今、あちこちのMLに送ったメールをブログにも残しておきます。より多くの人に読んでもらえるように。大切な情報だから、あなたもあちこちに転送してね!
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今、日本に生きている人で関係のない人がいないと思うから、直接関係のないMLにも投稿します。(どうか最後まで読んでください)
六ヶ所村に住む福澤さんからのメールを読んで、私も眠れなくなりました。ここにいても重苦しいのですから、再処理工場のすぐそばにいたら、どんな気持ちだろう・・・・と(彼のメールは一番最後)。
広島の西塔さんからのメールを転送させてください。まだ放射能の放出量が少ないうちに、止めましょう。止めるまでできることをやり続けませんか。
実は昨日、米国の低レベル放射能の専門家であるスタングラス博士とご一緒しました。ケネディ大統領に大気圏核実験を中止させることになった研究をした科学者の一人です。彼は「安全と言われている希ガス(クリプトンなどはそのまま再処理工場から大気中に出します)でも、毎日吸っていれば相当のダメージがある。免疫が落ちて、(アレルギー性疾患など放射能と関係ないと思っていましたが、アトピーやぜんそく、なんと糖尿病も放射能と因果関係があるそう)あらゆる病気が増えるだろう」と話されていました。
イラクやアフガニスタンで米軍が使った劣化ウランが、微粒子となって既に全世界に拡散している可能性が高いことは、イギリスのAWE(核兵器機構、英国政府機関だったが2000年になぜかハリバートンが買収)のデータが暴露されたばかりです(英国バズビー博士、重要ニュースだがまだマスコミ報道はない)。
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/DU/no_du_report25.htm
大気中のウラン濃度がアフガニスタンのトラボラ攻撃とイラクの衝撃と畏怖作戦のあとに、英国政府に報告しなくてはならない1000npqを越えています。これは通常のピークの4倍以上。日本でも検出されていないのでしょうか?日本のデータは誰が持っているのでしょうか?それともイギリスよりは戦地から遠いので、検出されなかったのでしょうか?大気の移動がイギリスで止まらないならば、今や全世界の人が劣化ウラン(ウラン238)微粒子入り空気を毎日吸っている可能性があります。このことは日本でも調査、追及されるべきでしょう(マスコミのみなさん、がんばってください!)。
原発や再処理工場を動かしたり、劣化ウランを使えば、環境中の人工放射能が増えます。このことが、人類と地球の生物たちにどう影響していくのでしょう。癌や白血病が増えるだけでなく、健康な赤ちゃんが生まれなくなり、死産や流産が増え、乳幼児死亡率が上がっていくのではないでしょうか(イラクでは既に現実です)。
重複をお許しください。でも、これに無関係な人は誰もいません。お友達にもお伝えいただけないでしょうか。原子力発電に賛成だろうと反対だろうと、無関心だろうと、あらゆる人がこの再処理工場から毎日放出される原発の数百倍もの放射能の影響を受けるのです。一日の稼働で一年分以上の放射能を出します。
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/nuclear/plutonium/rokkasho/20021122_shiryo_html
全世界で再処理工場は既に失敗し、周辺に放射能をまき散らし、いろんな病気で子どもたちが亡くなってから、止まっています。もちろん、どの国でも責任ある人たちは因果関係を否定していますが。
スタングラス博士の話を直接聞きたい方は、今日(4月2日)田町のキャンパスイノベーションセンター5階に午後1時半から5時までに来れば、聞けます。こういう情報はマスコミでは流れないことが多い(電力会社は最大スポンサー)ですから、ぜひ足をお運び下さい。大切な情報が隠され、操作されています(放射能は低レベルなら安全、しきい値以下なら影響がない、というのはその一つ)。
きくちゆみ
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皆様
広島の西塔と申します。
たびたびすみませんが、お知らせとお願いがあり、BCCで送信させていただきます。
(重複お許しください。転送可)
青森県の六ヶ所再処理工場で、3月31日、ついに日本原燃株式会社はアクティブ試験(プルトニウム抽出試験)を開始しました。
4月1日からは、使用済み核燃料をせん断する作業が始まり、排気筒からの放射能の放出が始まっているとのことです。
海への放射能の放出は、「分離」という工程が始まった後、貯蔵タンクが一杯になった段階で順次始まるそうです。「分離」の開始は約半月後とのことです。
「原発一年分の放射能を一日で出す」という再処理工場。しかも、原発や再処理工場から放出される人工放射能は、自然放射能と違って、体内にとりこまれた場合、体外に排出されにくく、内部被曝の原因になってしまいます。
隣接の岩手県では、県をあげての反対の声があがっているにもかかわらず、日本原燃株式会社はそれを無視してアクティブ試験(プルトニウム抽出試験)開始を強行しました。日本国内でのプルトニウム生産には、もはや、エネルギー資源確保という点からも何の意味もないにもかかわらず、です。核拡散の観点から、海外からの批判も集中しています。一企業のこのような横暴を許していいものでしょうか?
アクティブ試験(プルトニウム抽出試験)が始まったからといって、なすがままにまかせておくことは、緩慢な集団自殺への道筋を確実にすることだと思います。一日でも早く再処理工場を止めましょう。
そのための行動の提案です。
* 日本原燃株式会社に抗議を集中させましょう。また、再処理工場が止まるまで、抗議をしつづけましょう。
日本原燃株式会社
青森県上北郡六ヶ所村大字尾駮字沖付4番地108
TEL 017-571-2002(広報) FAX 0175-571-2136
goiken@jnfl.co.jp
代表取締役社長 兒島伊佐美
* もし生協などに加入していれば、加入している生協に、再処理工場のアクティブ試験に伴う放射能の放出と食品の汚染が気がかりであること、生協としてアクティブ試験中止のための取り組みを行ってほしいことを、強く申し入れましょう。(簡単にあきらめたり納得したりせずに)
次のページをぜひ参考にしてください。
http://www.jca.apc.org/mihama/
西塔文子
f-saitou@jt6.so-net.ne.jp
On Apr 1, 2006, at 2:10 PM, 牧野誠一 wrote:
昨夜は再処理工場敷地内の照明が一晩中点いていたようで、再処理工場方向の上空が明るくぼうっと光っていて、何とも不気味な気分に襲われました。
とうとう再処理工場の実質操業とも言える本格試験が始まってしまいました。
とはいえ、放出される放射能が少しでも低いうちに、何とかとめたいと思います。
多分、これから何らかの「トラブル」が必ず起こるでしょうから、注意深く警戒しながら、即応できるようにしておかなければと思っています。
「美浜の会メール・ニュース06−12」が流れてきました。
ここまで、「アクティブ試験をとめる」を大きな目標としていたので、試験が始まったあとのことも考えなくてはと思いながらも、昨日の再処理工場前の抗議行動では、現実に目の前の工場で実質的な再処理工程が始まって、あの高い煙突から、これから毎日膨大な放射能がまき散らされるのかと思うと、サスガに重苦しく、なかなかモードの切り替えが出来ませんでしたが、美浜の会メール・ニュースで立ち直りのきっか
けをいただきました。
「ボクたちは気持ちの切り替えが仕事の一部ですから、いつまでも(敗戦のショックを)引きずってはいませんよ」と答えたのは、アメリカ、韓国に破れながらメキシコの奮戦で奇跡的に決勝リーグに進出したときの世界の王監督のお言葉でした。
夢をかなえるには肉体的にはもとより、何といっても精神的にタフでないとつとまらないようです。
また一歩、一日でも一時間でも早い再処理工場停止、原発社会の廃絶に向けて、取り組んでいこうと思います。
実際に『六ヶ所村ラプソディー』を観た方たちや、今回の一連の動きで初めて知った方々、あらためて関心を呼び起こされた都会の方々など「自分たちに何が出来るだろうか?」と手がかりを求めているように思います。
そんな方たちに向けても、目の前の現実は現実として受け止めながら、新たなプラス方向の希望のもてる動きを模索したいです。
今日は風速20メートルの西風が吹き荒れています。
(以前にもまして、無意識のうちに、風の向きを気にする日々になってしまいました。)
4 件のコメント:
こんにちわ.佐賀大学の豊島です.
六ヶ所事業所からの放射能放出をチェルノブイリ事故と比べて見ました.希ガスのクリプトン85に関しては,何と1年間にチェルノブイリの10倍も出すのです.また,他のいくつかの種類の放射能についても,グリーンピースの資料をグラフ化しています.
再処理工場からの放射能放出
http://www.geocities.jp/chikushijiro2002/society/RIemission/emission.html
http://blog.so-net.ne.jp/pegasus/2006-04-01
ところで,「1000npq」のnpqってどんな単位ですか?
この記事では訂正はまだのようですが,ゆみさんとのメールのやり取りによると,nBq/m^3,つまり「ナノベクレル毎立方メートル」のようです.
Dear panicearly, my e-mail is yumik (at) fine (dot)ocn(dot)ne(dot)jp
Please e-mail me!
山本さん、訂正しました。ご指摘ありがとうございます。
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