2010/12/16

早稲田大学の政経学部で911の授業

今日の授業は早稲田政経学部のEnglish Writing(英作文)のクラスで行われました。学生たちの年齢は18歳から21歳。私は彼らのお母さんぐらいの年齢。911事件のとき彼らは9歳から12歳でした。

あのときのことを覚えている?、と聞くと、ほとんどの学生が「覚えているけれど、よく意味がわからなかった」、ということでした。この前の授業では彼らは映画『コーポレーション』を観ていて、コーポレート・メディアについても研究をしていました。

私が与えられたテーマは、911事件のもう一つの見方、メディアが伝えなかったこと、というものでした。そして、私の授業が終わると「彼女のプレゼンテーションを100%信じないで、自分自身でよく調べて、考えるように」と宿題。私も「I don't want believers either. Please do your own research and come up with your own ideas」と伝えました。授業はすべて英語で行いました。

NVCのJPG

今回の授業をもう一人のアメリカ人の先生が聞いていて、「Your presentation was wonderful. Would you please give another lecture at my classes next year?(あなたのプレゼンテーションが素晴らしかった。来年度の僕の授業でもやってくれないかい?」、と依頼されました。

うれしい^^。

学生たちは興味を持って話を聞いてくれ(私は学生のときは教室でよく居眠りしていました・・・)、いくつも質問が来て、とても楽しい時間でした。

若い人たちに伝えられるのは、本当にやりがいがあります(若いつもりだった私も、いつの間にずいぶん年を重ねました)。戦争で兵士にさせられるのは若い人たち。対テロ戦争には日本も協力していますし、今はよその国のことかもしれませんが、明日は我が身かもしれません。関心を持つことが愛の最初の表現。関心があれば、現状を知ることができるし、知れば何かしたいと思うし、行動や生き方も変わってくるでしょう。

いよいよ今週末は名古屋に行きます。名古屋ではどんな出会いがあるでしょうか。

日時:2010年12月18日(土)14:00~16:00(開場13:30)
場所:名古屋第一法律事務所

そして、シネマスコーレでの舞台挨拶は上映前(18、19日両日、6時から)です。
名古屋では誰にお会いできるでしょうか?楽しみです。


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