2007/01/07

初仕事!おばかさんで〜?

2007年の初仕事は、新英語教育研究会主催の講演会とコンサートで、千葉の北の端にある野田市に行ってきました。我が家は同じ千葉県だけど南の端なので、車で3時間かかりました。

「クリアビューゴルフクラブ」という河川敷のゴルフ場なのですが、ゴルフだけでなく、研修や会社の出張などによく使われているホテルです。参加者は中学や高校、一部大学などで英語を教えている先生方で、いつもの講演会よりも本やビデオ(DVD)が飛ぶように売れました。私たちの作品は授業で教材として使えるものが多いからでしょうか。

ある高校の先生が『テロリストは誰?』を使って行った授業のプリントを下さいました。ラムゼークラークの演説などが英文解読などに使われていて、感激しました。こういうのって、本当にうれしい。

さて、講演とコンサートが終わってから、幼稚園に通っているこどもたちが、くすくす笑いながら、
「ママ、どうしてみんなで”おばかさんでー”って歌っているの?」と聞くのです。

ン???「おばかさんでー?何の歌のこと?」

一瞬、こどもたちが何を言っているのか分からなかったのですが、彼女が歌ってくれたメロディーで納得!
かの有名な「We Shall Overcome」の一節、 We Shall Overcome Some Day
のことだったんですよー。

爆笑しました!

確かに「ウィ・シャル・オーバーカーサンデー」って聞こえなくないですものね。
コンサートの最後に、みんなで一緒にこの歌を歌ったのですが(リクエストもあり)、これからはこの曲を歌うたびに私は吹き出してしまいそうです。

明日から沖縄に1週間行ってきます。

9日に沖縄本島の北部でも『911の嘘をくずせ』の上映会、10日は首里で言いたい放題のミーティング、そして14日にも上映会が決まっています。沖縄のみなさん、ぜひいらしてくださいね!

詳細はこちら:私のメルマガに書いたものを、ここに転載しますね!メルマガに登録してくれるとうれしいです!(やっと2000人を突破しました。読んでくださってありがとうございます)

○2007/01/10  18:30〜 新春早々の大放談/講演と映画上映の集い
     沖縄/首里汀良町ライオンズマンション守礼2
     イチャリバチョーデーセンター
 交通: モノレール首里駅から路線に沿って儀保方向へ徒歩5分
 会費: 500円 (茶菓子付) 定員:  50名 
(要予約)090-1829-2349(糸数)
○ 01/14(日)『911の嘘をくずせ』上映会とトーク 
13:00開場、13:30開演、沖縄青年会館2階会議室 tel 864−1780
 アクセス:http://www.okinawakenseinenkaikan.or.jp/index.html
 15:45からみなさんで意見交換
 六ヶ所村核再処理施設反対運動を続けているCyclubのメンバーの投げ銭
 ライブも予定しています。 参加費:千円

戻ってすぐ翌日にアメリカに飛びます。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは。私は新英研神奈川支部の和田と申します。
メールがわからず、ここに投稿しました。
1月5日新英研関東ブロック集会での講演、ありがとうございました。
お風邪は大丈夫でしょうか? 講演でゆみさんに「前で見てください」と言われ
走っていた者です。前で見てよかったです。

以下は三友社の『新英語教育』の読者欄に書いたものです。3月号に掲載予定です。
ご確認いただければと思います。講演会のことをHPにアップしたいと、考えていますのでそのときにはまた投稿いたします。ご活躍を楽しみにしています。
http://plaza.rakuten.co.jp/shineikenkngw
に何かございましたらご連絡下さい。


●きくちゆみ講演会に参加して
 1月5日新英研関東ブロック集会で、『戦争中毒』の監訳者・きくちゆみさんの講演会に参加した。著書『バタフライ』、ホームページ(http://www.harmonicslife.net/)を拝読し、ゆみさんが9.11同時多発テロの矛盾を追求し、防衛省ならぬ「平和省」の創設を目指していることを知り、実際にお話を伺うのを楽しみにしていた。抽象的な話題提供で終わらず、いくつかの具体的な提案を含んでいた。その1つとして、(インターネットでも話題になっていたが)郵政民営化の結果、「郵便貯金で米国債を買っている」という日本の現実をふまえて、「市民ファンド」「労金」などに預け替えることを提唱していた。きくちゆみさんが教えてくれたこと、それはこの21世紀は、お金を預けるという行為が中立的ではありえないというところまで来てしまったということ(子どもの頃、郵便局に貯金をするのが「善いこと」だと信じていた頃がなつかしい…)。つまり、自分の預貯金が戦争を支える資金にされかねない(すでに資金にされている…)こと。この雑誌を読まれているほとんどの人が戦争協力したくないはずだと信じる。しかしボーッとしていると消極的な形で戦争協力になっているかもしれないのだ。この現実は私自身にも受け止めにくい。例えて言えば、タンスに財産をしまっていて知らぬ間に家族が使い込んでいたら、管理しなかったことに関して責任が発生しているということである。この考えは夏目漱石『こころ』の主人公(最後に自殺をする先生)が学生時代に叔父に財産を預けていたら使い込まれたというエピソードにつながると思う。「叔父は叔父」だから「任せておけば安心」とはならないことを夏目先生は私達に示してくれた。 「日本は日本」だから「任せておけば安心」だとか、「お上のことに間違いはございますまいから」(森鴎外『最後の一句』)の20世紀は過ぎ去った。「アメリカのせいにばかりできないぞ、日本!」「他者のせいにばかりできないぞ、自分!」ということだと私は解釈している。 

匿名 さんのコメント...

こんにちは。私は新英研神奈川支部の和田と申します。
メールがわからず、ここに投稿しました。
1月5日新英研関東ブロック集会での講演、ありがとうございました。
お風邪は大丈夫でしょうか? 講演でゆみさんに「前で見てください」と言われ
走っていた者です。前で見てよかったです。

以下は三友社の『新英語教育』の読者欄に書いたものです。3月号に掲載予定です。
ご確認いただければと思います。講演会のことをHPにアップしたいと、考えていますのでそのときにはまた投稿いたします。ご活躍を楽しみにしています。
http://plaza.rakuten.co.jp/shineikenkngw
に何かございましたらご連絡下さい。


●きくちゆみ講演会に参加して
 1月5日新英研関東ブロック集会で、『戦争中毒』の監訳者・きくちゆみさんの講演会に参加した。著書『バタフライ』、ホームページ(http://www.harmonicslife.net/)を拝読し、ゆみさんが9.11同時多発テロの矛盾を追求し、防衛省ならぬ「平和省」の創設を目指していることを知り、実際にお話を伺うのを楽しみにしていた。抽象的な話題提供で終わらず、いくつかの具体的な提案を含んでいた。その1つとして、(インターネットでも話題になっていたが)郵政民営化の結果、「郵便貯金で米国債を買っている」という日本の現実をふまえて、「市民ファンド」「労金」などに預け替えることを提唱していた。きくちゆみさんが教えてくれたこと、それはこの21世紀は、お金を預けるという行為が中立的ではありえないというところまで来てしまったということ(子どもの頃、郵便局に貯金をするのが「善いこと」だと信じていた頃がなつかしい…)。つまり、自分の預貯金が戦争を支える資金にされかねない(すでに資金にされている…)こと。この雑誌を読まれているほとんどの人が戦争協力したくないはずだと信じる。しかしボーッとしていると消極的な形で戦争協力になっているかもしれないのだ。この現実は私自身にも受け止めにくい。例えて言えば、タンスに財産をしまっていて知らぬ間に家族が使い込んでいたら、管理しなかったことに関して責任が発生しているということである。この考えは夏目漱石『こころ』の主人公(最後に自殺をする先生)が学生時代に叔父に財産を預けていたら使い込まれたというエピソードにつながると思う。「叔父は叔父」だから「任せておけば安心」とはならないことを夏目先生は私達に示してくれた。 「日本は日本」だから「任せておけば安心」だとか、「お上のことに間違いはございますまいから」(森鴎外『最後の一句』)の20世紀は過ぎ去った。「アメリカのせいにばかりできないぞ、日本!」「他者のせいにばかりできないぞ、自分!」ということだと私は解釈している。