http://www.hudsong.jp/artist/kikuri/missingyou/
小さいときから歌うことが大好きだった勇人は、歌手になるという自分の夢をつらぬきました。学校にもほとんど行かなかったけど、歌うことをやめなくてよかったね。おめでとう、勇人。これからもがんばってね!
子どものときは私も夢がいっぱいありました。長く持ち続けた夢は「世界中の人と友達になること」。ある意味、今の仕事(平和や環境や健康をテーマに書き、話し、企画したりすること)のおかげで友達は確実に世界各地に増えているので、夢は実現しつつあります。
今日は我が家の子どもたちの通う学校の授業参観日でした。2人は楽しそうで、授業の姿勢も積極的で安心しました。子どもが爆弾の心配をしないで学校に通えたり、あたりまえに教育を受けられるということがどれだけありがたいか。
イラクやアフガニスタンの子どもたちのことが心に浮かびました。『911の子どもたちへ』を観たばかりだから、なおさら。
911がなければ、対テロ戦争はなかった。
イラクやアフガニスタンの子どもたちがあんなに殺されたり、学校にさえ行けないなんてことにならなかった。
『911の子どもたちへ』の監督やインタビューに答えている多くの学生たちが、911事件のときまだ小学生だったことを改めて認識しました。子どもは大人の決定(戦争をするとか戦争に協力するとか)に対して何もできません。選挙で意思表示することさえできない。
意思表示できる大人たちの多くはまだ911の真相を知りません。日米同盟や経済成長至上主義の呪縛にかかって、戦争さえ「やむ終えない」と許容されてしまう。なんとかしたいよ、いのちが優先されるように。
もう9年も続く対テロ戦争・・・。せっかく生まれてきた子どもたちが戦争なんかで殺されることなく、幸せに生き抜いてほしい。
戦争は必ず税金でやっています。
私たちの税金の使われ方が気になります。
911以来、有事法制が成立し、ミサイル防衛が導入され、憲法を変える議論がされたり、共謀罪(戦前の治安維持法に似ているので、要注意!)がすぐそこで成立をまっていたり。
戦争をする莫大な費用は誰が払っている?
日本が米国債を買っているおかげで財政破綻の米国は戦争ができています。
だからなおさら、日本人はこの戦争の責任があると思う。
この映画の中で私が最後に言った台詞が「(戦争に)行くのは学生だからね」。
辛辣だけど、それは本当のこと。学生というより、若い人たち、というほうがもっと正確だったけど。
戦争の決定をしているのは年を取った大人たちで、戦場に送られるのは10代後半から20代の若い人たち。
若い人たちが関心を持たないと、大人たちに殺される。
かつて日本が犯した過ちを二度と繰り返さないように、自由にものが言え、自由に学べる今、できるだけ関心を持ってほしいな。
私は子どもを30代で産みましたが、もし20代で産んでいたら、『911の子どもたちへ』に出てくる学生たちは私の子どもと同年齢だったでしょう。
私は子どもたちに対して、いったい何ができたんだろう。
アフガニスタンやイラクに対する戦争には一生懸命反対したけど、結局止められなかった。
今もまだ止めることができないでいる。
しかも911事件の嘘に気づいたのはずっーとあとになってから。
3年間もマスコミ報道をすっかり信じていた私。
ちょっと調べれば、すぐにあの事件(の公式説明)はへんだってわかったのに!
911事件から始まった「対テロ戦争」が今も続いて、今日も誰かが犠牲になり、恐怖の中で暮らしている。
本当にごめんなさい。大人の一人として、申し訳ないです。
そして、この映画製作に参加することを選んだ一人一人に、心からありがとう。この映画を観て、911事件や「対テロ戦争」に興味を持つ若い人たちがきっと現れます。そのことこそが、戦争への道を食い止めることになるから。
本当にどうもありがとう!!!
『911の子どもたちへ』:「ごめんなさい」&「ありがとう」
明日は行くよ、下北沢のタウンホールへ。
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