に無料配布するパンフレット(16ページ、千部制作)に1コマ(3x3センチ)の広告やメッセージを載せて、東京平和映画祭を資金的に支えてくれる3x3スポンサー(1コマ9千円)を募集しています。お申し込みは完全原稿を<sponsor@peacefilm.net>へ送り、1コマにつき9千円を郵便振替:東京平和映画祭 00140-7-648099 (通信欄に3x3スポンサー、コマ数を明記)へお振込みください。締切りは3月10日、先着40コマまでです。

またNGO、NPO、個人のブース出展(店)も受け付けます。昨年は参加者の平和への興味が高く、商品が良く売れ、出展者に大変喜ばれました。1ブース3千円の出展(店)料です。お申し込みは、へお願いします。先着10ブースの予定です。

これから3月18日までは沖縄です。この間沖縄にいらっしゃる方は、米兵へのDVDプレゼント作戦を手伝ってくださるとうれしいです。ご連絡お待ちしています。辺野古の海上基地建設もあの手この手で中止にしましょうね。
最後に、ダグラス・ラミスさんの本『日本は本当に平和憲法を捨てるのですか?』(平凡社)からの言葉を贈ります。
「第9条を捨てることは、他国の人を戦争で殺す権利を自衛隊に与えるということです。これは、日本国民が本当に望んでいることでしょうか。まだ間に合います。もう一度、ここで考えてみません

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