今日は一年ぶりに髪の毛を切り、町のイタリアンレストランへ行きました。私は料理を作るのも好きですが、美味しいものを食べ歩くのも大好き。鴨川は新鮮な魚介類と野菜と米の産地なので、地元のレストランは美味しいお店が沢山あります。お寿司も、イタリアンもフレンチも中華も、それぞれおいしい。そして、有名な地酒もあります。そんなわけで、我が家に遊びにくる方はみな、鴨川の大ファンになって帰っていきます。
私は世界各国を旅していますが、食べ物のおいしさは日本が一番。温泉も大好きだし、やっぱり住むなら日本が最高!だから、六ヶ所村の再処理工場が稼働してしまうと、本当に困ります。私の料理に毎日使う昆布(我が家のだしの基本は昆布です)や、太平洋岸の魚介類が放射能汚染されてしまうし、長期的には日本全体が危険で住めない場所になってしまいますからね。あなたのせっかくのお家も、資産価値が台無しになってしまうから、これだけは一緒になんとかしたいですね。
今日も、昨日に引き続き『クマともりとひと』を朗読しました。明日も続きを読みますから、よかったら聴いてください。それにしても、この中学生はえらい!そして、その中学生たちの純粋な心をしっかりと受け止めて、行動した理科の先生(現在、「日本熊森協会」会長の森山まり子さん)もえらい!
私はとりあえずこの本を100冊買って、親しい友だちやご縁の方にプレゼントするの。豪快な号外と一緒に配ってもいいかな。
以下は、昨日森山まり子さんに送った、この本を読んだ私の感想です。
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森山まりこさま、「日本くま森協会」のみなさん、
はじめまして。
きくちゆみと申します。1990年に「モンキーベイ自然保護基金」を立ち上げ、中米のベリーズという小さな国に熱帯林の自然保護区である「モンキーベイ自然保護区」をつくるのを手伝ってきました。
1週間程前に、『クマともりとひと』を友人からもらい、ボロボロに泣くほど心が震えました。電車の中でたくさん人がいましたが、涙を抑えることができませんでした。私が28歳のときに環境問題の解決をライフワークにすると決めて会社を辞めてからこれまで歩いてきた軌跡を振り返り、初心を思い出しました。あれ以来今日まで、それは奇跡のような出来事の連続でした。
昨日(4月21日)は東京アースデイに「東京平和映画祭」として参加していたのですが、帰り道にたまたま「日本熊森協会」のブースを見つけ、『クマともりとひと』を10冊買いました。この感動を日本中に伝えたい気持ちでいっぱいです。
とはいえ、私は今いくつもの市民活動の代表をしており、もうすでに手一杯の状態なので、正会員になってかかわることはできません。でも、この小冊子を広めることなら、私でもできそうです。
確かにマザーテレサの言葉通り、「行動こそ愛」だと思います。私自身、崇高な目的と行動が奇跡を引き起すことを知っています。環境問題は解決に向かうどころか、どの分野でも年々悪化していて、悲観的なデータが次々と出てきています。でも生きているかぎり(生かされているかぎり)あきらめないでできることをやり続けます。
というわけで、早速行動を開始しました。私のブログでこの小冊子を紹介し、アースデイである今日から3日間、この物語をポッドキャストを使って朗読します。よかったらご覧になって(聴いてみて)ください。そして多くのブロガーにも呼びかけてみてください。きっと大きく広がると思います。
いつかお目にかかれるときがあるでしょう。そのときを楽しみにしています。
すばらしい感動をいただきました。ありがとうございます。
きくちゆみ
*グローバルピースキャンペーン、平和省プロジェクト、モンキーベイ自然保護基金、平和への結集などで代表や共同代表を務めています)
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2 件のコメント:
はじめまして。
てんつくマンのメルマガで当サイトを知りました。
大変勉強になりました。
ありがとうございます。
私も六ヶ所再処理工場は非常に危機感をもって反対です。きくちゆみさんの反対理由は表現が簡潔だけどすごく的確です。いつもブログを読ませて頂いて心がすかっとします。私はまだ勉強し始めて間もないけれど、検索したら政府の保安院のHPに偶然ヒットして、「東海村」が六ヶ所の約4分の1の処理能力ではありながら既に操業中、と書いてありました。あの大きい事故が有った所です。千葉県民の私としては六ヶ所より隣りの県で近いじゃありませんか。だから既に放射能は目に見えないけれど海や大地を汚染してきているんだ、と思いとても悲しくなりました。日本に住んでいる他の人は平気なのかな、もっと知ってほしい。何かできることしたいと思いますが何をしたら良いかわからないです。
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