http://www.fairhome.co.uk/2009/01/12/peru-plants-512820-trees-per-day/にある「あなたの家(地球)をより公正で緑豊かな場所に」することをめざすFAIR HOMEのサイトの記事は、ペルー政府が国家プロジェクトとして、毎日51万2820本の木を植えたことを伝えています。
このプロジェクトは2008年12月13日に開始され、2009年2月20日までにペルー全土に4千万本の木を植えたのです。13万人が文字通り、一日4.5本の木を植えたとのことですから、すごいですね。
木の種類はユーカリ、松、檜、ペパーツリーなど。これによって、57万トンの二酸化炭素が環境中から毎年吸収(固定化)されるそうです。温暖化防止にできることを本気でしているペルーって、できない言い訳をさがしてばかりいる日本より、ぜんぜんカッコいいじゃん!
ここで伝えたくなるのが、『木を植えましょう』の正木高志さんたちの動き。6月29日の彼の日記には、わたしとマエキタさんとのデートのことに続いて、2009年9月9日に始まる韓国でのウォークのことが書いてあります。
今年の9月9日9時から韓国の江華島(カンファド)を出発し、100日かけて日本と韓国の人たちが一緒に木を植えて歩くそうです。
なぜ今韓国なのかって?
それは東アジアに平和を創るための草の根の旅。アジア人同士は絶対二度と戦ってはいけないって私は思う。っていうか、人類はもう戦争を卒業しないと、地球がもたないよ。田中優さんが『戦争って、環境問題と関係ないと思ってた ~軍事が地球温暖化 防止の努力をムダにする~』(岩波ブックレット)で言っているとおり。
北朝鮮がどうの、中国が日本を侵略する、って敵意を煽っているのは誰かな?それで儲けるのは誰?という視点をいつも忘れずに。報道の裏にある、戦争とその準備(軍備)で儲けている人たちの思惑に気づきましょう。
ヘンリー・キッシンジャーが言ったことばを書いておきましょう。
「彼らが互いに殺し合ってしまえばいい。そうすればあの地域のことは心配しなくていいからね」(イラン/イラク戦争のときの発言/ドキュメンタリーDVD『テロリスとは誰?』第9章より)
満員電車でよくあることだけど、足を踏んづけられると痛いですよね。特に男の人のでかくて堅い革靴は痛い!でも、踏んだほうは痛くないし、気づかないことすらあります。踏まれた方は痛くて、相手が気づかなかったりしたら、腹が立ちます。
これを解決するには、足を踏んづけた側が気づいて、踏んづけた足をどかして、ごめんなさいして、信頼を回復するところから始めるっきゃないでしょう。
日本は韓国を踏んづけた側。踏んづけた足はもうどけた(かもしれない)けど、まだ本気で謝ってはいないよね。正木さんはそれを草の根で日本の若い人たちとしようとしている。
正木さんのブログの中に「相手の靴をはく」という表現が出てきます。これは、我が家で行われた非暴力コミニケーションの合宿のとき、先生のフランソワさんが言っていたことばをそのまま日本語にした言葉。日本語では「相手の身になって考える」が一番近いかな。
その「相手の靴を履く」という表現が正木さんには面白かったみたい。sympathyとempathyの違い。まずは自分自身にempathy。そして対立している相手にもempathy。そして自分と相手のそれぞれのニーズは何?と考えてみる。
一言で言うとこれだけなんだけど、実際はなかなかできない。
自分が痛いときは、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまうからね。
私自身は9月はコスタリカで行われる平和省地球会議に参加することになっているので、韓国ツアーへの参加は難しそうですが、韓国経由の安いチケットがもしあったら、参加してみようかな、って思っているところ。
だって、みんなで木を植えるって、とても楽しいしんだもの。
我が家は最近、バナナの消費が増えたので、バナナの苗木2本とパパイヤの苗木も2本買ってきて植えました。亜熱帯の樹なので5°以下に下がると死んでしまうので、おそらくここ鴨川では越冬できないでしょう。今から、温室をつくろうか、植木鉢で育てて冬になったら室内に運ぼうか、と玄さんと話しています。
その他、桃、プラム、りんご、なし、ぐみ、みかんなども植えました。我が家の田畑がどんどん果樹園になっていくー。これはローフードの影響。でも実がなるのはいつなんでしょうね?
今、我が家に病気療養中の友人が滞在しているのですが、彼のために朝早く森や野原をまわって、薬草を集めて、煎じたり、料理したりしています。これがまた楽しいんだな。こころから喜びが湧いてくる。昔(前世)もこんなことしていたのかもしれないなあ、って。
これから、デヴィッド木村さん(サーファー)に会いに館山まで行ってきます。六ヶ所村再処理工場を止めるために本気で動いている人たちとのミーティングです。
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