私自身、お金は怖い、自分にはお金はいらない、と思っていましたが、この本で考えが変わりました。
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本田健さん、はじめまして。(この本を薦めてくれた石塚さんにも感謝をこめてCCします)
今、『お金のIQ お金のEQ』を読み終わりました。お金儲けには興味も縁もないと思っていた私ですが、「この本を書いてくださって、ありがとうございます」と一言伝えたくてメールを書いています。何度も何度も爆笑したり、「ああ、私はこのタイプ!だからこうなんだ」と納得しながら、あっという間に読み終えました。
この本を私に読むように薦めてくれたのは、ライターの石塚ともさんで、平和省プロジェクトを一緒にやっている友人です。実は、本田さんと私には共通の知人がいて、何年か前に彼に会った時、「今は本田健さんの仕事を広めるのを手伝っている」と言っていました。そのとき、「ゆみさんと本田さんは究極的には同じことを目指しているんだよ」とも言われたのを思い出しました。
そのときは、すぐに本田さんの本を読むことはなかったのですが(あの無料の小冊子『幸せな小金持ちへの8つのステップ』だけは、どこからか回ってきて読みましたが、自給自足を目指す私には、お金はいらないと思っていた)、今回は「平和省プロジェクト」の成功に必要だ、と平和省のセミナーで石塚さんがこの本を薦めたので、すぐに買って読んだのです。
*セミナーの報告は私のブログに:
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2007/04/blog-post.html
*平和省プロジェクト:日本にも世界中の全ての国にも平和省を創設し、暴力を使わずに争いごとを解決できるような、武器や戦争が必要なくなる世界を目指しています。
実は私は米銀で債券ディーラーをしていたことがあります。やめた時の年収は1200万円でしたが、「稼ぎで人のランクが決まる」ような世界に疑問を感じていました。その頃、たまたま遊びにいったベリーズで熱帯林破壊が地球にもたらす影響を知り、「環境問題の解決」が私のライフワークとなり、嬉々として退職しました。収入がゼロになりましたが、あまり不安はありませんでした。そのあたりは『地球と一緒に生きる』『バタフライ』という本に書きました。
最初に取り組んだのは熱帯林の自然保護区を創ること。数年かかって中米のベリーズに3250エイカーの「モンキーベイ自然保護区」を実現しました。それから、クリーンアップ全国事務局を仲間3人で立ち上げ、海岸のゴミを拾って調査し、ゴミを元から減らそうとする活動を始めました。今はもう直接かかわっていませんが、全国にこの活動が広がっています。
*JEANクリーンアップ全国事務局:http://www.jean.jp/
プルトニウムの海外輸送を止める、テロに対して戦争以外の方法で対処しようと訴えるアメリカ主要紙への意見広告(グローバルピースキャンペーン)、911の真相を伝える映画の普及(『911ボーイングを捜せ』、『911の嘘をくずせ:ルースチェンジ』)、東京平和映画祭の開催などなど、以来、本当にやりたいことをやって生きています。
10年まえに千葉県鴨川に移り住み、今は築200年の古民家を改築し、お米と野菜と子どもを育てながら、環境や平和をテーマにした講演、執筆、映画翻訳などをしています。年のうち9ヶ月は日本、農閑期の3ヶ月は海外へ環境や平和を守る活動をしている仲間を訪ねる旅に出ます。好きなこと(旅、話すこと、書くこと、人と会うこと)をやりながら、生きていることにとても感謝しています。
でも本田さんの『お金のIQ お金のEQ』を読んだら、自分に足りない部分や、考え方を変えたらもっと良くなることも沢山見えてきました。お金に執着はないし、自分の収入のほとんどは環境や平和運動への寄付や活動費に消えてしまいますが、そのことが苦痛ではありません。でも確かに、自分の子どもの洋服さえ買わない節約生活をしています。私はまさに「長屋のお母さん」タイプで、まったくの「宵越しの金は残さない江戸っ子」ですね。これは父親から譲り受けたようです。
自分のやりたいことが天の意志と一致していれば、必要なお金は必ず入ってくると思っているので(これまでそうでした)、何も心配していませんでしたが、この本を読んだおかげで、もう少し上手にお金とつきあっていけそうです。そうしたら、私の夢の実現も早まるでしょう。
今ちょうどリストラされそうで不安でいっぱいの友人に、この本をプレゼントしようと思います。
この本の「私には夢があります」(文語本の250ページ)には驚き、感動しました。
だって、私の夢と同じなんですもの!!!
私が平和や環境運動をやっているのは、世界中の人がその人らしく、好きなことをやって元気に豊かに生きているような世界を創りたいからです。それには戦争があっては本当に困るし、不必要です。爆弾を心配しながら、楽しい子育てができるはずがありません。
また、劣化ウラン弾と莫大な燃料が使われている戦争は、放射能汚染や温暖化など甚大な環境破壊を引き起しています。これ以上環境破壊や汚染を進めては、この星が居住不能になってしまいます。日本でも、六ヶ所村の再処理工場が動き出したら、日本で健康に生きるのはとても難しくなるでしょう。それで、チームGOGOにも加わりました。
*チームGOGO: http://www.teamgogo.net/
戦争や環境破壊でお金が儲かる仕組みを、環境保全や平和を創ることでお金が儲かる仕組みに変えたい、お金がもっと持続可能な社会をつくることに流れるようになって、この美しい地球をより美しくして、次の世代に手渡したいのです。それには、私はまだまだ学ぶことがあります。
お金持ちになる指南をしているのかなと思っていた(勘違いしていました。ごめんなさい)本田健さんと私の夢が同じだなんて、本当にびっくりしました。
この本を読むきっかけを与えてくれた石塚ともさん、その前のシンクロを創ってくれた本田さんの仕事を広めている私の知人(誰だったかなあ?)、そして何より、こんな大切なことを惜しみなく分かち合ってくれた本田健さんに心から感謝します。
これは21世紀を生きる全ての人の必読書ですね。自分の子どもたちが字を読めるようになったら、プレゼントしたい本(実は他にもあります)のリストに加えます。
毎日たくさんのお手紙が来る中、最後まで読んでくださってありがとうございます。
この本がもっと多くの人に読まれて、お金と健康につきあえる人が増え、より幸せな社会が実現するよう、私もお手伝いさせてくださいね(まずはこれをブログにアップしましょう)。次の本も楽しみにしてます。
きくちゆみ/著作・翻訳家、平和省プロジェクト代表
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