さて、今私は鹿児島保険医協会での講演会を終えて、そのあとの2つの懇親会に出た後、ホテルでこれを書いています。昨日、長崎では『911の嘘をくずせ』を広めることの重要性に気づいた大平さんのお陰で、長崎での初上映会と座談会を持つことができました。ありがとうございます。西岡由香さん、森陽子さん、アカシヤスユキさん、戸田清さんなどと再会を喜びました。
大平さんは自分で『911の嘘をくずせ』のコピーを作り、友人、知人などに無償提供している行動力の人で、仕事はカトリックの診療所での勤務医です。なんだか、急にお医者さんとのご縁が深まっています。
彼が911事件に興味をもったきっかけは、たまたま資産運用のために為替取引をしていたときに、不自然な相場の動きがあることに気づいたこと。7月7日のロンドンテロの前にポンド下がり始め、それからテロがあって、暴落しました。国際金融投資家は事前にテロを知っていた可能性を示しています。
911事件の前には、アメリカン航空株とユナイテッド航空株の大量の空売りがあり、それからあの事件があって両社の株は大暴落しました。事前にあの計画を知っていて大もうけした人がいるんですね。
まだまだ日本のマスコミは911事件の真相究明をしようとしませんが、草の根では徐々に広がってきているのを実感しています。鹿児島では150人以上の方が熱心に私の講演と911事件の政府発表の矛盾点について耳を傾けてくれました。
この問題に熱心な鹿児島大学/平和学会の木村朗先生や、友人の橋ノ口みゆきさんも大勢の若い仲間たちと来てくれました。そもそも、この鹿児島保険医協会で私が講演することを提案してくれたのは、みゆきさんの友人の伊東一則さんだったのです。以前、串木野で講演をしたときに、素晴らしい眺めの彼の家にお邪魔させていただいたことがあります。
講演が終わると、伊東さんは「これでゆみさんは、日本全国の保険医協会を全国行脚だ。忙しくなるぞー」と、冗談を言っていました。講演の評判が思いのほか、よかったようです。なんと今年の6月9日に早稲田大学で行われる日本平和学会では911事件をテーマにした分科会があり、そこで私も発表することになったのです。
鹿児島は明治維新でも重要な役割を果たしたように、変革のエネルギーがあります。ここから平和の新しい動きが起こせるよう、一緒にがんばりましょう、と最後にごあいさつしました。病院は地域のコミュニティーセンターでもあります。お医者さんのグループが本気で911事件から始まった「対テロ戦争」に異議を唱えてくれたら、これほど心強いことはありません。草の根の力を私は信じています。
だいたい、戦争がテロの解決法になるわけがないし、テロに対して戦争をしかけたら、ますますテロが増えるだけです(これがグローバルピースキャンペーンの一貫した主張)。テロをなくすには、その根本原因の解決をすればいいのです。生存がおぼつかない程絶望的な貧しい生活をしている人々の暮らしを良くする——ちゃんと食べられて、きれいな水が飲めて、安心して眠れて、生き甲斐をもって生きられるようにするほうがいいです。戦争に使っている莫大な費用のごく一部で、簡単に実現できます。
特に、この911テロに関しては米国政府が関与していたか、自作自演の可能性さえあるのです。ですから、これを根拠に戦争をやってはいけないし、それを後方支援するなんて、もってのほか。私たちはつながって、つたえあって、「王様は裸だ」と言いましょう。
この保険医協会は「いつでも、どこでも、誰でも医療が受けられる」ことを目指しており、そのためには戦争をなくすこと、特に核戦争を防止し、核兵器を廃絶することなどを唱っている団体です。今回の九州の旅から新しい平和のうねりが始まる予感がします。
明日は、なんと「天国はつくるもの」のてんつくまんが宮崎から鹿児島に来るので、合流します。ますます、おもしろくなってきたぞ!
*この下のバナーをクリックしてくださると読む人が増えます