2005/08/01

鎌仲ひとみ&森住卓

昨日は東京の新宿で、タイトルのお二人と立て続けに対談がありました。鎌仲さんは映画監督で、第1回目の東京平和映画祭で『ヒバクシャ』を上映させていただいたご縁で知り合いました。『エンデの遺言』も彼女の作品です。昨日は今彼女が撮っている『六ヶ所村ラプソディー』の制作過程を発表する『六ヶ所村通信3』の発表会に呼ばれました。「六ヶ所村通信1−3」まで一挙上映したので、大勢の人がつめかけ、会場の新宿御苑インフォメーションセンターは満員でした。1時間の対談時間は楽しくて、あっというまに終わってしまいました。

そこから歩いて10分、こんどは新宿紀伊国屋本店。4階の画廊で森住卓さんの写真展が行われているのですが、そこで彼の本の完成発表会に合わせて、対談をしました。もともとは私と森住さんが共著で出すことになっている(もう原稿を書き終えた)『子どもに伝える核兵器廃絶』という本の発表会も兼ねていたのですが、編集者が病気になり、出版が一年延期されたために、その本はなし。ただ対談だけをする、という格好になりました。

普段無口な森住さんとのお話も、あっという間に1時間がたって、終わってからの本の販売もなかなか好調で、「戦争中毒」は売り切れてしまいました。アメリカからは、日本と中国と韓国/朝鮮のヒバクシャの映画を撮っているディビットたちも駆けつけてくれ、ロンドンからは、森住さんの写真展を主宰しているみどりさん、ウィリアム・ブルムの本などを翻訳している益岡賢さんとパートナーもきてくれて、普段ネットでしかやりとりしていない仲間たちが一同に会した(共通項は核問題/劣化ウランなど)、という感がありました。こうい日は本当にうれしいものです。

二つの対談が終わってからは、鎌仲さん、森住さん、みんなと一緒に伊勢丹7階のチャヤ/マクロビオティックという自然食レストランに行きました。おいしいごはんと、素敵な仲間がいれば、私は最高に幸せ。今の仕事(平和や環境問題についての執筆や講演)をするようになってから、大変なことはたくさんあるんだけど、素敵な人たちとの出会いに恵まれて、心はいつも幸せです。

今日は我が家に東京の八王子と三芳から4人のお客さんがランチを食べにきてくれて、またおいしいごはんを共にすることができました。ありがたい毎日です。真夏のオーガニックランチはこんなメニュー(ひとり乳腺炎で一切の動物食品と油がだめ、という制約の中で料理しました)です。

1、ぶなしめじとごぼうのまぜごはん
2、蒸し茄子のピリ辛ソース
3、ひじきの煮物
4、冬瓜とエリンギのあわ煮
5、トマトと大豆のサラダ
6、長いものしそ和え
7、みそ&キュウリ
8、蕎麦菜のサラダ
9、ぬか漬け3種(きゅうり、大根、人参)
10、とうふとわかめのみそ汁
11、梅干し/3年番茶
12、無農薬ぶどう(デザート)

太陽と大地と海の恵みに感謝して、ごちそうさまでした。
ランチは予約制で、お一人様1500円です。
ハーモニクスライフセンターでの宿泊は1泊2食で5000円です。森田玄が育てた畑からもぎたてのお野菜を、きくちゆみが無添加調味料で心を込めて料理しています。

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