2007/04/21

新しいお母さんと赤ちゃん

アースデイ東京にいってきました。東京ピースフィルム倶楽部(東京平和映画祭の主催団体)がブースを出し、『911の真実とは?』(ジミー・ウォルターさんのDVDのダイジェスト)を毎時間毎にミニ上映会をし、午後はステージでも東京平和映画祭のことと、平和省のことをアピールしました。ミニ上映会はヒットで、毎回満席、最後のほうは立ち見で毎回50人以上が映画を食い入るように観てくれました。明日もやっているから、ぜひ。

アースデイの会場に私よりずっと若い女友だちが、なんと5人もお母さんになって生後2−5ヶ月ぐらいの赤ちゃんを連れてきていました。どの女性ももともと魅力的な人ばかりですが、みんな「お母さんの顔」になっていました。不思議なものです。久しぶりに生まれたての赤ちゃんを抱っこさせてもらえて、幸せ!な一日でした。

さて、今日の東京に行くバスの中で読み終えた本は、星川淳さんの『日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか』。ご本人ともアースデイでばっちり会って「今、星川さんの本を読み終えたところです」と伝えました。実は私も自分の最初の本『地球と一緒に生きる』の中にクジラについて「食べるクジラから観るクジラへ」という文章を書いたことがありますが、この本には、日本の捕鯨は国家がやっているのであって、商業捕鯨をしたい会社がもうないこととか、クジラ肉の在庫が1年分以上余っているとか、知ってびっくりすることがいっぱい書いてありました。

星川さんは現在グリーンピースの事務局長ですが、日本の捕鯨を批判する国際世論と「調査捕鯨」に固執する日本政府との間にたって、このこじれてしまった問題を解決したい、と意欲的です。彼の本はいつもそうですが、丹念な調査と、毎日100種以上の生物が絶滅している現在の地球に生きる人間としての責任に貫かれた、素晴らしい読み物でした。

アースデイはものすごい人出でした。帰り道に「日本くま森協会」のブースをみつけて、涙をはらはら流しながら読んだ『クマともりとひと』という小冊子を10冊ゲット。これ、つい最近友だちに1冊もらって読んだら、めちゃ感動したので、ほしかったのです。

「この本沢山ほしいなあ」、と思っていたのが数日前ですが、早くも実現しました。ご縁の人に手渡していきたいです。

もう1冊、私がご縁の人に手渡しているのは『911マスターキーから何が見える?』です。こちらは300円ですが、昨年の「911真相究明国際会議in東京」でパネリストをしてくれた方々の発言をまとめたもので、目からウロコの本です。憲法と平和を守るお手頃で有効な道具である『そのとき、赤ん坊が私の手の中に』『勇気の源は何ですか』『こんどの騙しは手強いぞ』『911マスターキーから何が見える?』4冊セットが揃いましたので、これから行く講演会には必ず持っていきます。(講演会では4冊セットで1000円でサービスしようと思います)

もう一冊、昨日読んだ本を紹介します。『普通の国になりましょう』という痛快なタイトル。これ、安倍晋三首相に送ってあげないと!ダグラス・ラミスさんの本はどれもおもしろいですが、あっという間に読めますので、ぜひ。アメリカの元海兵隊にいたラミスさんだからこそ持ち得た視点です。これを読んでも、「普通の国」になりたいですかね?さて、普通の国ってどんな国?

読みたい本が沢山あって、1日1冊じゃなかなか追いつきません。やっぱり『あなたもいままでの10倍速く本が読める』をちゃんとマスターしなくっちゃね。

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