2011/08/22

日本のテレビとロシアのテレビ(ロシアトゥデイ)のどちらを信じますか?

我らがクリス・バズビー博士が、ロシアトゥデイに出演しています。

どなたかが日本語訳をつけてくださいました。ありがたいです。

さて、私はクリス・バズビー博士とは劣化ウラン弾の問題に取り組み始めたとき存じ上げていますので、彼の長年にわたる研究や活動に信頼を寄せています。一般の日本人は、バズビー博士のことをご存知ありません。でもこのロシアのテレビにはよくゲストコメンテーターとして出演しています。

バズビー博士は、先月来日して、東京、福島、千葉、そして国会議員会館でも講演し、日本からサンプルを持ち帰り測定して、福島から子どもたちを疎開させようと政府に対して集団疎開裁判をしている私たちを科学的にサポートしてくれています。

彼は「地震のあるところに原発を建てるのはまったく馬鹿げている。残った全ての原発も止めるべきだ。日本は最終的に原発を諦めるべきだ。こんな危険な発電方法に頼る必要はない」とインタビューの中で語っていますが、全く同感です。

最近の日本のメディアの論調は、すでに事故が収束に向かっている、という感じですよね。

私はまだ安心するのは早すぎると思っています。これから食品汚染が長く続きます。それによって内部被曝した場合の影響が出てくるのは、何年もたってからだからです。

日本政府や東京電力は事故をなるべく小さく見せたいし、少しの放射能なら安全、大丈夫、という科学者を優遇し、メディアもそういう人ばかりを起用しています。でも、そのとき犠牲になるのは、少しの放射能でも影響を受けやすい小さな子どもたちです。

日本中の人々が、いや、子どもを持つ親だけでもいいから、バズビー博士の警告に耳を傾けてほしいです。

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