実は昨年の7月に土砂崩れがあって、我が家に入る道路は完全に封鎖されてしまいました。昨年7月、第3回東京平和映画祭から帰ったら通れなくなっていたのです(お陰で車は崖崩れの外側にいて、助かりました)。
その間、歩行用の簡易吊り橋(?)を使って(臨時に工事の人が作ってくれた)、崖崩れ現場を迂回してい歩いていました。
ここを通るたびに、「こんな体験、なかなかできないよね」と言って、よく家族で大笑いしたものです。
でも実際、子どもたちを毎日学校や幼稚園に送っていくこと、毎日の本やDVDの発送、講演の度に大きな段ボールを宅急便で送ること、講演のあと夜遅く戻って、車の中で寝てしまった子どもを抱いてこの「吊り橋」を渡ること、しかもそんなときに限って雨が降ったりすること!など、かなり大変な1年でした。
それを、事故もなく、乗り越えることができてよかったです。
昨日も平和学会の懇親会(楽しくて、2次会まで行った)を終えて、深夜過ぎに帰宅すると、雨が降っていました。道路が開通してなければ、崖崩れの外側に車を止めて、売れ残った書籍などの重たい段ボールを抱えて、吊り橋を歩いて渡らなくてはいけませんでしたが、昨夜はそのまま濡れずに家まで辿り着けました。そのありがたかったこと。
私は玄さんにいいました。「道路があるって、本当にありがたいね。この体験をするまで道路があることを当たり前に思っていて、感謝してなかったな。どっちかっていうと、狭いとかでこぼこだとか文句ばかり言っていた。だから、崖崩れがおきたのかな。私が道路のありがたさを思い出すように。ちゃんといつも感謝していたら、もしかしたら、崖崩れは起きる必要がなかったかもね」と。
玄さんは、「そうだよ。すべては自分が引き起している、というのがSelf Identitiy Ho'oponoponoの教えだよ」といいます(彼は最近、ロスまで飛んで、ハレアカラ・ヒュー・レンさんのワークショップを受けてきたのです)。そこから話しが発展して、じゃあ、戦争はどうして起きるの?戦争に反対すると、戦争はなくならないの?という話しになりました。
人類が繰り返す戦争、そして卑近な例では病気などは、すべて、その人がいのちに対して感謝していないから起きる、とホオポノポノでは考えます。だから、いつも「ごめんなさい、愛してます」といいます。嫌な体験に対して、自分がまったく悪いことをしていない(と思っている)のに「ごめんなさい」と言ったり、ましてや「愛してます」なんてとても言う気になれませんが、レンさんは、理屈はどうでもいいから、とにかくやってごらん、と言うのです。
戦争も病気もいやです。まして、子どもたちが理由もなく殺されるようなことは、絶対に嫌です。でもそのことに対して、ホオポノポノはまったく別のアプローチをしたほうが、反対するよりも(反対することは、かえってそのことにエネルギーを与えると考えます)その現象が消えるんだよ、と教えているのです。ネガティブな体験はその人がそのことから学び、その体験が必要なくなるまで(完全にいのちに感謝した状態になるまで)、繰り返し起こるのだそうです。
今回体験した道路のことのように、身近で簡単なことから、ホオポノポノを実践していこうと思いました。
6月17日、平和省プロジェクトの勉強会で、玄さんが学んだホオポノポノを共有する時間があります。どなたでも参加できますので、興味のある方は来てくださいね。(平和省に興味のない方は、3時半以降に来るといいでしょう)
<平和省プロジェクト勉強会>
日本に平和省ができるには、国会議員の過半数の賛成が必要です。そこに至る道筋には何があり、どんなことが必要なのか、市民ロビイストの関義友さんを招いて勉強会を企画しました。平和省プロジェクトに関心のある方は誰でも参加できます。
また、最近、アメリカでホオポノポノのワークショップに参加した森田玄の帰国報告、沖縄をまわってきた松島裕太の報告もあります。もしかしたら、前回大好評だった石塚ともの飛び入り報告もあるかもしれません。
日時:2007年6月17日 午後1時から5時(延長の可能性あり)
場所:キャンパス・イノベーションセンター5階「リエゾン・コーナー508」
最寄駅:JR山手線・京浜東北線 田町駅(歩1分)、都営三田駅(歩5分)
参加費:平和省プロジェクトJUMPメンバー 500円、一般1000円 (当日メンバーになれます)
講師:関義友、今村和宏 体験報告:森田玄、松島裕太
*内容とスケジュール(予定、変更の可能性あります)
1300〜1530 ロビイングを行うための基本原則について
講師:関義友、今村和宏
1540〜1700 体験報告(森田玄、松島裕太、他)
*延長の可能性あり。おいしい&楽しいごはんを一緒に食べましょう。
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5 件のコメント:
こんにちわ。
アースデイ千葉にいたTEAMGOGOのメンバーで、なぜか遺伝子組み換えの署名を集めていた矢作敬悟です。
僕はちょっと前から、「病気にならない生き方」=「感謝すること」だと考えていました。
何故なら、
①多くの医者や医療に携わっている方々が、感謝する心が大切だと言っている点
②大病を克服した人が必ずと言っていいほど「感謝することを学んだ」と言う点
③今の社会で病気がどんどん増えている点
などからです。
まさにホオポノポノですね!!
そのような考え方がアメリカにあることは知りませんでした。ありがとうございます。
ごめんなさい、愛してる。この記事拝見して、5月25日のポッドキャスト、再び聞かせていただきました。送っていただいた3冊千円セット、大変な思いをして自分のところに届いたことを考えると、ほんとに、ありがとうございます。道が元に戻ってよかったです。ごめんなさい、愛してる。これ、言う側も気持ちがいやされる気がする。
はじめまして。勝見と申します。
実は、参議院議員の秘書をしていのですが、「平和省プロジェクト」の勉強会は、私のような政界関係者でも参加できるものなのでしょうか。一応、私設なので公務員ではありません。講師を担当される関さんとは知り合いですので確認されても構いません。
昨日、私たちの事務所で進めている構想に関連して、国会である発展があっりました。「平和省」を進めている方々には興味がある内容ではないかと思い、ご案内に参りました。詳しくはリンクのNEWS記事をご覧ください。私たちは「人間の安全保障省」への第一歩だと考えております^^
ホオポノポノについては、まだまだ入り口の外側にたっているような、そこから、少しのぞいただけの状態です。少しずつ、言われたことでできることを実践して、また何か実感がでてきましたら、ブログに書きますね。
6月17日の勉強会は一般に開かれており、「平和省を日本にも創ろう!と」いうことに賛成してくださる方なら、どなたでも大歓迎です。政治の現場にいらっしゃる方にご参加いただけるのは、ありがたいことです。当日、お会いするのを楽しみにしています。
きくちさん、昨日は勉強会に参加させていただきどうもありがとうございました。
僭越ながらブログ(URL)にて所感を述べさせて頂きましたので、皆様へのメッセージとしての“ささやき”五行歌とともに、皆様でお読みいただけたら幸いです。
今後とも、限られたキャパシティーではありますが、意見参加させていただければと思います。また、伊勢崎さんについてですが、もしまったく接点がないようでしたら、よろしければ当事務所からご紹介させていただきますのでご検討ください。
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