私がこの活動を日本で初めてやったのは1990年秋のことですから、かれこれ21年も経つのですね〜。時が経つのは早い!
今はもう私はかかわっていませんが、1991年から一緒に事務局をしていた小島あずささんは現在も事務局長を続けて、活動を実りあるものにしてくれています。海のゴミの問題は解決はしていませんが、より多くの人が関心を持ち、解決に向けて行動を始めているのがうれしいです。
あなたもぜひキャプテンをやりませんか?近くの、あるいはお気に入りの海岸で仲間を募って、ゴミの調査をするのです。詳しくはJEANのホームページで。
さて、今日のテーマはトイレ!
私が都会生活で最後までクリアできなかった問題が水洗トイレでした。ゴミを減らす、生ゴミをコンポストする、洋服をリサイクルする、電気やガスや水を節約する、使い捨てのものを買わない、合成洗剤や殺虫剤など化学物質を使わない、自然食をする(添加物を食べない、そういう食品を買わない)、などは実践できても、トイレだけはどうしようもありませんでした。
トイレがなんで問題か?人間の糞尿は大地に戻れば肥料になり、発酵させればエネルギー(バイオガス)になります。それを下水道で集め、下水処理場で様々な化学物質を入れて「キレイ」にして、河や海に流してしまうのは、あまりにもったいない・・・、と考えながらも、都会ではどうしようもできずにいました。
その状況がここ鴨川に引越してから一転。自分たちの出したものは完熟堆肥にして、大地に戻せるようになり、循環の暮らしができるようになりました!!(めちゃ、ハッピー)
超ローテク手作りコンポスト・トイレにしてからは、ますます快適になりました。今、我が家には3カ所トイレがありますが、2カ所はコンポスト、残り1カ所はくみ取り式です。来年にはすべてコンポストにする予定です。
今日は、我が家のトイレが気持ちよかったから、という理由で、自分の建てようとしている家の参考にしようと学びに(遊びに?)来てくれた空間デザイナーの三橋玄くんをインタビューしました。
彼の子育て論、家やトイレに対する考え方に、共感したり、驚いたり、感心したり・・・。あとでポッドキャストにアップしますので、聞いてください。
若い世代が君津で始めている「開拓」プロジェクト、面白そうですね〜
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2 件のコメント:
こんにちは。山梨県の白州町に棲む、わたなべといいます。コンポストトイレのブログをみて、思わずコメントさせていただきます。いま、埼玉の飯能にある自由の森学園では、生徒たちの発案?により「プロジェクトうんこ」という取り組みが行われています。
彼ら彼女らの学校は清流、名栗川の上流にあり、自分たちが学校で流した排泄物が、どうなるのか?ということに疑問を感じ、始まった取り組みだと聞いています。
そして彼ら彼女らは、私の棲んでいる白州町にもやってきました。
そこで、人間の排泄物からバイオガスを収集トイレや、カンタービレ方式(つまり野だめ方式、これが結構いい)や、ウチの合併浄化槽を見てもらいました。
微生物の馴養という性質をうまく使い自分の手でしっかり管理してやれば、人間のウンチをエサに生活雑排水をも含めて微生物に分解してもらえるわけで、合併浄化槽というシステムも、それほど悪いシステムではないと私は思っています。
そんなわけで、上関の原発とかCHCHの地震とかリビアの傭兵とか深刻な問題がたくさんありますが、疲れたときの気分転換に、もしよければ
以下の「プロジェクトうんこ」の取り組み、のぞいていただけたりすると、うれしいです。競争を排した子供たちの学ぶ力は素晴らしいです。
http://d.hatena.ne.jp/musikusanouen/20110209/1297261683
こんにちは。
三橋玄です。ゆみさん、どうもありがとう。今日はトイレの絵を描いて、現場に行ってきます。
今回のトイレ制作のコンセプトを二つ決めました。
1 まるで草原に座っているかのように広々と感じられるトイレ。
2 参加型学習型トイレ。
(使う人が土に返すところまで参加していろいろな気づきのきっかけになるようなトイレ。)
完成したら使いに来てね~。
玄
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