今日は登戸にあるオーガニックレストラン「アリエルダイナー」で、ジル・ジョーダン(オーストラリアのマレーニーという淋しかった田舎町を素敵なコミュニティーに再生した張本人)の来日トークが行われました。通訳として同行しているデジャーディン・ゆかりさんは私の「オーガニックシスター」であり、私の人生で一番大変なときを共に過ごしてくれた大切な友人です。彼女の3人目の赤ちゃんのファビアン君のベビーシッターをするために、出かけてきました。
会場は満員で立ち見状態。あれでも50人以上断らなければならなかった、とオーナーのあべさんから聞きました。どうせ企画するなら、そういうイベントを企画したいな。あべさん、お見事。そしてマレーニーの魅力をいち早く日本に紹介したさやまゆりさんに感謝。今日はひさしぶりに、ゆりさんにもお会いしました(私たちの最新刊『ハーモニクスライフ』の表紙の写真を撮ってくれた写真家です)。www.arieldiner.com
今日のトークの中のキーワードは、パーマカルチャー、生活協同組合、地域通貨、市民バンク、オーガニックフード、環境に優しい建築、コンポストトイレ、自給自足、オルターナティブ教育・・・・どれをとっても、私の今の暮らしと関係あることばかりでした。ごはんもおいしかったし、楽しかったー。
ファビアンは生後6ヶ月で、自宅で生まれ、母乳だけで育っている超健康優良児。ずっしりと重たくて、まん丸の顔がいつも笑っている福福しい赤ちゃんです。今年1月にゆかりさんの家を訪れたときに、すっかり彼の笑顔に魅せられてしまい、今日は往復7時間の旅をして(送り迎えをしてくれた玄さん、こどもたちおつかれさまでした)きました。もう自分は赤ちゃんを産むことはないので、これからはどんどんベビーシッターをさせてもらおうと思います。
といっても、我が家の二人も3歳と4歳で、まだまだ手がかかります。今はアコ君がいてくれるからとても助けられていますが、彼がいなかったら、何もできないぐらい大変。4月4日から保育園が始まるのが待ち遠しいです。箱いっぱいの書類の山、仕事のリクエストの山、旅行の荷物でごったごたの我が家を見て、ため息をついています。
そうそう、アリエルダイナーでは東京平和映画祭のフライヤーも配らせてもらったら、チケットが7枚も売れました。うれしいおまけです。4月16日は800席(ぐらい?)を満席にして、東京平和映画祭のために来日するリー・ハーシュ監督をはじめ、上映作品のすべての監督、参加者、ブースへの出展者、スタッフ全員が喜ぶような映画祭にしたいです。それには、できることを日々重ねていかないと。前回のブログを書いたときがどん底なら、上がるのはまだこれからです。
ジルが教えてくれたこと。
1、小さく始めて大きく育てる(赤ちゃんと同じね)
2、意見の違いはそのグループを成長させる
3、多数決よりも、グループのひとりひとりの意見を聞いて、決定する
4、マーガレットミードが言ったことは本当。
5、何かを始める人は母親の役割。独り立ちできるまで、ビジョンを与え、サポートし、見守る。そして独り立ちできるようになったら、離れる(これも子育てと同じね)。
隣の部屋で赤ちゃんのお世話をしながらだったから、全部はちゃんと聞けていないけれど。本当に素敵な女性に出会えて、感謝。彼女は私の仕事にとても関心を持ってくれたので『テロリストは誰?』と『911ボーイングを捜せ』のDVDをプレゼントしました。マレーニーのコミュニティーでもこの作品が上映されるといいな。
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