2006/04/30

平和省プロジェクト キックオフコンサート、大成功!

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たった今、鴨川にもどりました。今日のキックオフコンサートは総勢100名弱の参加で、大いに盛り上がりました。上村雄彦さんの「なぜ今、平和省なのか」のプレゼンはわかりやすく、今すぐにでも平和省を創りたい気持ちになります。名古屋から駆けつけてくれた冨田貴史さんは全米平和省会議の報告をし、佐々木良雄さんは平和省基金の訴えをし、糸数梨恵さんは平和省プロジェクトのメーリングリストへの入会を呼びかけました。

国際平和省会議に第三世界の代表に参加してもらうための旅費を募金したところ、4万6千円の寄付が集まり、今日のコンサート収益を合わせると、ほんのわずかですが平和省基金(目標350万円は遥か彼方・・・・)ができたと思います。平和省プロジェクトの主旨に賛同し、ボランティアで出演してくださったミュージシャンたちに、心からお礼をいいます。

神戸から駆けつけてくれた池邊幸恵さんのピアノが、鮮やかにコンサートのオープニングを飾りました。彼女のショパンは本当に素敵です。次は私のフルート。「シシリエンヌ」をやるつもりでいたのですが、私はバッハ、ピアノの池部さんはフォーレを練習してきたために、急遽変更して「妖精の踊り」にしました。続いて「アベマリア」、そして最後は初合わせの「メロディ」。これはちょっと怖かったですが、なんとか無事終了。

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次は共謀罪で頑張ったZAKIパーカッションの淳くん。「遊びましょう」は私のお気に入り。最後は「世界中みんなしあわせになる」で盛り上がりました。

ここでNPOや他団体のアピールタイム。地球緑化プロジェクト、リボンプロジェクトの9条改憲街頭投票、東京平和映画祭、非暴力平和隊、ピースソングプロジェクト、ラダック、平和への結集をめざす市民の風がアピールしました。

そして、ニューフロンティアーズ [森田玄] [瀬戸龍介]。さすがに聴かせてくれました。「不思議な夢」「花はどこへ行った」などの反戦歌のあと、さいごは「オッケンカランガ」で盛り上がりました。そして、コンサートの終わりは、和水の「こころの誓い~第9条のうた~」。聴くたびにパワーアップしている和水の歌。やはり、祈りを捧げ続けているからなのでしょうね。とても素敵でした。

佐々木さんと音丸さんが全力で準備に奔走してくれなかったら、このコンサートはできませんでした。またザキがPAをやり、演奏をしてくれたお陰で、なんとか赤字を出さずに済みました。本当にありがとう。

今日のコンサートの模様は、ポッドキャストで聴いてください。もっともっと大勢に来てほしかったし、180人のキャパの会場をいっぱいにしたかった。でも、いいスタートを切ることができて、感謝、感謝。当日ボランティアのみなさん、私のこどもを面倒みてくれたお二人にも、心からの感謝を。誰が欠けても、実現しない企画でした。ありがとうございます。

次の平和省プロジェクトのイベントは5月20−22日の合宿です。参加してみようと言う方は、今から予定を立てておいてくださいね。場所は田町のキャンパスイノベーションセンターです。

9 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

昨日は、ご苦労様でした。
平和省を日本でも!の活動を初めて見させて頂きました。そして、きくちゆみさんも初めて拝見しましたよ。あ~こういう感じの皆様が頑張っているんだと、とっても微笑ましく拝見出来ましたよ。本当にご苦労さまです。
 しかし、一点だけ気になったので。。。失礼とは存じますが、正直に記しますね(ご気分を害されませんように。。。)
それは「戦争に反対し、平和を訴えている方々が、心の奥底に結構強烈な批判や恨みや否定的な感じ(思い・想念)を、結構強烈に持っている」という事でした。。。これは、チョット聞いていて、こちらが苦しくなる程の否定的なものでした。
せっかくの素晴らしい活動ですので、『世間や体制やアメリカだけでは無くて、自分の弱さとの戦い、つまり、相手を否定してしまう程に弱い自分との戦いにも、目を向ける事が出来る活動も同時に展開して欲しい』と強く感じました。このままでは、皆様の活動がモッタイナイなぁ。。。と感じました。。。感想を書くつもりが、突っ込んだ内容になってしまいました事お詫びします。乱文、失礼しました。神新二

Yumi Kikuchi さんのコメント...

そうですね、戦争の現場で起きていることや、武器製造と販売、戦争をしかけること(戦争を正当化し支持しることも)などをただ金儲けのためにやっている人たちのことを知れば知る程、批判的になってしまいますね。この現実を見ずに、あるいは無視し、批判しないで、どうやっていくのか、私にはまだわかりません。人間は弱く、確かに自分とのたたかいです。みな、学び、よりよくなるために生きています。

神さんがそういった否定的な感情を乗り越えて生きてられるのでしたら、お手本として私たちにそれを見せ、こつを伝授していただければありがたいです。次の平和省合宿で、ぜひ!

匿名 さんのコメント...

お忙しい中、早速のお返事ありがとうございますm(__)m。自分も世界のカラクリを初めて知った時は、愕然とし、ショックを受け、それはもう怒り心頭でした。
 しかし、相手を否定し攻撃する心では、何一つ変わらないと思ったのです。まずまずに行うべきは「自分の心の中で起こっている戦争に終止符を打つことだ!」と強烈に思ったのでした。世の中が暗いなら、自分が心底明るく、例えば「太陽」のように♪、自分の心に対して誤魔化しの無い人生を送りたい!と思ったのです。簡単にはいきませんが、自分はそのように生きたいと日々心がけ、思っております。
 なかなかに、少ないスペースで文字で書くのは難しくて、十分にお伝えするのは困難ですね。。。ゴメンナサイ。神新二

匿名 さんのコメント...

きくちさんへ
最近読んだ「ボロボロになった覇権国家」北野幸伯著 風雲舎
という本に、戦争を回避する方法が記述してありました。
要約すると、中国に進出している日本企業(財界)が米財界と手を組み、
中国政府にアメリカの計画(東アジア戦争)を伝え続けるのだそうです。
事あるごとに言い続けるのだそうです。
EUの企業にも同じ事を中国政府に言わせるのだそうです。
中国、韓国に少しでも多く水面下で行われている戦略が伝わればいいと思いますが、言葉が通じず難しいものですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4938939355/503-1574449-9159148

匿名 さんのコメント...

関連記事を書きました。
http://blog.livedoor.jp/isl/archives/50563423.html

Yumi Kikuchi さんのコメント...

ともちゃんのブログに以下の書き込みをしてきました。
===
ありがとう、ともちゃん。この話、私のところに届いたのは、今回が始めてだよ。ともちゃん、3回も同じことを言ってくれていたんだね。申し訳ない。

つまり、いかにスタッフ内での情報伝達や情報共有がきちんとされていないか、ということだね。これ、ちょっと話題にしてみるね。

これから平和省プロジェクトや東京平和映画祭では、ともちゃんがプレゼントしてくれる透明箱を使うからね。本当にありがとう。

あと330万円、がんばります。

第三世界の代表がいない国際平和省会議なんて意味がないからね。ほとんどの紛争は第三世界で起きているのだから。

ありがとう!!!!  ゆみ

匿名 さんのコメント...

私のブログに、以下の返事を書きました。

>ゆみちゃん!

「苦言を聞き入れてくありがとう」といいたいけど…

私、「スピリチュアリティと平和」の反省会でこの発言したんだよ…(涙)
そのときゆみちゃんいたよ…(大涙)
しかもみんな結構盛り上がったんだよ、「次からは1万円札入れておこう」って…(号泣)

情報伝達もそうだけど、私は、「お金が大切」っていう共通理解がメンバーの
あいだにできていないんじゃないかと思った。
330万円って、ちゃんと事業計画しないと達成できない数字だけど(お米と同じだよ!)「計画会議」をやってる?
「コンサート、赤字が出なければ成功」とかいってるのは、ゴール設定とずれてると思った。
ゆみちゃんたちは、普段、収入ゼロでも生きていける自給自足生活だから、お金を「いらないもの」と反射的に考えてしまうのかもね。
夢は大きくもって、私たちに「平和は私たちにもっと豊かさをもたらす」ということを伝えてください。

Yumi Kikuchi さんのコメント...

そうかー、私いたのね、そこに。それなのに記憶していないということは、ちゃんと聴いてなかったか、他のことを考えていたんだね。ごめんね。

平和が私たちを豊かにする、って本当だね。
戦争になったら家でも何でも壊されちゃうもんね。ローンだけのこって、家は焼けちゃう。そしてここが戦場にされなくても、日本が戦争をどこかですれば、国家予算が戦費に優先してまわされて、教育とか医療とかはあとまわしになるもんね(今でももうそうなってきていますね)。平和が私たちの暮らしを豊かにする、というのをポイントにやっていきます。

資金計画、立ててみます。本気の人がもう少し増えないと、あと330万円は難しいね。

匿名 さんのコメント...

ゆみちゃんへ

自分のブログにも書いたけど、
私も早く自分の中の過去の憤りに気がついて、さっさとカタログを調べれば良かったと思う。
ネットで簡単にできることなのだからね。
募金箱のプラン、すてきなのを考え付きました。
楽しみにしていてね。

今回のやりとりで、「ゆみちゃんとは違う自分の視点」に自信をもつことができ、「自分の意見も役に立つんだ」という気持ちをもてたと思います。正面から受け止めてくれてありがとう。
もっと、自分にできることを考えていきますね!