軍隊は「国土防衛」のために必要とか、軍隊がない国は国家としての基本を満たしていない、という人もいるでしょう。実際、今の「力が支配する世界」では多数派です。
でも、今回のように北朝鮮と韓国の緊張が高まっているときに、そこで大掛かりな軍事合同演習をするというのは、「威嚇」にはなっても平和と安定を作ることには結びつきません。
そして12月3日から日米合同軍事合同演習が始まった沖縄は今、どうなっているでしょう。
「地元紙で識るオキナワ」http://michisan.ti-da.net/e3265804.html
「沖縄に艦船20隻超え」
「県内で弾道ミサイル対処訓練」
こういう見出しは全国紙にはないです。いったい日本は、アメリカと一緒に戦争をしようとしているのでしょうか。
沖縄の人々は「基地はいらない」とはっきり意思表示しています。それなのに過去最大の軍事演習とは。
日本の軍事基地の75%が沖縄に集中しています。太平洋戦争が終わって65年たっても沖縄の人は安らぐことが決してできないでしょう。
「この島で殺人の訓練がされ、ここから飛び立った米兵たちが他国の人々を殺していることが耐えられない」と心を痛めています。
沖縄に(ほとんどの)米軍基地問題を押し付けて、しらんぷりの私たち。
安保条約、日米同盟、日本国憲法。
どうしたらいいんだろう・・・。
アメリカは私にとっても大事な友人がたくさん暮らす国。アメリカが日本にとって大事な国であることに異論はありません。
米国債を買い支える日本の円。あの莫大な米国の軍事費の一部は私たちの預貯金で賄われているのが、つらいです。
それに・・・
2001年に始まり今も続く「対テロ戦争」に日本は同盟国としてサポートしているけれど、いったい武力でテロが解決するのでしょうか?
10年やっても、テロは解決するどころかますます悪化しているのでは?
そろそろやり方を変えるときではないかしら。
そして・・・
基地に付随する負担や危険性がいやなら、米軍基地があることそのものを日本全体で問い直す必要がありますよね。
これは私たち一人一人に突きつけられている問題だ〜
ところでー。
世界すべての軍隊が毎日演習をしていると思うけれど、それが出す二酸化炭素や汚染物質は莫大。戦争しなくても環境破壊は確実に進みますよね。どの国でも軍事は市民の税金で賄われるているわけですが、国防と地球環境保全、どうしたら両立するのでしょう。
国を守るためにより強力な武器を開発し、強い軍隊を維持したけれど、結局、地球は人が生きていけないほど汚れ、人類は滅んでしまった、では話にならないです。
3 件のコメント:
最終的には米軍が撤退し、日本が如何なる国も手出し出来ない最強の国防軍を築き上げる事が出来ますように。
表の売国奴(媚中・媚韓)と裏の売国奴(米国従属)の屑どもが全て粛清されますように。
通常兵器でも環境には悪いでしょう。
劣化ウラン弾を使われたらひどいです。
実際沖縄では使われているし。
ハワイでも相当使われているようです。
朝鮮で戦争ともなれば、ここぞとばかりに使われることは目に見えています。
戦争がしたくて韓国、北朝鮮を挑発しているのはどうやらアメリカのようです。
太陽政策を取っていたときに韓国がひどい目にあったのは、多分戦争がしたいアメリカのせい。
実際には、アメリカを牛耳るイスラエルのせい。
血気盛んな憂国派さんも、太陽政策云々を米国の好戦体質(?)に結び付けて、しかもそれを「多分」と表現するdarkさんも、お若いですなあ。現実直視派のオジさんも見習わないと。
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