2008/01/15

藤田議員はなぜ911事件の追求するのか

昨夜、10日ぶりに鴨川に戻りました。うちの山は雪がちらついていて、家の中は0度。寒いです!

今日から2008年の仕事始めです。1月1日から今日までグローバルピースキャンペーンストアに注文をしていただいたみなさま、ありがとうございます。そしてお待たせしてごめんなさい。沢山注文が来ていますが、今日までに入金が確認できたものに関しては本日発送します。

藤田幸久BlogのGIF

藤田幸久のJPG

2008年1月10日の参議院外交防衛委員会での藤田幸久議員の質問は画期的でした。彼のブログにそのことに関する報告と、彼がなぜこの事件を追求するかの理由、そのときに委員会に所属する国会議員に配られた資料が掲載されましたので、ご覧ください。
http://www.election.ne.jp/10870/37036.html

「アフガニスタンの子供が9・11の最大の犠牲者だ」に全く共感します。そして、イラクの子どもたちも。わたしが911事件の真相を明らかにしたいのは、この事件が「対テロ戦争」や「テロ特措法」(日本)や「愛国者法」(アメリカ)を正当化し、わたしたちの税金を無駄にし、自由を奪い、戦場にされた国に住む無実の子どもたち、女性たち、お年寄りのいのちを奪い、そして兵士にされた前途ある若者たちが傷つき、殺され続けているからです。こんなことをいつまでも許してはいけません。

また読者の方がこの動画の方が鮮明だ、と送ってくれましたので、アップしておきます。



藤田議員がおっしゃる通り、この事件の疑問に対する説明責任はアメリカ政府にあります。FBIが事件直後に没収したペンタゴン向かいのホテルのビデオ映像を公開すれば、ペンタゴンに突っ込んだものが本当にボーイング757型機なのかどうかに関する不毛な論争には終止符が打たれるでしょう。

米国政府の911委員会報告は重要な点が省かれていますし、事実と違うこと(嘘)もあります。報告書を熟読したグリフィン氏は「あの報告書には一行でも真実があるのだろうか」と酷評しています。

WTCでの爆発証言は省かれ(清掃人だったウィリアム・ロドリゲス氏や複数の消防士が証言しているのにも関わらず)や、第7ビルの崩壊に関する記述がないことは特筆すべきです。なぜなら第7ビルこそ、この事件の鍵を握っていますから。

グリフィン教授(The New Pearl Harbor『911事件は謀略か』)や911 Commission Report:Ommissions and Distortionsの著者)ではありませんが、米国政府の報告書は、Ommisssions(省略)とDistortions(歪曲)が多すぎて、まともな報告書にはなっていません。だから、あれを基に議論しても無意味です。まあ、政府の隠蔽体質を明らかにするにはいい資料ですが。

グリフィンのこの本もやっぱり翻訳しないとだめかな(でも時間が・・・)。じゃないとあっさり騙されてしまう人がいるから。実は藤田議員から『陰謀論の罠』という本を正しいとして反論してきた人が2人もいたと聞いて、あの本でも騙される人がいるということに驚いています。(まあ、わたし自身、3年間も騙されていたのだから、人のことは言えません)。

著者の奥菜秀次さんは、わたしたちが2006年10月7日に行った「911真相究明国際会議」の参加者のひとりで、第3部の最後に「米国政府の911委員会報告を読んだのか」とパネリストたちに質問しました。

わたしは司会者だったので回答はしませんでしたが、もし彼がわたしに同じ質問をしたのなら、「グリフィン氏のOmmissions and Distortionsをよく読んでください」、と答えます。奥菜さんとグリフィンの著作を比べたら、圧倒的にグリフィンに軍配があがります。

わたしも藤田さんも「陰謀論者」ではありません。藤田議員は「私は、反ユダヤ主義でも、所謂「陰謀論者」でも全くありません。今後も対テロ戦争の原点と検証を行うことが、日米関係においても重要であると考え、この問題を取り上げていきたいと思います」と言います。

そのとおりです。藤田議員、どうか追求を続けてください。脅しもあるでしょうが(ベンジャミン・フルフォード氏によると、すでにあったそう)、世界中の平和を求める心ある市民は応援しています。

戦争というのは勃発なんてしません。いつの世にも戦争には仕掛人がいて、武器商人は敵対陣営双方に武器を売って大儲けをし、利益や権益を仲間内で分け合い、権力を握り続けている人たちがいる、ということです。その人たちは決して表には出てきません。大統領は彼らの操り人形、人々のいのちも彼らにとっては取るに足らない。彼らはいつも敵を探していますし、敵がいなければつくりあげます。共産主義者、麻薬組織、テロリストなどなど。歴史から学び、そろそろ戦争から卒業しましょう。

この秋にはグリフィン教授が来日する予定ですので、そのときに何ができるかお楽しみに。

2008年のわたしの目標:
1、戦争や脅威は軍産複合体の利益のためにでっちあげられる、ってことをもっと多くの人に理解してもらう
2、みんな(人類も他の生物も)が幸せになる生き方を選択する仲間を増やすこと
3、お金の流れを平和構築(紛争予防)と環境保全と人権向上と福祉に向かわせる具体的な方法を考え、実践すること

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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

藤田議員の発言にはとても喜びを感じました。彼によって一歩前進できたのかなぁと思います。ただ、これだけでは終われず・・これからも長い戦いになりそうですので・・兎にも角にも藤田議員には御体の安全を第一にしてほしいです。それにきくちさん、私はまだ18です。古歩道さん、浅井隆さん、太田龍さん、そしてきくちさんの本やDVDの多くを見て知り、信じてもいます。ただ・・・この沸々を湧き出てくる気持ちに答える行動の取り方がわからないのです。何かしらの力にはなれると思うのですが。助言待ってます。日本を、アメリカを、救いましょう。