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第4回東京平和映画祭のゲストとしてラダック(とオーストラリア)から来日してくれたヘレナ・ノーバーグ・ホッジさんが我が家に2泊して、この小さな農場と築200年の古民家での暮らしを体験してくださいました。小さな畑と田んぼが私たちに毎日もたらしてくれる豊かな食卓に、驚いていました。その間、彼女をポッドキャストのゲストにお迎えしましたので、ぜひ聞いてください。
このブログを読んでくれているあなたに、私が心からおすすめしたいのは彼女の本と映画『懐かしい未来』です。ヘレナさんは明日から韓国へ行き、その後ラダックへ行くそうですが、彼女の本は韓国では30万部も売れたベストセラーになっているそうです。韓国人のほうが、感度がいいですね。日本ではまだ5千人しか彼女の本を読んでいません。これから、きっとブレイクするでしょう!
グローバリゼーションのさまざまな問題を解決する鍵は、ラダックのような自給自足コミュニティーの中にもありますが、私たちがここで米や野菜を自給しながら、ご近所からときどき卵やミルクや魚をわけてもらい、24時間365日、好きなことをして暮らしている中にもあります。
食べ物をキーワードにローカリゼーション(地域化、あるいは地産地消費)を進めていくこと、具体的に言うと、あらゆる生産と消費の距離を縮めていくことが、環境問題から貧困や失業問題、そして紛争を防ぐことにまでつながっている、というのが、彼女との出会いによって以前にもましてよく見えてきました。今はローカリゼーションを進めていくことの可能性に、わくわくしています。
彼女の次なる計画は、オーストラリアにラダックのような(といっても、もちろん、彼女のライフスタイルにあった)ローカル・コミュニティーを創ることです。私たちもハーモニクスライフセンターを南半球とアメリカのどこかに創ることが次なる計画なので、もしかして「一緒にできるかもね」とすっかり意気投合しました。西洋の多消費(日本もですね)生活に対する対案を、ハーモニクスライフセンターで体験してほしいからです。今度の冬はオーストラリアの彼女を訪ねるつもりです。
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