ここは本州の沖縄なのかもしれません。横須賀港に浮かぶ大きな米軍の軍艦の姿に圧倒されます。昔から海軍があり、軍港として栄えたところで、小泉首相は祖父から受け継いだ頑強な地盤の絶対的支持の上で、独裁的な政治を行っています。「小泉首相はヒットラーみたいだ」という声があちこちから聞こえてきますが、本当はどうなのでしょうか。
ただはっきり言えることは、ヒットラーは一人ではあれだけのことはできませんでした。みんなが支持し、熱狂したから、できたのです。ヒットラーを支えた数多のドイツ人たちがホロコーストを可能にしたのです。だから、今小泉首相を支持している横須賀の人たちも、彼がやろうとしていることの本質を見抜いてほしいと思います。有事法制、イラク自衛隊派兵、郵政民営化(米国債に郵貯と簡保の340兆円が流れるでしょう)の先にまっているものはなんでしょうか?想像力を働かせませよう。
そんな横須賀(神奈川11区)にたった一人で乗り込んでいった天木直人さん。勝ち目はありません。でも万が一の奇跡にかけて、捨て身の挑戦。私は応援せずにいられません。風を起こしましょう。
天木さんの第1声はに8月30日、10時50分、横須賀中央駅前でした。約束の11時の15分ほど前に黄色い のぼりをもって息子さんと現れた天木さん。時間がもったいないので、 最初の演説を全国から集まった勝手連の私たちに10分ほどやり、それから11時定刻にもう 一度やりました。橋の上には立ち止まって聞いている横須賀市民もいま した。横須賀中央駅前に100名弱が集まったと思います。遠くは名古屋や長野から夜通し車を走らせて、駆けつけてきた人たちも いました。
「日本は苦しんでいる。それを助け出すのは私たちひとりひとり」
「今回の選挙は、日本がアメリカに追随して軍事国家になるのか、平和 国家に戻るのかの岐路だ。私と一緒に日本を救いましょう」
「自分は35年間外交官をし、イラク戦争に反対して外務省を首になっ た。失ったものはあまりにも大きかった。しかし、それで私はもっと大切な ものを得た。それは自由な自分自身だ。」というと大きな拍手が湧きました。
さらに、こどもを持つお母さんに「いのちが大事なら私に託してくださ い」
団塊の世代に「若いとき日本を変えようと燃えた。もう一度私と一緒に やりませんか」
戦争を体験した世代に「二度と戦争をしないと誓った。その想いを私に 託してください」と呼びかけました。
天木さんは話し終わると車にのっ て、次の遊説の場へ。
残った人たちは、木の下に集まって初顔合わせの相談。ミュージシャンのZAKIさんが『世界中みんな幸せになる』という 歌、
http://zaki.seesaa.net/
和水(かずみ)さんが日本国憲法第9条の「こころの歌」を歌いました。
心の奥深くに響き、あたたかいものが流れます。ありがとう。こころから。
そのあとは駅ビルの2階のスターバックスのテラスでいろいろ相談をし ました。
今回の選挙で勝手連で合法的にできることは
1、選挙に行こう、+自分のメッセージを書いて横須賀の町に立つこと(天木直人という名前はだめ)
「アメリカと一緒に戦争する国がいい?それとも平和な国がいい?」「独裁政治はいや」「NO War」「戦争やめよう」「自衛隊もどっ
てきて」「横須賀の決定が日本の運命を決めるので、私はここに来てい ます」とか、メッセージは各自言いたいことを書けばいいでしょう。
2、天木さんの正午の街頭演説に一人でも多くの人を行くように、友人 知人に伝えること。自分自身がいくこと。
3、横須賀/三浦の友人、知人(いないなら何とかつてを辿って)に天木直人さんのことを伝えることにつきます。
4、電話、個人メール、個人ファックスは自由ですよ。どんどん使いましょう。
午後は横須賀の商店街などで握手をしたり、車で町を回り、6時には JR横須賀駅前でも演説。初日は緊張でくたくたになったそうですが、な んとかやりきったようです。明日は朝起きられたら8時、正午12時に また京急/横須賀中央駅前、Yデッキの下だそうです。正午12 時だけは毎日欠かさないけれど、それ以外の時間は流動的でどう動くか わからない、とのことです。なので、とりあえず、毎日12時に京急 横須賀中央駅にこの間行ける人はいきましょう。私は今日8月31日、9月1日、9月2日、9月4日、5日、6日、7日、8日は横須賀に駆けつけたいと思っています(といっても遠いし、小さい子どもたちがいるので、難しいかもしれません)。
9月9日から14日までは米国平和省会議に出席するためにワシントンへ飛びます。
きくちゆみ
永田町で市民ロビイストをやっている関さんから、情報をいただきまし たので、紹介します。
=====
天木直人さんの演説をする場所から近いインターネットカフェを探した。
http://www.tenya.co.jp/map/yokosuka_chuo.gif
天丼「てんや」の左から地下1階へ細い階段で降りると、インターネッ トカフェ
http://www.ecafe.jp/hontakun4/app/info/img/map1.gif
神奈川県横須賀市若松町1−5−1
ほんたクンHyperCafe横須賀プライム店
電話:046-820-6833
がある。天木直人さんの演説をする場所から近いインターネットカフェ は、ここだ。
応援に駆けつけたい人にとって便利で格安な宿泊先は、このインター ネットカフェにナイトパック料金(=夜23時〜朝7時)1575円が、お得だと思う。
=====
遠方の方はご利用なさってはどうでしょうか?
きくちゆみの不定期日記。家族で自給自足を目指した13年間の南房総生活を経て、2011年3月の福島第一原発事故を機にハワイに移住。現在、主にハワイで健康コンサルタントとして、日本で「マスターラスール (コネクションプラクティス認定トレーナーと、認定コースアセサー)」として活動中。 20代から世界40カ国を旅した結果、現在の暮らしを選択。我が家の食と暮らし、健やかで活力ある身体を維持する秘訣、心の平安を保ち周囲に広げるラスール(コネプラ認定トレーナー)を養成する「ラスールジャパン」の取り組み、福島の子ども達をハワイで保養する「ふくしまキッズハワイ」などについて綴ります。 私の関わるイベント・講演会情報もこちら(転載はご相談ください)。
2005/08/31
2005/08/29
天木直人さんの第一声
天木直人さんの第一声は8月30日、午前11時、横須賀中央駅前(予定)です。どうぞこの情報を転送ください。
今日は「天木直人を勝手に応援する会」を立ち上げよう、と有志が横須賀に集まりました。天木さんご自身は毎日街頭演説をするだけけで精一杯で、ボランティアの受け入れもできないし、事務所もマンションの1室なので多くの人が集うという環境ではありません。だから私にできる応援といったら、8月30日の第一声のときに、ひとりでも多くの人に天木さんのお話を聞いてもらえるよう、ベストを尽くすことぐらいかな。あとは横須賀と三浦の友人/知人にあたる、ということ。
明日の週刊現代に天木さんの記事が載るみたいです。買いにいかなくっちゃ。
今日は「天木直人を勝手に応援する会」を立ち上げよう、と有志が横須賀に集まりました。天木さんご自身は毎日街頭演説をするだけけで精一杯で、ボランティアの受け入れもできないし、事務所もマンションの1室なので多くの人が集うという環境ではありません。だから私にできる応援といったら、8月30日の第一声のときに、ひとりでも多くの人に天木さんのお話を聞いてもらえるよう、ベストを尽くすことぐらいかな。あとは横須賀と三浦の友人/知人にあたる、ということ。
明日の週刊現代に天木さんの記事が載るみたいです。買いにいかなくっちゃ。
2005/08/28
天木直人さんの出馬の意味
昨日、複数のMLに投稿したものです。そうしたら、今日はぞくぞくと支持のメールが寄せられていました。横須賀の人はまだ残念ながらいないけど、今回の選挙の争点をイラク派兵にもっていければ、大きな意味があります。
きくちゆみです。転送を歓迎します(重複ごめんなさい)
私は、今度の選挙結果が、日本がアメリカと一緒に戦争の道を歩むのか、平和国家に戻るのかの岐路になると思っています。自分の選挙区には応援したい人がいないので、大阪/社民党の辻元清美さんと、神奈川/無所属の天木直人さんの応援をします。
天木さんの出馬に対してMLで否定的な意見も出ていますが、昨日の横須賀での記者会見に行ってきて、彼が小泉首相の選挙区で「イラクからの自衛隊撤退」を争点にすべく立ってくれたことに、私は心から感謝しています。
ご存知のように小泉首相の選挙区は、祖父・父から引き継いだ海軍基地の横須賀(と三浦)で、人気の首相が負けることはまずありえません。有権者40万のうち、半数強が投票し、彼の得票は17万、共産と民主をあわせても5−6万程度と聞きました。実際神奈川11区は天木さんが立つまで無風状態で、小泉首相は安心して全国に応援演説に行けるはずでした。
天木さんの会見には新聞がほぼ全社、テレビもNHK,TBS、神奈川テレビなどが来ていて、横須賀市庁舎4階の狭い記者会見室は満杯で、質問も活発でした。当然、みなさんがおっしゃっている「主張が正しいのは分かるが、民主党の票を奪うだけで、無意味な挑戦ではないか」とか「ドンキホーテでは」という質問も出ましたが、天木さんは自分が神奈川11区で出ることでメディアと国民の関心を引きつけ、選挙の争点を郵政ではなくイラクからの撤退に絞り、日本がアメリカ追従の戦争への道を選ぶのか、それとも平和の道へ立ち戻るのかの選択を有権者に問いたい、と答えました。そしてその主張は各紙に取り上げられました。風が起こり始めた、と私は捉えています。
もし、この選挙中に辺野古や各地で米軍基地反対に取り組む人、イラクから自衛隊に撤退してほしいと願う人、憲法を守りたい人、弱者に痛みを押し付ける小泉改革にNOというすべての平和派の人々(自分の選挙区に良い候補者がいる方はそちらを全力で応援してください)が勝手連としてここに集結することになれば、小泉さんとの一騎打ちに持っていく体制をつくることも不可能ではありません。小泉首相が万が一落選すれば、小泉政権は終わります。今ここで動かずにいつ動くのでしょう。2年後がどうなっているかはわかりません(今の米政権の焦りをみると、イラク戦争は拡大、イランや他国との新しい戦争が仕掛けられるかもしれません)。
今回の天木さんの出馬に対する平和派のみなさんの失望や批判は、それぞれごもっともです。でも彼がさんざん迷った挙げ句、何の後ろ盾もなく、たったひとりで立つという決意をしたからには、このチャンスを生かしませんか?
仮に彼が神奈川11区て民主党の斉藤つよしさん(この方は民主党の中では平和派/リベラル。参議院議員を辞めてしまうのはもったいない)や社民党の辻元さんの応援を決めたところで、それが選挙前に記事になることはなかったでしょう。彼の昨日の出馬表明で、この選挙の本当の争点は郵政ではなく、平和への道(天木直人、社民党、共産党、民主党のごく一部など)を選ぶのか、改憲と戦争への道(自民党、公明党、自民党から分かれた新党、民主党の大部分)を選ぶかを問うことなのだ、ということが報道を通じて、少しは全国の有権者に伝わりました。これは平和/環境派にとっては拍手喝采ものであり、その意義はとてつもなく大きいと思います。天木さん自身には「日本をよりよくしたい」「小泉独裁と戦争にノー」ということ以外、私欲はありません。ご自身は捨て石になる覚悟だし、政治家になりたいわけでもありません。
彼はバックする組織も後援会も何もなく、たったひとりで闘っています。秘書役は選挙のことを何もしらない次男の隆史さんが仕事をやめて「おやじのサポートをする」と動いています。すてきな若者です。選挙資金も誰からも寄付は受けず、自己資金のみでお金のかからない愚直な選挙をするつもりです。毎日街頭(横須賀中央駅付近)で小泉首相の政策(とくにイラク派兵)の誤りと、本来の日本のいくべき道を、神奈川11区の有権者にひとりで訴え続けるということです。
彼の街頭演説の応援にいきませんか?第1声があがる8月30日は、プレスが集まります。平和や反戦の歌を歌える人、歌いませんか?楽器ができる人、楽器をもって、にぎやかしにいきませんか?私に連絡をください。8月30日は横須賀中央(京浜急行)に結集しましょう!私の携帯は080−6540−1047です。第1声のときにもし百人ぐらいが自発的に集まったら、大きな話題になると思うし、横須賀の有権者が興味をもって注目をするでしょう。
選挙期間中(8月30−9月10日)、事務所の電話番、車の運転、ビラ配り、街頭演説のにぎやかしでも、何でも、やってみようという方は、天木隆史さんと私にメールでお伝えくださいね。
amakitak@hotmail.com
yumik@fine.ocn.ne.jp
天木直人選挙事務所:横須賀市米が浜通り1−4−202(ライオンズマンション横須賀中央第5)事務所開きは8月28日夜、電話は8月31日から:046-826-2359
*京浜急行(品川や蒲田を通ります)の横須賀中央駅そば
彼は外国紙とも付き合いが多いので、海外紙にも記事を書いてもらい、日本の外交がいかにアメリカ追従で違法な戦争に加担しているか、今こそ本来の道へ戻るときだ、ということを訴えていくつもりです。私は広報のサポートをさせていただきます。違法な戦争をあれこれ理屈をつけて肯定する小泉首相には、早く退陣してほしい。間違いをさっさと認めて、自衛隊を撤退させましょう。毎日1億円ももったいな−い。
きくちゆみ
追伸:おとといの台風直撃で順調に育っていた稲の半分が土砂崩れで埋まってしまいました(T T)。ガラスが2枚割れ、ふとんがびしょぬれ。今日は大掃除と布団干し、ガラスの破片を拾い集め、生き残った稲を助けるべく、大わらわです。
明日28日夜、天木直人選挙事務所の事務所開きを細々とやりますので、興味のある方はDMでご連絡ください。取材が入る予定。
yumik@fine.ocn.ne.jp
*天木選挙のテーマソングはこれにしようかな。
小泉首相のやり方じゃ弱者はもっと追いつめられてしまうから。
「世界中みんな幸せになる」
野生化の時代 http://zaki.seesaa.net/
きくちゆみです。転送を歓迎します(重複ごめんなさい)
私は、今度の選挙結果が、日本がアメリカと一緒に戦争の道を歩むのか、平和国家に戻るのかの岐路になると思っています。自分の選挙区には応援したい人がいないので、大阪/社民党の辻元清美さんと、神奈川/無所属の天木直人さんの応援をします。
天木さんの出馬に対してMLで否定的な意見も出ていますが、昨日の横須賀での記者会見に行ってきて、彼が小泉首相の選挙区で「イラクからの自衛隊撤退」を争点にすべく立ってくれたことに、私は心から感謝しています。
ご存知のように小泉首相の選挙区は、祖父・父から引き継いだ海軍基地の横須賀(と三浦)で、人気の首相が負けることはまずありえません。有権者40万のうち、半数強が投票し、彼の得票は17万、共産と民主をあわせても5−6万程度と聞きました。実際神奈川11区は天木さんが立つまで無風状態で、小泉首相は安心して全国に応援演説に行けるはずでした。
天木さんの会見には新聞がほぼ全社、テレビもNHK,TBS、神奈川テレビなどが来ていて、横須賀市庁舎4階の狭い記者会見室は満杯で、質問も活発でした。当然、みなさんがおっしゃっている「主張が正しいのは分かるが、民主党の票を奪うだけで、無意味な挑戦ではないか」とか「ドンキホーテでは」という質問も出ましたが、天木さんは自分が神奈川11区で出ることでメディアと国民の関心を引きつけ、選挙の争点を郵政ではなくイラクからの撤退に絞り、日本がアメリカ追従の戦争への道を選ぶのか、それとも平和の道へ立ち戻るのかの選択を有権者に問いたい、と答えました。そしてその主張は各紙に取り上げられました。風が起こり始めた、と私は捉えています。
もし、この選挙中に辺野古や各地で米軍基地反対に取り組む人、イラクから自衛隊に撤退してほしいと願う人、憲法を守りたい人、弱者に痛みを押し付ける小泉改革にNOというすべての平和派の人々(自分の選挙区に良い候補者がいる方はそちらを全力で応援してください)が勝手連としてここに集結することになれば、小泉さんとの一騎打ちに持っていく体制をつくることも不可能ではありません。小泉首相が万が一落選すれば、小泉政権は終わります。今ここで動かずにいつ動くのでしょう。2年後がどうなっているかはわかりません(今の米政権の焦りをみると、イラク戦争は拡大、イランや他国との新しい戦争が仕掛けられるかもしれません)。
今回の天木さんの出馬に対する平和派のみなさんの失望や批判は、それぞれごもっともです。でも彼がさんざん迷った挙げ句、何の後ろ盾もなく、たったひとりで立つという決意をしたからには、このチャンスを生かしませんか?
仮に彼が神奈川11区て民主党の斉藤つよしさん(この方は民主党の中では平和派/リベラル。参議院議員を辞めてしまうのはもったいない)や社民党の辻元さんの応援を決めたところで、それが選挙前に記事になることはなかったでしょう。彼の昨日の出馬表明で、この選挙の本当の争点は郵政ではなく、平和への道(天木直人、社民党、共産党、民主党のごく一部など)を選ぶのか、改憲と戦争への道(自民党、公明党、自民党から分かれた新党、民主党の大部分)を選ぶかを問うことなのだ、ということが報道を通じて、少しは全国の有権者に伝わりました。これは平和/環境派にとっては拍手喝采ものであり、その意義はとてつもなく大きいと思います。天木さん自身には「日本をよりよくしたい」「小泉独裁と戦争にノー」ということ以外、私欲はありません。ご自身は捨て石になる覚悟だし、政治家になりたいわけでもありません。
彼はバックする組織も後援会も何もなく、たったひとりで闘っています。秘書役は選挙のことを何もしらない次男の隆史さんが仕事をやめて「おやじのサポートをする」と動いています。すてきな若者です。選挙資金も誰からも寄付は受けず、自己資金のみでお金のかからない愚直な選挙をするつもりです。毎日街頭(横須賀中央駅付近)で小泉首相の政策(とくにイラク派兵)の誤りと、本来の日本のいくべき道を、神奈川11区の有権者にひとりで訴え続けるということです。
彼の街頭演説の応援にいきませんか?第1声があがる8月30日は、プレスが集まります。平和や反戦の歌を歌える人、歌いませんか?楽器ができる人、楽器をもって、にぎやかしにいきませんか?私に連絡をください。8月30日は横須賀中央(京浜急行)に結集しましょう!私の携帯は080−6540−1047です。第1声のときにもし百人ぐらいが自発的に集まったら、大きな話題になると思うし、横須賀の有権者が興味をもって注目をするでしょう。
選挙期間中(8月30−9月10日)、事務所の電話番、車の運転、ビラ配り、街頭演説のにぎやかしでも、何でも、やってみようという方は、天木隆史さんと私にメールでお伝えくださいね。
amakitak@hotmail.com
yumik@fine.ocn.ne.jp
天木直人選挙事務所:横須賀市米が浜通り1−4−202(ライオンズマンション横須賀中央第5)事務所開きは8月28日夜、電話は8月31日から:046-826-2359
*京浜急行(品川や蒲田を通ります)の横須賀中央駅そば
彼は外国紙とも付き合いが多いので、海外紙にも記事を書いてもらい、日本の外交がいかにアメリカ追従で違法な戦争に加担しているか、今こそ本来の道へ戻るときだ、ということを訴えていくつもりです。私は広報のサポートをさせていただきます。違法な戦争をあれこれ理屈をつけて肯定する小泉首相には、早く退陣してほしい。間違いをさっさと認めて、自衛隊を撤退させましょう。毎日1億円ももったいな−い。
きくちゆみ
追伸:おとといの台風直撃で順調に育っていた稲の半分が土砂崩れで埋まってしまいました(T T)。ガラスが2枚割れ、ふとんがびしょぬれ。今日は大掃除と布団干し、ガラスの破片を拾い集め、生き残った稲を助けるべく、大わらわです。
明日28日夜、天木直人選挙事務所の事務所開きを細々とやりますので、興味のある方はDMでご連絡ください。取材が入る予定。
yumik@fine.ocn.ne.jp
*天木選挙のテーマソングはこれにしようかな。
小泉首相のやり方じゃ弱者はもっと追いつめられてしまうから。
「世界中みんな幸せになる」
野生化の時代 http://zaki.seesaa.net/
2005/08/23
今、アメリカで起きているすごいこと
アメリカのひとりの母親が、イラク戦争を止めるかもしれません。
イラクの戦争で長男を失ったシンディ・シーハンの声を聞いてください。
http://www.meetwithcindy.org/movie2.htm
シンディ・シーハンは8月6日からブッシュ大統領に面会を求めて、大統領が夏休み休暇をとっているテキサスの牧場の外にたったひとりでキャンプを張り始めました。シンディが大統領に聞きたいことは、いたってシンプルです。
「ケイシーはどうして死んだのですか?」
「あと何人の親が私と同じ思いをしたら、イラクから軍隊を撤退させるのですか」
彼女は大統領から直接答えを聞くまで、動かないそうです。(今は急病で倒れた母親の看病でカリフォルニアに戻っています)
彼女の行動に今アメリカ中が共感して、これまでにないような大きな反戦運動が起きています。先週末行われたキャンドルビジル(ろうそくを灯して祈る会)は全米1600カ所で行われました。スローガンはただひとつ。ブッシュ大統領に対する「シンディーに会って」のひとことです。
この動きに、MoveOnや平和のための退役軍人会を始め、アメリカ中の平和/反戦グループも加わって、いまやキャンプ・ケイシー(シンディーの亡くなった息子の名前をつけた)には数千人の人がキャンプインしています。ブッシュ大統領の牧場の隣の地主も、共感して土地を提供してくれたり、また逆に不快感から銃を発砲されたり・・・。
この運動の広がりでブッシュ大統領の支持率は30%台に急落しました。そしてイラク戦争は間違っていた、という意見も過半数を越え、イラクからの撤退を叫ぶ声が日増しに大きくなっています。共和党の中からも撤退を叫ぶ声が出てきています。
シンディのメッセージをテレビで流す意見広告も始まりました。そんな中で広告の放映を拒むテレビ局が現れました。お金を払っても、反戦メッセージはだめ、ということのようです。戦争をしている国に言論の自由はありませんね。
http://www.msnbc.msn.com/id/9024790/
SALT LAKE CITY - A Utah television station is refusing to air an anti-war ad featuring Cindy Sheehan, whose son’s death in Iraq prompted a vigil outside President Bush’s Texas ranch.
The ad began airing on other area stations Saturday, two days before Bush was scheduled to speak in Salt Lake City to the national convention of the Veterans of Foreign Wars.
However, a national sales representative for KTVX, a local ABC affiliate, rejected the ad in an e-mail to media buyers, writing that it was an “inappropriate commercial advertisement for Salt Lake City.”
アメリカのメディアの寡占化はひどいものです。日本も似てるかな…。言論の自由がなくなると、戦争がやってきます。小泉ファシズムはごめんです。9月11日は、「平和/環境/こどもたち(や弱者)」のことを考えて投票しましょう。
シンディ・シーハンさんへの連帯のメッセージはこちらから送れます:
http://cindy.live.radicaldesigns.org/modinput4.php?modin=51
きくちゆみ
追伸:
*私の平和省会議参加のために「きくちゆみセット」を早速お申込みいただいた方に深く感謝します。私の本8冊、私が好きな本4冊の合計12冊(約12000円)を1万円でお送りしています。
振込先:00110-1-144224 ハーモニクスライフセンター
(通信欄に「きくちゆみセット」と書いてください)
*グローバルピースキットも好評です。『テロリストは誰?』『911ボーイングを捜せ』のDVDかVHSや「戦争中毒」も入っています。こちらも約1万4千円分を1万円で送ります。振込先は上記同様です。
(通信欄に「グローバルピースキット」とDVDかVHSかを書いてください)
*私たちも賛同しているワールドピースナウの記者会見があります。総選挙のさなか、ご多忙中とは存じますが、ぜひご取材をしてくださいね(メディア関係者へ)。
記
日時:9月1日(木)14時から
場所:参議院議員会館第2会議室
内容:「9.11BE−IN+WORLD PEACE NOWパレード」について
Vote for Peace 9月11日は平和のための投票を、 そしてピースパレードへ WORLD PEACE NOW パレード すぐもどれ自衛隊、終わらせようイラク占領、戦争も暴力もない世界を」集会とパレードについて
「すぐもどれ自衛隊」キャンペーン共同声明の発表
問い合わせ先
WORLD PEACE NOW実行委員会
東京都千代田区三崎町2−21−6−302 市民連絡会気付
TEL03−3221−4668 FAX03−3221−2558
イラクの戦争で長男を失ったシンディ・シーハンの声を聞いてください。
http://www.meetwithcindy.org/movie2.htm
シンディ・シーハンは8月6日からブッシュ大統領に面会を求めて、大統領が夏休み休暇をとっているテキサスの牧場の外にたったひとりでキャンプを張り始めました。シンディが大統領に聞きたいことは、いたってシンプルです。
「ケイシーはどうして死んだのですか?」
「あと何人の親が私と同じ思いをしたら、イラクから軍隊を撤退させるのですか」
彼女は大統領から直接答えを聞くまで、動かないそうです。(今は急病で倒れた母親の看病でカリフォルニアに戻っています)
彼女の行動に今アメリカ中が共感して、これまでにないような大きな反戦運動が起きています。先週末行われたキャンドルビジル(ろうそくを灯して祈る会)は全米1600カ所で行われました。スローガンはただひとつ。ブッシュ大統領に対する「シンディーに会って」のひとことです。
この動きに、MoveOnや平和のための退役軍人会を始め、アメリカ中の平和/反戦グループも加わって、いまやキャンプ・ケイシー(シンディーの亡くなった息子の名前をつけた)には数千人の人がキャンプインしています。ブッシュ大統領の牧場の隣の地主も、共感して土地を提供してくれたり、また逆に不快感から銃を発砲されたり・・・。
この運動の広がりでブッシュ大統領の支持率は30%台に急落しました。そしてイラク戦争は間違っていた、という意見も過半数を越え、イラクからの撤退を叫ぶ声が日増しに大きくなっています。共和党の中からも撤退を叫ぶ声が出てきています。
シンディのメッセージをテレビで流す意見広告も始まりました。そんな中で広告の放映を拒むテレビ局が現れました。お金を払っても、反戦メッセージはだめ、ということのようです。戦争をしている国に言論の自由はありませんね。
http://www.msnbc.msn.com/id/9024790/
SALT LAKE CITY - A Utah television station is refusing to air an anti-war ad featuring Cindy Sheehan, whose son’s death in Iraq prompted a vigil outside President Bush’s Texas ranch.
The ad began airing on other area stations Saturday, two days before Bush was scheduled to speak in Salt Lake City to the national convention of the Veterans of Foreign Wars.
However, a national sales representative for KTVX, a local ABC affiliate, rejected the ad in an e-mail to media buyers, writing that it was an “inappropriate commercial advertisement for Salt Lake City.”
アメリカのメディアの寡占化はひどいものです。日本も似てるかな…。言論の自由がなくなると、戦争がやってきます。小泉ファシズムはごめんです。9月11日は、「平和/環境/こどもたち(や弱者)」のことを考えて投票しましょう。
シンディ・シーハンさんへの連帯のメッセージはこちらから送れます:
http://cindy.live.radicaldesigns.org/modinput4.php?modin=51
きくちゆみ
追伸:
*私の平和省会議参加のために「きくちゆみセット」を早速お申込みいただいた方に深く感謝します。私の本8冊、私が好きな本4冊の合計12冊(約12000円)を1万円でお送りしています。
振込先:00110-1-144224 ハーモニクスライフセンター
(通信欄に「きくちゆみセット」と書いてください)
*グローバルピースキットも好評です。『テロリストは誰?』『911ボーイングを捜せ』のDVDかVHSや「戦争中毒」も入っています。こちらも約1万4千円分を1万円で送ります。振込先は上記同様です。
(通信欄に「グローバルピースキット」とDVDかVHSかを書いてください)
*私たちも賛同しているワールドピースナウの記者会見があります。総選挙のさなか、ご多忙中とは存じますが、ぜひご取材をしてくださいね(メディア関係者へ)。
記
日時:9月1日(木)14時から
場所:参議院議員会館第2会議室
内容:「9.11BE−IN+WORLD PEACE NOWパレード」について
Vote for Peace 9月11日は平和のための投票を、 そしてピースパレードへ WORLD PEACE NOW パレード すぐもどれ自衛隊、終わらせようイラク占領、戦争も暴力もない世界を」集会とパレードについて
「すぐもどれ自衛隊」キャンペーン共同声明の発表
問い合わせ先
WORLD PEACE NOW実行委員会
東京都千代田区三崎町2−21−6−302 市民連絡会気付
TEL03−3221−4668 FAX03−3221−2558
2005/08/22
選挙のこと
大阪にある「人民新聞」というミニコミ紙に、以下の原稿を書きました。新聞が出る8月25日まで、転送はできません。
=========
政治を私物化する小泉首相ー郵政民営化は選挙の争点ではない
グローバルピースキャンペーン きくちゆみ
今回の選挙で問われているのは、郵政民営化の是非なんかでは絶対ない。最も大事なことは日本が戦後はじめて「参戦」したイラク戦争の是非であり、自衛隊のイラク駐留を続けるか否かだ。どこまでもアメリカ政府に追従し、戦争への道を開き、日本の富裕層だけの冨を増やしながら、弱者に痛みを押し付ける小泉首相の「改革」の是非こそが問われなくてはならない。
私はもちろん小泉改革に反対だ。彼のやったことで一番許しがたいのは、自衛隊のイラク派遣。長年日本が中東で築いてきた信頼を台無しにしてしまった。この責任をどうやって小泉首相はとるつもりなのか。もはや取り返しがつかないが、これ以上対日感情が悪化しないうちに、自衛隊を即刻撤退させたほうがいい。
日本がとるべき道は、軍縮を勧め、核兵器廃絶を実現させ、紛争の解決に武力行使をしないという憲法9条を世界の憲法とすべく世界に働きかける(アメリカを説得する)ことであり、防衛費を削減し、地球環境問題に積極的に取り組み、環境問題の解決のリーダーとなって世界の信頼を得ることだ。イラクでは劣化ウランの影響でガンや白血病などの病に苦しむ人々に医療支援を行い、貧困をなくすために第三世界への技術移転を行うことだ。
イラクへの自衛隊派遣は人道復興支援などではない。1日1億円も使って水を供給しているようだが、NGOに水供給をやってもらえば、はるかに効率がよく低価格で、イラクでの雇用も生むことができる。それでこそイラクの人々に役にたつ復興支援となることは、多くの人が指摘している通り。
違憲状態のまま、そして強行成立させたイラク特措法にも違反したまま(戦闘地域への自衛隊派遣は行わないことになっている)の自衛隊は、即時イラクから撤退させるべきであり、この選挙では憲法や教育基本法の改定の是非こそを問いたい。
今や戦争を始めたアメリカでさえ、「イラク侵略は誤りだった」という認識が過半数を越え、イラクからの即時撤退が叫ばれている。シンディ・シーハンというイラクで息子を殺された一人の母親が夏休み休暇中のブッシュ大統領に面会を求めて一人でキャンプを張ったことがきっかけとなって、かつてない大きな反戦運動が立ち上がり、ブッシュ大統領の支持率は30%台へと急落した。
それに引き換えここ日本では、その間違った戦争に自衛隊を派遣してしまった責任を小泉首相に問いただす声すら聞こえてこない。マスコミは、一体何を見て(あるいは見ずに)、何を報道しているのか。
9月11日の選挙で与党に投票する人は、戦争にイエス、サマワの自衛隊員が被曝(サマワは劣化ウラン汚染がひどい地域)することにイエス、弱者切り捨てにイエス、国際資本に郵貯と簡保のお金を渡すことにイエス、と言っているのと同じことだ。マスコミの情報を鵜呑みにせずに、よくよく考えて投票しよう。
さて、郵政民営化がどうして行われるのか?その回答は、米国政府が日本政府に毎年要求を突きつけている「年次改革要望書」の中にある。日本の政治がどのように動いてきたか、小泉首相が何をしてきたかは、これを読めばほとんど理解できる。日本人のためではなく、アメリカ政府のために働く小泉首相は、日本の政治を私物化しているとしか言いようがない。
衆議院の解散のきっかけとなった郵政民営化について、マスコミの論調はほとんど本質に触れていない。郵便局のサービスが良くなるとか、悪くなるとかばかりで、一番大事なことが国民に伝わっていない。
郵政民営化が行われるのは、郵便貯金と簡易保険にある340兆円という莫大な資金を、民営化して国際金融市場に流すことが目的だ。現在のように財政投融資に使われて、金権土建政治を存続させるのももちろん問題があるから(この点については『どうして郵貯がいけないの』(北斗出版)をお読み下さい)、改革は必要だ。しかし小泉首相のやり方では、日本人がこつこつためた貯金や保険積立金を、アメリカの戦争を支えるために渡してしまうようなものだ。
日本が保有している米国債(正式には米財務省証券。Tボンド、Tビルとも呼ばれる)は、今年の2月で7020億ドルという莫大な金額だ。1ドル110円で計算すると、約77兆円という日本の国家予算にも匹敵する額の米国債を保有している。この資金の原資になっているのが、私たちの銀行貯金。国際資本が狙っているのは、郵貯と簡保に預けられた340兆円という莫大な資金だ。実は、全国通津浦々の高齢者たちが愛用している郵便貯金は日本最大の銀行なのだ。郵政民営化が実現したら、この莫大な資金が米国債に投資されてしまう。
私たちの翻訳した『戦争中毒』の中にも書かれているが、アメリカの2兆ドルを越える国家予算のうち、自由裁量予算の半分以上が軍事費に使われいてる(来年度の軍事予算は5千億ドルを越えた)。こうなると、米国債を買うという行為は、アメリカに戦争資金を提供をしていることと変わらない。
このあたりは田中優氏の『戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方』(合同出版)に詳しいので、ぜひ参考にしてほしい。
だいたい、小泉首相は自分の通したい法案が否決されたからって、国会を解散していいのだろうか?選挙には莫大な金がかかり、それは私たちの税金で賄われているのだ(と書いているだけでも腹立たしくなってくる)。これでまた自民党が勝つようなことがあったら、この国の行く先は、米国と一緒に「でっちあげの」対テロ戦争を戦い、世界中から嫌われ、テロに怯え、福祉や教育はさらに切り捨てられ、子どもたちは希望をなくし、ますます荒廃していくだろう。
今回こそは、そうでない選択をしよう。まだ間に合う。小説『1000人になった人類』(白銀竜吉法師著、さんが出版。愛・地球博アースデイ第1回環境大賞受賞作品)の世界にならないように、この選挙で懸命な選択をしよう。
この新聞の読者がどんな人たちで、誰を応援しているのかは私にはわからないけれど、どうか選挙では現与党にだけはいれないように。投票したい人がいなくても、よりましな人を選んで、9月11日をより平和的な政権が誕生する日にしよう。
=========
政治を私物化する小泉首相ー郵政民営化は選挙の争点ではない
グローバルピースキャンペーン きくちゆみ
今回の選挙で問われているのは、郵政民営化の是非なんかでは絶対ない。最も大事なことは日本が戦後はじめて「参戦」したイラク戦争の是非であり、自衛隊のイラク駐留を続けるか否かだ。どこまでもアメリカ政府に追従し、戦争への道を開き、日本の富裕層だけの冨を増やしながら、弱者に痛みを押し付ける小泉首相の「改革」の是非こそが問われなくてはならない。
私はもちろん小泉改革に反対だ。彼のやったことで一番許しがたいのは、自衛隊のイラク派遣。長年日本が中東で築いてきた信頼を台無しにしてしまった。この責任をどうやって小泉首相はとるつもりなのか。もはや取り返しがつかないが、これ以上対日感情が悪化しないうちに、自衛隊を即刻撤退させたほうがいい。
日本がとるべき道は、軍縮を勧め、核兵器廃絶を実現させ、紛争の解決に武力行使をしないという憲法9条を世界の憲法とすべく世界に働きかける(アメリカを説得する)ことであり、防衛費を削減し、地球環境問題に積極的に取り組み、環境問題の解決のリーダーとなって世界の信頼を得ることだ。イラクでは劣化ウランの影響でガンや白血病などの病に苦しむ人々に医療支援を行い、貧困をなくすために第三世界への技術移転を行うことだ。
イラクへの自衛隊派遣は人道復興支援などではない。1日1億円も使って水を供給しているようだが、NGOに水供給をやってもらえば、はるかに効率がよく低価格で、イラクでの雇用も生むことができる。それでこそイラクの人々に役にたつ復興支援となることは、多くの人が指摘している通り。
違憲状態のまま、そして強行成立させたイラク特措法にも違反したまま(戦闘地域への自衛隊派遣は行わないことになっている)の自衛隊は、即時イラクから撤退させるべきであり、この選挙では憲法や教育基本法の改定の是非こそを問いたい。
今や戦争を始めたアメリカでさえ、「イラク侵略は誤りだった」という認識が過半数を越え、イラクからの即時撤退が叫ばれている。シンディ・シーハンというイラクで息子を殺された一人の母親が夏休み休暇中のブッシュ大統領に面会を求めて一人でキャンプを張ったことがきっかけとなって、かつてない大きな反戦運動が立ち上がり、ブッシュ大統領の支持率は30%台へと急落した。
それに引き換えここ日本では、その間違った戦争に自衛隊を派遣してしまった責任を小泉首相に問いただす声すら聞こえてこない。マスコミは、一体何を見て(あるいは見ずに)、何を報道しているのか。
9月11日の選挙で与党に投票する人は、戦争にイエス、サマワの自衛隊員が被曝(サマワは劣化ウラン汚染がひどい地域)することにイエス、弱者切り捨てにイエス、国際資本に郵貯と簡保のお金を渡すことにイエス、と言っているのと同じことだ。マスコミの情報を鵜呑みにせずに、よくよく考えて投票しよう。
さて、郵政民営化がどうして行われるのか?その回答は、米国政府が日本政府に毎年要求を突きつけている「年次改革要望書」の中にある。日本の政治がどのように動いてきたか、小泉首相が何をしてきたかは、これを読めばほとんど理解できる。日本人のためではなく、アメリカ政府のために働く小泉首相は、日本の政治を私物化しているとしか言いようがない。
衆議院の解散のきっかけとなった郵政民営化について、マスコミの論調はほとんど本質に触れていない。郵便局のサービスが良くなるとか、悪くなるとかばかりで、一番大事なことが国民に伝わっていない。
郵政民営化が行われるのは、郵便貯金と簡易保険にある340兆円という莫大な資金を、民営化して国際金融市場に流すことが目的だ。現在のように財政投融資に使われて、金権土建政治を存続させるのももちろん問題があるから(この点については『どうして郵貯がいけないの』(北斗出版)をお読み下さい)、改革は必要だ。しかし小泉首相のやり方では、日本人がこつこつためた貯金や保険積立金を、アメリカの戦争を支えるために渡してしまうようなものだ。
日本が保有している米国債(正式には米財務省証券。Tボンド、Tビルとも呼ばれる)は、今年の2月で7020億ドルという莫大な金額だ。1ドル110円で計算すると、約77兆円という日本の国家予算にも匹敵する額の米国債を保有している。この資金の原資になっているのが、私たちの銀行貯金。国際資本が狙っているのは、郵貯と簡保に預けられた340兆円という莫大な資金だ。実は、全国通津浦々の高齢者たちが愛用している郵便貯金は日本最大の銀行なのだ。郵政民営化が実現したら、この莫大な資金が米国債に投資されてしまう。
私たちの翻訳した『戦争中毒』の中にも書かれているが、アメリカの2兆ドルを越える国家予算のうち、自由裁量予算の半分以上が軍事費に使われいてる(来年度の軍事予算は5千億ドルを越えた)。こうなると、米国債を買うという行為は、アメリカに戦争資金を提供をしていることと変わらない。
このあたりは田中優氏の『戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方』(合同出版)に詳しいので、ぜひ参考にしてほしい。
だいたい、小泉首相は自分の通したい法案が否決されたからって、国会を解散していいのだろうか?選挙には莫大な金がかかり、それは私たちの税金で賄われているのだ(と書いているだけでも腹立たしくなってくる)。これでまた自民党が勝つようなことがあったら、この国の行く先は、米国と一緒に「でっちあげの」対テロ戦争を戦い、世界中から嫌われ、テロに怯え、福祉や教育はさらに切り捨てられ、子どもたちは希望をなくし、ますます荒廃していくだろう。
今回こそは、そうでない選択をしよう。まだ間に合う。小説『1000人になった人類』(白銀竜吉法師著、さんが出版。愛・地球博アースデイ第1回環境大賞受賞作品)の世界にならないように、この選挙で懸命な選択をしよう。
この新聞の読者がどんな人たちで、誰を応援しているのかは私にはわからないけれど、どうか選挙では現与党にだけはいれないように。投票したい人がいなくても、よりましな人を選んで、9月11日をより平和的な政権が誕生する日にしよう。
2005/08/19
平和省設立の会議とクシニッチのネットビデオ講演会
以下は今日、BCCで配信したメールです。
平和を希求するみなさまへ
米国の下院議員デニス・クシニッチの日本招聘に関して、多くの方にご賛同をいただきましたが、この夏の来日は延期されました。その代わりに来月9月19日、午後2時から、彼の講演会をネット映像で日米をつないで行うことが決定しました。(開場1時)
つきましては、スタッフになってくれる方を募集しますので、興味のある方はDMでご連絡ください。英語ができるスタッフも若干名必要です。場所はお茶の水の明治大学です。
クシニッチは現在、米軍をイラクからの撤退させる法案を米議会で成立させるために全力投球しており、来日が延期されてしまいましたが、日本時間の9月19日の午後2時から約1時間、平和を求める日本の私たちとの対話(クシニッチの講演につづき、質疑応答という形になります)を希望しています。質問したい方も合わせて募集します。質問希望者は内容を200字以内でDMできくちまで送ってください。(質問は短いほどうれしい。事前に英訳する必要があります)。応募数が多い場合はこちらで選定しますが、ご了承ください。
去る5月にロスアンゼルス郊外でクシニッチをインタビューしたとき、彼は「日本国憲法は世界が向かうべき道なので、変えないでほしい。アメリカはイラク戦争で道を誤った。世界から孤立しつつあるアメリカと同じ過ちを日本が犯す必要はない」、と発言しました。また、憲法9条こそが、日本の平和貢献を可能にしている、とまで発言したときには、正直言って驚きました。一般のアメリカ人や平和活動家ならまだしも、現役の米国議員で憲法9条についてここまで言及する人が存在することは驚きであり、希望でもあります。このインタビューを含んだクシニッチのビデオは希望者に実費1000円でお分けします。
イラク戦争に反対し、アメリカから大量破壊兵器をなくすこと、脱化石燃料・脱原発を唱え、再生可能エネルギーで温暖化に取り組むことなどを公約にして2004年の大統領選挙を闘った勇気あるクシニッチ議員に、直接触れることができるまたとない機会です。どうかご参加ください。
詳細はグローバルピースキャンペーンのメールニュースOpen Japan Boomerangで発表します。 ニュースの配信登録はこちらから: www.peace2001.org
私のDMは: yumik@fine.ocn.ne.jp
私は、ワシントンDCで9月10−12日に開催される平和省会議でアメリカの平和派の面々に、日本の憲法の素晴らしさを広くアピールするために渡米します。5泊6日(9月10−15)の予定ですが、同行したいメディア関係者はDMをください。この会議にはクシニッチはもちろん、パッチ・アダムスやマリアン・ウィリアムソンなども参加します。旅費は15万円程度、会議参加費は250〜350ドルです(経済状態により、参加費を選べます)。9月14日には、ワシントンのキャピトルヒルで平和省設立にむけてロビー活動をします。
【平和省会議への申し込みなどの詳細は、下記サイトから】
www.thepeacealliance.org/events/sept_conf_05.htm
<本を買って私を助けてください>
渡米の旅費とクシニッチ講演会にかかる費用を捻出するために、私の著書と訳書をまとめて1万円で販売します。セット割引価格としますので、よかったらこれを機会に読んでみませんか。もう既にお読みの方は、お友達にプレゼントしてくださいね。
振込先:郵便振替00110-1-144224 ハーモニクスライフセンター
*通信欄に「きくちゆみセット」と書いてください。
1、地球と一緒に生きる(環境問題の基本) 1785円
2、ハーモニクスライフ(自然療法と自然食)1575円
3、バタフライ(人類に起こりつつある変容)1260円
4、デニスクシニッチ(彼の政策を知ってね)1575円
5、戦争中毒(目からウロコの痛快コミック)1365円
6、テロリストは誰?ガイドブック 840円
7、911ボーイングを捜せ 840円
8、イラク後の世界と日本(姜さんも共著) 504円
(最後の3冊は友人の本)
9、楽して得して徳して楽しく暮らそう 350円
10、あなたの平和憲法を知っていますか 200円
11、11の約束(教育基本法を知ろう) 840円
12、Children of the Gulf War 500円
送料600円として、合計12234円を1万円でお分けします。
*「お餞別」「カンパ」も喜んでいただきます!
*グローバルピースキット(1万円)もまだありますが、『戦争のつくりかた』がなくなりましたので、代わりに『あなたの平和憲法を知っていますか』を入れています。
きくちゆみ
追伸:11月26日に東京平和映画祭for Youthの開催が決定しました。20代のスタッフを大募集中。おもしろいですよ。次回実行委員会は8月26日。希望者はご連絡ください。
www.thepeacealliance.org/
平和を希求するみなさまへ
米国の下院議員デニス・クシニッチの日本招聘に関して、多くの方にご賛同をいただきましたが、この夏の来日は延期されました。その代わりに来月9月19日、午後2時から、彼の講演会をネット映像で日米をつないで行うことが決定しました。(開場1時)
つきましては、スタッフになってくれる方を募集しますので、興味のある方はDMでご連絡ください。英語ができるスタッフも若干名必要です。場所はお茶の水の明治大学です。
クシニッチは現在、米軍をイラクからの撤退させる法案を米議会で成立させるために全力投球しており、来日が延期されてしまいましたが、日本時間の9月19日の午後2時から約1時間、平和を求める日本の私たちとの対話(クシニッチの講演につづき、質疑応答という形になります)を希望しています。質問したい方も合わせて募集します。質問希望者は内容を200字以内でDMできくちまで送ってください。(質問は短いほどうれしい。事前に英訳する必要があります)。応募数が多い場合はこちらで選定しますが、ご了承ください。
去る5月にロスアンゼルス郊外でクシニッチをインタビューしたとき、彼は「日本国憲法は世界が向かうべき道なので、変えないでほしい。アメリカはイラク戦争で道を誤った。世界から孤立しつつあるアメリカと同じ過ちを日本が犯す必要はない」、と発言しました。また、憲法9条こそが、日本の平和貢献を可能にしている、とまで発言したときには、正直言って驚きました。一般のアメリカ人や平和活動家ならまだしも、現役の米国議員で憲法9条についてここまで言及する人が存在することは驚きであり、希望でもあります。このインタビューを含んだクシニッチのビデオは希望者に実費1000円でお分けします。
イラク戦争に反対し、アメリカから大量破壊兵器をなくすこと、脱化石燃料・脱原発を唱え、再生可能エネルギーで温暖化に取り組むことなどを公約にして2004年の大統領選挙を闘った勇気あるクシニッチ議員に、直接触れることができるまたとない機会です。どうかご参加ください。
詳細はグローバルピースキャンペーンのメールニュースOpen Japan Boomerangで発表します。 ニュースの配信登録はこちらから: www.peace2001.org
私のDMは: yumik@fine.ocn.ne.jp
私は、ワシントンDCで9月10−12日に開催される平和省会議でアメリカの平和派の面々に、日本の憲法の素晴らしさを広くアピールするために渡米します。5泊6日(9月10−15)の予定ですが、同行したいメディア関係者はDMをください。この会議にはクシニッチはもちろん、パッチ・アダムスやマリアン・ウィリアムソンなども参加します。旅費は15万円程度、会議参加費は250〜350ドルです(経済状態により、参加費を選べます)。9月14日には、ワシントンのキャピトルヒルで平和省設立にむけてロビー活動をします。
【平和省会議への申し込みなどの詳細は、下記サイトから】
www.thepeacealliance.org/events/sept_conf_05.htm
<本を買って私を助けてください>
渡米の旅費とクシニッチ講演会にかかる費用を捻出するために、私の著書と訳書をまとめて1万円で販売します。セット割引価格としますので、よかったらこれを機会に読んでみませんか。もう既にお読みの方は、お友達にプレゼントしてくださいね。
振込先:郵便振替00110-1-144224 ハーモニクスライフセンター
*通信欄に「きくちゆみセット」と書いてください。
1、地球と一緒に生きる(環境問題の基本) 1785円
2、ハーモニクスライフ(自然療法と自然食)1575円
3、バタフライ(人類に起こりつつある変容)1260円
4、デニスクシニッチ(彼の政策を知ってね)1575円
5、戦争中毒(目からウロコの痛快コミック)1365円
6、テロリストは誰?ガイドブック 840円
7、911ボーイングを捜せ 840円
8、イラク後の世界と日本(姜さんも共著) 504円
(最後の3冊は友人の本)
9、楽して得して徳して楽しく暮らそう 350円
10、あなたの平和憲法を知っていますか 200円
11、11の約束(教育基本法を知ろう) 840円
12、Children of the Gulf War 500円
送料600円として、合計12234円を1万円でお分けします。
*「お餞別」「カンパ」も喜んでいただきます!
*グローバルピースキット(1万円)もまだありますが、『戦争のつくりかた』がなくなりましたので、代わりに『あなたの平和憲法を知っていますか』を入れています。
きくちゆみ
追伸:11月26日に東京平和映画祭for Youthの開催が決定しました。20代のスタッフを大募集中。おもしろいですよ。次回実行委員会は8月26日。希望者はご連絡ください。
www.thepeacealliance.org/
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平和省
2005/08/17
60年目の広島からイラクへ
8月7日にグローバルピースキャンペーン用に書いた原稿ですが、配信されていないので、まずここにアッップします。今年の夏は広島のあと、名古屋でも講演とコンサートをやり、そのあとは、アメリカ、韓国、オーストラリアから平和活動に関わる人たちが我が家に滞在していて、大忙しでした(夏は毎年そうなんだけど)。今、ちょっと一息ついたところです。
====
8月6日の広島からもどりました。そこには平和を祈り、平和を求め、平和のために行動する大きな「地球家族」たちが集っていました。原爆から60年という大切な節目に、広島に呼んでくれた中川圭子さんとゆかいな仲間たちに感謝します。平和シンポジウムは、お父さん役が水島裕雅先生、お母さん役が私、そして長男役に23歳の河原正生さん、長女役に高校生の堀田紗千さん、次女役に中学生の大崎詩歩さんという家族が平和についてざっくばらんに話し合っているかのような、アットホームな雰囲気の中で進行しました。集まったのは70余人と決して大人数ではありませんでしたが、なんとも暖かい、気持ちの良い集いでした。
シンポジウム終了後はみんなで灯籠流しに合流し、祈りをあわせました。川の中ではカヌーにのって流れから外れてしまいそうな灯籠を黙々と元に戻す作業を続けるバウさんと松田卓也さんの姿がありました。対岸では憲法9条の歌を早苗ネネさんや和水(かずみ)さんが歌い、サダコの甥っ子がボーカルをするゴッドブレスも歌いました。
灯籠の一つ一つに心を合わせていると、メセージが聞こえてきました。
「私の魂が本当に癒されるのはすべての核が廃絶されたときです」
はっとしました。60年がたってもう次の段階にいくのだ、とただ漠然と思っていたのですが、広島や長崎でいのちを落とした人たちが本当に癒されるには、この地球から核をなくしていくという気の遠くなるような作業を、粘り強く続けていくしかないのだ、と灯籠は教えてくれました。
こうして私たちが広島で祈る間にも、イラクでは占領と戦争が続き、猛暑の中水を求めながらいのちが消えていっています。60年前の広島、長崎で繰り広げられたことが、今もまた別の形で継続しています。どうか、イラクからの声も聞いてください。
きくちゆみ
======
★☆★バグダッドへ水を送る緊急支援にご協力ください★☆★
—イラク「命の水」支援プロジェクトからのお願いー
サダム政権崩壊から2年。米軍の占領政策破綻により、イラクでは相変わらず水と電気が不足しています。バグダッドも例外ではありません。7月19日の浄水場爆破によりサドルシティを始めとして市内領域の50%で給水がストップしました。(3日後に給水が始まりましたが、過去6週間のうち給水されなかった週が4回もありました)。
人々は常に水が来ない不安にさいなまれています。
イラクレジスタンス・レポートによると、バグダッドでは、水不足により、重症患者が続出しています。(以下、イラクレポートからの引用)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「私たちにできることは、このことによる死者を減らすことだけ。病院と診療所で見られる患者の数はひじょうに多いが、その原因はいつも同じです。子どもたちは汚染された水で重い病気になっています。それも家庭で普通に使っている水ですよ」
−バグダッドのシャブ地区で内科を専門とするハリド・アドナン医師が悲惨な状況を話したが、占領軍とその手先がレジスタンスとの戦闘や宗派間の不一致にしか関心を示さず、水処理問題を無視しているために事態は悪化の一途をたどっている。
イラクの首都バグダッドはチグリス川をはさんで2つに分かれている。この都市の居住者は、現在悩まされているような水問題を、かつて歴史的にも、何千年にわたって経験したことがなかった。
だが現在のバグダッドは、暑い夏に入って水不足の都市となり、その市民はきれいな水を切望しているものの、それを手に入れること
ができないでいる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夏には50度を越えるイラクで水がないことは生命に関わる問題だと認識し彼らを支援するためイラク「命の水」支援プロジェクトを設立しました。
私たちは
*バグダッド市内に井戸を掘ります(生活用水として)
*ミネラルウォーターをバグダッドに送ります(飲料水として)
井戸を掘る費用はおよそ12000ドル(500家族分)。
ミネラルウォーターは1家族1週間分として10ドル必要です。
★ みなさま、バグダッドの人々が無事にこの夏を過ごせるようにご支援ください。
★ 一口1000円(複数口歓迎)でお願いします。
★ 1000円で1家族の飲料水1週間分を送ることが出来ます。
イラク「命の水」支援プロジェクト振込み口座は
郵便振替口座 00150−4−540335
口座名 イラク「命の水」支援プロジェクト
・呼びかけ団体 イラクホープネットワーク、
リバーベンドプロジェクト、
劣化ウラン廃絶キャンペーン、
自衛隊のイラク派兵反対 声をあげる女の会
STOP!劣化ウラン弾キャンペーン
NPO法人 PEACE ON
・呼びかけ人 相澤恭行、安藤多恵子、池田真里、石坂 啓、石原みき子、石丸 朗、泉田守司、稲垣仁史、猪俣やよい、伊藤美好、今井泰子、岩崎久美子、生方 卓、荻野仁司、加藤千代、鎌仲ひとみ、神川辰子、きくちゆみ、河野義広、國場大介、こやままゆみ、齊藤力二朗、坂本一晃、佐藤好美、志葉 玲、醍醐 聰、高遠菜穂子、高橋茅香子、千早、中川 敬、にしだかずこ、平山基生、星川 淳、細井明美、宮城幸太郎、宮沢さかえ、向井雪子、毛利正道、森住 卓、渡辺一枝、(8月4日現在)
====
8月6日の広島からもどりました。そこには平和を祈り、平和を求め、平和のために行動する大きな「地球家族」たちが集っていました。原爆から60年という大切な節目に、広島に呼んでくれた中川圭子さんとゆかいな仲間たちに感謝します。平和シンポジウムは、お父さん役が水島裕雅先生、お母さん役が私、そして長男役に23歳の河原正生さん、長女役に高校生の堀田紗千さん、次女役に中学生の大崎詩歩さんという家族が平和についてざっくばらんに話し合っているかのような、アットホームな雰囲気の中で進行しました。集まったのは70余人と決して大人数ではありませんでしたが、なんとも暖かい、気持ちの良い集いでした。
シンポジウム終了後はみんなで灯籠流しに合流し、祈りをあわせました。川の中ではカヌーにのって流れから外れてしまいそうな灯籠を黙々と元に戻す作業を続けるバウさんと松田卓也さんの姿がありました。対岸では憲法9条の歌を早苗ネネさんや和水(かずみ)さんが歌い、サダコの甥っ子がボーカルをするゴッドブレスも歌いました。
灯籠の一つ一つに心を合わせていると、メセージが聞こえてきました。
「私の魂が本当に癒されるのはすべての核が廃絶されたときです」
はっとしました。60年がたってもう次の段階にいくのだ、とただ漠然と思っていたのですが、広島や長崎でいのちを落とした人たちが本当に癒されるには、この地球から核をなくしていくという気の遠くなるような作業を、粘り強く続けていくしかないのだ、と灯籠は教えてくれました。
こうして私たちが広島で祈る間にも、イラクでは占領と戦争が続き、猛暑の中水を求めながらいのちが消えていっています。60年前の広島、長崎で繰り広げられたことが、今もまた別の形で継続しています。どうか、イラクからの声も聞いてください。
きくちゆみ
======
★☆★バグダッドへ水を送る緊急支援にご協力ください★☆★
—イラク「命の水」支援プロジェクトからのお願いー
サダム政権崩壊から2年。米軍の占領政策破綻により、イラクでは相変わらず水と電気が不足しています。バグダッドも例外ではありません。7月19日の浄水場爆破によりサドルシティを始めとして市内領域の50%で給水がストップしました。(3日後に給水が始まりましたが、過去6週間のうち給水されなかった週が4回もありました)。
人々は常に水が来ない不安にさいなまれています。
イラクレジスタンス・レポートによると、バグダッドでは、水不足により、重症患者が続出しています。(以下、イラクレポートからの引用)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「私たちにできることは、このことによる死者を減らすことだけ。病院と診療所で見られる患者の数はひじょうに多いが、その原因はいつも同じです。子どもたちは汚染された水で重い病気になっています。それも家庭で普通に使っている水ですよ」
−バグダッドのシャブ地区で内科を専門とするハリド・アドナン医師が悲惨な状況を話したが、占領軍とその手先がレジスタンスとの戦闘や宗派間の不一致にしか関心を示さず、水処理問題を無視しているために事態は悪化の一途をたどっている。
イラクの首都バグダッドはチグリス川をはさんで2つに分かれている。この都市の居住者は、現在悩まされているような水問題を、かつて歴史的にも、何千年にわたって経験したことがなかった。
だが現在のバグダッドは、暑い夏に入って水不足の都市となり、その市民はきれいな水を切望しているものの、それを手に入れること
ができないでいる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夏には50度を越えるイラクで水がないことは生命に関わる問題だと認識し彼らを支援するためイラク「命の水」支援プロジェクトを設立しました。
私たちは
*バグダッド市内に井戸を掘ります(生活用水として)
*ミネラルウォーターをバグダッドに送ります(飲料水として)
井戸を掘る費用はおよそ12000ドル(500家族分)。
ミネラルウォーターは1家族1週間分として10ドル必要です。
★ みなさま、バグダッドの人々が無事にこの夏を過ごせるようにご支援ください。
★ 一口1000円(複数口歓迎)でお願いします。
★ 1000円で1家族の飲料水1週間分を送ることが出来ます。
イラク「命の水」支援プロジェクト振込み口座は
郵便振替口座 00150−4−540335
口座名 イラク「命の水」支援プロジェクト
・呼びかけ団体 イラクホープネットワーク、
リバーベンドプロジェクト、
劣化ウラン廃絶キャンペーン、
自衛隊のイラク派兵反対 声をあげる女の会
STOP!劣化ウラン弾キャンペーン
NPO法人 PEACE ON
・呼びかけ人 相澤恭行、安藤多恵子、池田真里、石坂 啓、石原みき子、石丸 朗、泉田守司、稲垣仁史、猪俣やよい、伊藤美好、今井泰子、岩崎久美子、生方 卓、荻野仁司、加藤千代、鎌仲ひとみ、神川辰子、きくちゆみ、河野義広、國場大介、こやままゆみ、齊藤力二朗、坂本一晃、佐藤好美、志葉 玲、醍醐 聰、高遠菜穂子、高橋茅香子、千早、中川 敬、にしだかずこ、平山基生、星川 淳、細井明美、宮城幸太郎、宮沢さかえ、向井雪子、毛利正道、森住 卓、渡辺一枝、(8月4日現在)
2005/08/05
♪原爆投下から60年、明日広島へ♪ - 11分14秒 - 2.6MB
明日朝一番で広島へ飛びます。今日のポッドキャストは、アメリカで初公開される原爆の極秘映像。60年間隠されてきた映像が初めてアメリカ国民の目に。サンダンスネットワークという衛星チャンネルが放映するそうです。観た人の感想を聞いてみたいものです。
明日、私にコンタクトとりたいかたは、新しい携帯に。 080−6540−1047
明日、私にコンタクトとりたいかたは、新しい携帯に。 080−6540−1047
2005/08/03
車のこと、友達の本のこと
スバルのR2という軽自動車を新車で買いました。都会ではまったく必要なかった車ですが、ここ鴨川に移ってからは足代わりにどうしても必需品になっていました。これまでドミンゴ(スバルの普通車で1200ccの7人乗り)の中古車を2台乗り継いできましたが、ドミンゴはもう生産中止なって久しく、中古で良い状態のものは入手しにくくなっていました。ドミンゴは大きさは軽自動車と同じですが、エンジンがパワフルで7人まで乗れるというのが、山暮らしで客人が多い我が家にはピッタリだったのです。
我が家は客人の送迎用に7人乗りはどうしても必要です。これは毎日は使わないので、中古車で何か見つけるつもりです。肝心なのは毎日子どもの送り迎えや買い物などに使う「足」のほう。我が家へ入る山道は狭くて急なので、ある程度パワーがあり、小さくて燃費のいい車を探しました。それでスバルのR2に決めました。1Lあたり20キロ以上(モデルによる)走り、軽自動車の中でもダントツの燃費です。外観もなかなかおしゃれ。ネットで検索して、新車を一番安く販売していた東京の西の端まで、これから車を取りにいきます。これでガソリン代と環境への負荷が少しでも減るといいのですが。
話は変わって、友人たちが合同出版から立て続けに本を出したので、紹介します。合同出版は私たちの本『ハーモニクスライフ』『戦争中毒』『テロリストは誰?』『911ボーイグを捜せ』を出してくれた出版社です。
1冊目は瀬川文子さんの『ファミリーレッスン 愛が伝わる魔法のコミュニケーション』。瀬川さんとはここへ越してから親しくなりましたが、最近は互いに忙しくてなかなか会えません。もうお孫さんまでいるけれど、「親業」や子どもへの暴力を防止するCAPなどの活動に走り回る、暖かく、優しく、はつらつとした魅力的な女性です。
結婚した相手が二人の子持ちだったためにいきなり母親になって苦労したことから「親業」に出会い、家族とのコミュニケーションの重要さを学び、やがて教える側に。家族(親子、夫婦)は人間関係の基本で、ここでの幸せな関係が人生に良き影響を与えるのはいうまでもありません。
ちょっとしたことですれ違ったままになったり、本当の気持ちが伝わらなくてつらい思いをしたり、人間関係の悩みはつきないですが、この本を読むと、同じことでも、その伝え方、コミュニケーションの取り方で、ぐーんと関係が改善することがわかります。タイトルこそ『ファミリーレッスン』になっていますが、より良い人間関係を創り、豊かな人生を送りたいすべての人に読んでほしいです。
もう1冊は、これぞまっていました!という本なんですが、田中優さんの『戦争をやめさせ環境破壊を食いとめる新しい社会のつくり方 エコとピースのオルターナティブ』。タイトルがやけに長いですね。田中さんとはブラジルで行われた地球サミットの準備をしていた1991年頃に知り合い、以来大変信頼を置いているNGO仲間です。彼の本はどれも環境問題に関わる人には必読だと思いますが、まだでしたら『環境破壊のメカニズム』『どうして郵貯がいけないの』(どちらも北斗出版)はぜひ。
今回の本は、そのタイトルが示している通りの内容ですが、現状をしっかり伝えてくれるだけではなく、そこから私たちの望む未来に移行するには、今何をすればいいか、何ができるか、の具体的な提案(すでに小規模だけど実践されているものも多々あり)がぎっしりつまっています。たとえば、貯金をするかわりに自分たちで市民バンクをつくる、就職するより自分たちで市民セクターの事業を興す、電力会社から買う電気を減らし(省エネもする)電気を自給してみる、ガソリンじゃなくて植物燃料で車を走らせる、半農半X(私の場合は半農半著)暮らしをしてみる、などなど。
一言で読後感を言うと、「わくわく」。ここのところ私が関わった映画や本は、『戦争中毒』にしろ『テロリストは誰?』や『911ボーイグを捜せ』にしろ、現状認識のための作品ばかりだから、「大変だ」「どうしよう」「なんとかしなくっちゃ」と思うところまででした。私はこれからの講演では、この本を持って日本中を回るつもりです。多くの人にこの本を読んでもらい、実際に行動を起こしてほしいからです。行動すれば、私たちが望んでいる未来が少しずつ現実のものになっていきます。
我が家は客人の送迎用に7人乗りはどうしても必要です。これは毎日は使わないので、中古車で何か見つけるつもりです。肝心なのは毎日子どもの送り迎えや買い物などに使う「足」のほう。我が家へ入る山道は狭くて急なので、ある程度パワーがあり、小さくて燃費のいい車を探しました。それでスバルのR2に決めました。1Lあたり20キロ以上(モデルによる)走り、軽自動車の中でもダントツの燃費です。外観もなかなかおしゃれ。ネットで検索して、新車を一番安く販売していた東京の西の端まで、これから車を取りにいきます。これでガソリン代と環境への負荷が少しでも減るといいのですが。
話は変わって、友人たちが合同出版から立て続けに本を出したので、紹介します。合同出版は私たちの本『ハーモニクスライフ』『戦争中毒』『テロリストは誰?』『911ボーイグを捜せ』を出してくれた出版社です。
1冊目は瀬川文子さんの『ファミリーレッスン 愛が伝わる魔法のコミュニケーション』。瀬川さんとはここへ越してから親しくなりましたが、最近は互いに忙しくてなかなか会えません。もうお孫さんまでいるけれど、「親業」や子どもへの暴力を防止するCAPなどの活動に走り回る、暖かく、優しく、はつらつとした魅力的な女性です。
結婚した相手が二人の子持ちだったためにいきなり母親になって苦労したことから「親業」に出会い、家族とのコミュニケーションの重要さを学び、やがて教える側に。家族(親子、夫婦)は人間関係の基本で、ここでの幸せな関係が人生に良き影響を与えるのはいうまでもありません。
ちょっとしたことですれ違ったままになったり、本当の気持ちが伝わらなくてつらい思いをしたり、人間関係の悩みはつきないですが、この本を読むと、同じことでも、その伝え方、コミュニケーションの取り方で、ぐーんと関係が改善することがわかります。タイトルこそ『ファミリーレッスン』になっていますが、より良い人間関係を創り、豊かな人生を送りたいすべての人に読んでほしいです。
もう1冊は、これぞまっていました!という本なんですが、田中優さんの『戦争をやめさせ環境破壊を食いとめる新しい社会のつくり方 エコとピースのオルターナティブ』。タイトルがやけに長いですね。田中さんとはブラジルで行われた地球サミットの準備をしていた1991年頃に知り合い、以来大変信頼を置いているNGO仲間です。彼の本はどれも環境問題に関わる人には必読だと思いますが、まだでしたら『環境破壊のメカニズム』『どうして郵貯がいけないの』(どちらも北斗出版)はぜひ。
今回の本は、そのタイトルが示している通りの内容ですが、現状をしっかり伝えてくれるだけではなく、そこから私たちの望む未来に移行するには、今何をすればいいか、何ができるか、の具体的な提案(すでに小規模だけど実践されているものも多々あり)がぎっしりつまっています。たとえば、貯金をするかわりに自分たちで市民バンクをつくる、就職するより自分たちで市民セクターの事業を興す、電力会社から買う電気を減らし(省エネもする)電気を自給してみる、ガソリンじゃなくて植物燃料で車を走らせる、半農半X(私の場合は半農半著)暮らしをしてみる、などなど。
一言で読後感を言うと、「わくわく」。ここのところ私が関わった映画や本は、『戦争中毒』にしろ『テロリストは誰?』や『911ボーイグを捜せ』にしろ、現状認識のための作品ばかりだから、「大変だ」「どうしよう」「なんとかしなくっちゃ」と思うところまででした。私はこれからの講演では、この本を持って日本中を回るつもりです。多くの人にこの本を読んでもらい、実際に行動を起こしてほしいからです。行動すれば、私たちが望んでいる未来が少しずつ現実のものになっていきます。
2005/08/02
8月6日は広島、9日は名古屋で会いましょう
おもしろい本の広告を、メルトモが教えてくれました。岩波書店のものですが、なかなかです。この本、500円は安いですね。ぜひ読んでみたいと思いました。
http://www.iwanami.co.jp/kenpou/index.html
本と言えば、友人二人が立て続けに合同出版から本を出しました。瀬川文子さんの『ファミリーレッスン 愛が伝わる魔法のコミュニケーション』と、田中優さんの『戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方 エコとピースのオルターナティブ』(タイトルが長いのは、出版社の趣味でしょうか?)。どちらもそれぞれ素晴らしいので、お勧めします。合同出版は私たちの『戦争中毒』『ハーモニクスライフ』『テロリストは誰?』『911ボーイングを捜せ』などを出してくれた出版社です。
さて、ずっと交渉を続けていたデニスクシニッチ下院議員のこの夏の来日が正式に延期されました。広島、長崎、沖縄、名古屋、福岡などで準備に奔走してくださったみなさん、来日を楽しみにしていたみなさん、ごめんなさい。その代わりにビデオ会議(ネットでつないで、リアルタイムで講演を聞き、対話ができます)が9月19日に東京で行われることになりました。その詳細は、追ってオープンジャパンブーメランとこのブログでお知らせしますね。
http://www.peace2001.org
クシニッチの来日が実現しても、しなくても私を呼んで平和の集いを持とう、と準備をしてくれたのが広島と名古屋。クシニッチの来日がなくなったことで集客が大変なのに、スタッフはいろいろと知恵を絞り、張り切って受け入れを進めてくれていて、頭が下がります。どうもありがとう!
広島は「ピースアクション広島2005」が8月6日の午後4時から、広島女学院のゲーンスホールにて(広島市中区上幟町11−32 電話:082−228−4131)。問合せ:082−992−0797(平和シンポジウムin広島)
http://www.heiwa-s.org
そして8月9日の名古屋は、玄さんも参加してミニコンサートもあります。
きくちゆみ&森田玄・ピース・トーク・ライブ
日時:8月9日(火)18:00開場、(開演は、18:30)
場所:名古屋市女性会館ホール(中区大井町)
(地下鉄名城線、東別院駅、1番出口徒歩5分)
入場無料、誰でも入場できます。
出演者、きくちゆみ、森田玄、9MAP(クマップ)
出演者紹介:
きくちゆみ、森田玄:日本では自給的生活を送るかたわら、アメリカに出かけていきアメリカが使用している劣化ウラン弾による放射能汚染を訴えるなどの活動とともに、音楽活動をしている。クシニッチ氏が2万通を超える賛同の声に押されて大統領候補になった時、日本に彼を紹介しました。
クマップ(9map):岐阜県大垣市の真宗大谷派の住職さんが中心になって作ったグループ。スマイルという平和な世界を願った歌をリリース。このグループはゆるやかなネットワークで、メンバーは、子供から高校生大人まで。
主催:クシニッチの名古屋講演を実現する会(クシニッチキャンペーン名古屋)
協賛:第9条の会なごや
たかだようこ tel/fax052−834−5122
====
今、エイミーグッドマンのデモクラシー・ナウを聞いていたら、ナイジェリアが旱魃で大飢饉が発生しつつあります。旱魃とイナゴの大発生のダブルパンチで100万人の子どものいのちが危険にさらされている、という話。本当に戦争なんてしている場合じゃないんだから。戦争に使うお金を、環境保全と飢餓・貧困の終焉に使うときがきています。
http://www.democracynow.org
http://www.iwanami.co.jp/kenpou/index.html
本と言えば、友人二人が立て続けに合同出版から本を出しました。瀬川文子さんの『ファミリーレッスン 愛が伝わる魔法のコミュニケーション』と、田中優さんの『戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方 エコとピースのオルターナティブ』(タイトルが長いのは、出版社の趣味でしょうか?)。どちらもそれぞれ素晴らしいので、お勧めします。合同出版は私たちの『戦争中毒』『ハーモニクスライフ』『テロリストは誰?』『911ボーイングを捜せ』などを出してくれた出版社です。
さて、ずっと交渉を続けていたデニスクシニッチ下院議員のこの夏の来日が正式に延期されました。広島、長崎、沖縄、名古屋、福岡などで準備に奔走してくださったみなさん、来日を楽しみにしていたみなさん、ごめんなさい。その代わりにビデオ会議(ネットでつないで、リアルタイムで講演を聞き、対話ができます)が9月19日に東京で行われることになりました。その詳細は、追ってオープンジャパンブーメランとこのブログでお知らせしますね。
http://www.peace2001.org
クシニッチの来日が実現しても、しなくても私を呼んで平和の集いを持とう、と準備をしてくれたのが広島と名古屋。クシニッチの来日がなくなったことで集客が大変なのに、スタッフはいろいろと知恵を絞り、張り切って受け入れを進めてくれていて、頭が下がります。どうもありがとう!
広島は「ピースアクション広島2005」が8月6日の午後4時から、広島女学院のゲーンスホールにて(広島市中区上幟町11−32 電話:082−228−4131)。問合せ:082−992−0797(平和シンポジウムin広島)
http://www.heiwa-s.org
そして8月9日の名古屋は、玄さんも参加してミニコンサートもあります。
きくちゆみ&森田玄・ピース・トーク・ライブ
日時:8月9日(火)18:00開場、(開演は、18:30)
場所:名古屋市女性会館ホール(中区大井町)
(地下鉄名城線、東別院駅、1番出口徒歩5分)
入場無料、誰でも入場できます。
出演者、きくちゆみ、森田玄、9MAP(クマップ)
出演者紹介:
きくちゆみ、森田玄:日本では自給的生活を送るかたわら、アメリカに出かけていきアメリカが使用している劣化ウラン弾による放射能汚染を訴えるなどの活動とともに、音楽活動をしている。クシニッチ氏が2万通を超える賛同の声に押されて大統領候補になった時、日本に彼を紹介しました。
クマップ(9map):岐阜県大垣市の真宗大谷派の住職さんが中心になって作ったグループ。スマイルという平和な世界を願った歌をリリース。このグループはゆるやかなネットワークで、メンバーは、子供から高校生大人まで。
主催:クシニッチの名古屋講演を実現する会(クシニッチキャンペーン名古屋)
協賛:第9条の会なごや
たかだようこ tel/fax052−834−5122
====
今、エイミーグッドマンのデモクラシー・ナウを聞いていたら、ナイジェリアが旱魃で大飢饉が発生しつつあります。旱魃とイナゴの大発生のダブルパンチで100万人の子どものいのちが危険にさらされている、という話。本当に戦争なんてしている場合じゃないんだから。戦争に使うお金を、環境保全と飢餓・貧困の終焉に使うときがきています。
http://www.democracynow.org
2005/08/01
鎌仲ひとみ&森住卓
昨日は東京の新宿で、タイトルのお二人と立て続けに対談がありました。鎌仲さんは映画監督で、第1回目の東京平和映画祭で『ヒバクシャ』を上映させていただいたご縁で知り合いました。『エンデの遺言』も彼女の作品です。昨日は今彼女が撮っている『六ヶ所村ラプソディー』の制作過程を発表する『六ヶ所村通信3』の発表会に呼ばれました。「六ヶ所村通信1−3」まで一挙上映したので、大勢の人がつめかけ、会場の新宿御苑インフォメーションセンターは満員でした。1時間の対談時間は楽しくて、あっというまに終わってしまいました。
そこから歩いて10分、こんどは新宿紀伊国屋本店。4階の画廊で森住卓さんの写真展が行われているのですが、そこで彼の本の完成発表会に合わせて、対談をしました。もともとは私と森住さんが共著で出すことになっている(もう原稿を書き終えた)『子どもに伝える核兵器廃絶』という本の発表会も兼ねていたのですが、編集者が病気になり、出版が一年延期されたために、その本はなし。ただ対談だけをする、という格好になりました。
普段無口な森住さんとのお話も、あっという間に1時間がたって、終わってからの本の販売もなかなか好調で、「戦争中毒」は売り切れてしまいました。アメリカからは、日本と中国と韓国/朝鮮のヒバクシャの映画を撮っているディビットたちも駆けつけてくれ、ロンドンからは、森住さんの写真展を主宰しているみどりさん、ウィリアム・ブルムの本などを翻訳している益岡賢さんとパートナーもきてくれて、普段ネットでしかやりとりしていない仲間たちが一同に会した(共通項は核問題/劣化ウランなど)、という感がありました。こうい日は本当にうれしいものです。
二つの対談が終わってからは、鎌仲さん、森住さん、みんなと一緒に伊勢丹7階のチャヤ/マクロビオティックという自然食レストランに行きました。おいしいごはんと、素敵な仲間がいれば、私は最高に幸せ。今の仕事(平和や環境問題についての執筆や講演)をするようになってから、大変なことはたくさんあるんだけど、素敵な人たちとの出会いに恵まれて、心はいつも幸せです。
今日は我が家に東京の八王子と三芳から4人のお客さんがランチを食べにきてくれて、またおいしいごはんを共にすることができました。ありがたい毎日です。真夏のオーガニックランチはこんなメニュー(ひとり乳腺炎で一切の動物食品と油がだめ、という制約の中で料理しました)です。
1、ぶなしめじとごぼうのまぜごはん
2、蒸し茄子のピリ辛ソース
3、ひじきの煮物
4、冬瓜とエリンギのあわ煮
5、トマトと大豆のサラダ
6、長いものしそ和え
7、みそ&キュウリ
8、蕎麦菜のサラダ
9、ぬか漬け3種(きゅうり、大根、人参)
10、とうふとわかめのみそ汁
11、梅干し/3年番茶
12、無農薬ぶどう(デザート)
太陽と大地と海の恵みに感謝して、ごちそうさまでした。
ランチは予約制で、お一人様1500円です。
ハーモニクスライフセンターでの宿泊は1泊2食で5000円です。森田玄が育てた畑からもぎたてのお野菜を、きくちゆみが無添加調味料で心を込めて料理しています。
そこから歩いて10分、こんどは新宿紀伊国屋本店。4階の画廊で森住卓さんの写真展が行われているのですが、そこで彼の本の完成発表会に合わせて、対談をしました。もともとは私と森住さんが共著で出すことになっている(もう原稿を書き終えた)『子どもに伝える核兵器廃絶』という本の発表会も兼ねていたのですが、編集者が病気になり、出版が一年延期されたために、その本はなし。ただ対談だけをする、という格好になりました。
普段無口な森住さんとのお話も、あっという間に1時間がたって、終わってからの本の販売もなかなか好調で、「戦争中毒」は売り切れてしまいました。アメリカからは、日本と中国と韓国/朝鮮のヒバクシャの映画を撮っているディビットたちも駆けつけてくれ、ロンドンからは、森住さんの写真展を主宰しているみどりさん、ウィリアム・ブルムの本などを翻訳している益岡賢さんとパートナーもきてくれて、普段ネットでしかやりとりしていない仲間たちが一同に会した(共通項は核問題/劣化ウランなど)、という感がありました。こうい日は本当にうれしいものです。
二つの対談が終わってからは、鎌仲さん、森住さん、みんなと一緒に伊勢丹7階のチャヤ/マクロビオティックという自然食レストランに行きました。おいしいごはんと、素敵な仲間がいれば、私は最高に幸せ。今の仕事(平和や環境問題についての執筆や講演)をするようになってから、大変なことはたくさんあるんだけど、素敵な人たちとの出会いに恵まれて、心はいつも幸せです。
今日は我が家に東京の八王子と三芳から4人のお客さんがランチを食べにきてくれて、またおいしいごはんを共にすることができました。ありがたい毎日です。真夏のオーガニックランチはこんなメニュー(ひとり乳腺炎で一切の動物食品と油がだめ、という制約の中で料理しました)です。
1、ぶなしめじとごぼうのまぜごはん
2、蒸し茄子のピリ辛ソース
3、ひじきの煮物
4、冬瓜とエリンギのあわ煮
5、トマトと大豆のサラダ
6、長いものしそ和え
7、みそ&キュウリ
8、蕎麦菜のサラダ
9、ぬか漬け3種(きゅうり、大根、人参)
10、とうふとわかめのみそ汁
11、梅干し/3年番茶
12、無農薬ぶどう(デザート)
太陽と大地と海の恵みに感謝して、ごちそうさまでした。
ランチは予約制で、お一人様1500円です。
ハーモニクスライフセンターでの宿泊は1泊2食で5000円です。森田玄が育てた畑からもぎたてのお野菜を、きくちゆみが無添加調味料で心を込めて料理しています。
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