森山さんはモンキーベイ自然保護区にも興味をもってくださったので、私の最初の本『地球と一緒に生きる』をプレゼントしようと思います。この本には、米銀で債券ディーラーをしていた私が環境問題の深刻さに気づいて会社をやめて、世間で「環境活動家」と呼ばれるようになるまでの私の「変身」が書かれています。
『クマともりとひと』とのご縁で、こんな風に同じ思いの人たちがどんどんつながってくのは、何て素敵なんでしょう。この本の誕生に尽力した全ての方と、この本を私に手渡してくれた松島裕太くんに、あらためて感謝します。
私の朗読を聴いてくれた神瀬(こうのせ)麻里子さんから、こんなお手紙を受け取りました。了解を得て、ここにアップしますね。
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きくちゆみさま
こんにちは!
2月はじめにおたよりしてから久しぶりにメールを致します。
「クマともりとひと」の朗読に感動したからです。
素敵な本を紹介してくださってありがとう!
紹介文と感想を書くだけでなく、朗読してくださったことが何より嬉しかった。
しかもお子さんの声入り。
お子さんに語りかけながらの朗読がなんだかとっても心にしみました。
ひとつの新聞記事が中学生の心を動かしたこと。
その気持ちを先生がしっかりと受け止め行動に移したこと。
そして生徒たちが行動を起こしたこと。
生徒が言った「大人は自分たちのことを愛してない。大人たちはボクたちに何を残そうと思って行動しているの?」という言葉が胸にささりました。
「日本熊森協会」のHPに行ってみたら、この本がここのところ爆発的に売れている、と書いてありました。
嬉しい!私ももっと広めたいです。続きの朗読を楽しみにしています。
今日私がブログを聞いた後したことは・・・
*このブログを聞いてみて!と4人の大事な友達に語った。
*日本熊森協会のHPをのぞいてみた。
*きくちさんにありがとうの手紙を書いた。
これが精一杯でした。
でも「いいなあ」と思っただけでなく、これだけの行動ができるだけの時間と体力が今日の私にあったことを嬉しく思っています。思っているだけでは人には伝わらないですもんね。
ありがとうございました。
神瀬(こうのせ)麻里子
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こういうメールをいただくとうれしい。ブログを書いたり、ポッドキャストをしても読んでくださる方や聴いてくださる方の顔がみえませんから、フィードバックは私の励みになります(講演のときは、聴衆の顔を良く見ているので、反応がある程度想像できるのです。私は目がいいので、遠くまでよく見えます)。
さて、今日届いたプリゾンプラネットのニュース。2004年の大統領選挙でブッシュと戦って負けた民主党のジョン・ケリー知事(マサチューセッツ)が、911事件に関して「第7ビルは制御解体爆破で崩壊した」と、政府の公式見解と矛盾する発言をしました。これがアメリカのメディアで大騒ぎになっていないことが不思議でなりません。
リンクをお知らせします。
http://www.prisonplanet.com/articles/april2007/230407building7.htm
アメリカの銃乱射事件には心が痛いですが、あれだけの被害があっても銃規制の声が大きくならないのは、暴力で支配してきた歴史の賜物なのでしょうか。長崎市長の銃殺についても「日本は銃規制をしてても、事件が防げないのだから銃を皆持つべきだ」という主張を強化するために使われています。
そんな中で、平和省設立を目指して全米で活動するピースアライアンスが非暴力で問題解決することを粘り強く訴えてくれているのが、救われます。
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