2012/03/31

放射性物質を拡散しないで、このマンガを拡散して〜

このマンガ、秀逸です。舞台は沖縄だけど、どこでも同じストーリーが当てはまります。
http://deigoinsatu.toypark.in/gareki/gareki.pdf
放射性物質を拡散しないで、このマンガを拡散して〜

私は、自分がエイリアンにでもなった気分です。今、日本で起きていることが信じられない。めげます。本当に。

放射能汚染の恐れのある瓦礫を、本当に全国に運ぶんだ・・・。そして燃やして、埋めるんだ・・。日本全国を放射能汚染して、日本の通津浦々で暮らす人全員をうっすら被曝させるんだ・・・。その結果、福島周辺とその他の地域で健康調査をしても、優位な差は見られない、という結果になるでしょうね。

そして、「低線量被曝の健康への影響はありません」と堂々と言えることになるのでしょうか。

これで潤うのは誰だろう?
泣くのはだれだろう?

苦しむのは一番小さい子ども、赤ちゃん、胎児、これから生まれようとするいのちたちです。そして親が泣くのです。

どうしちゃったの、日本?

太平洋に流れている放射性物質はついにここまで広がってきました。
http://www.straight.com/article-638451/vancouver/fukushima-radiation-moving-seawater-across-pacific-ocean-according-consulting-company
ここハワイの海で泳げなくなる日も近いのか。それとも、気にせずに泳ぎ続け、シーフードを食べ続けてもまったく影響がないのか。後者であることを祈るけれど、私はガンダーセンやスターングラスやバンダジェフスキーの研究に信頼を寄せているので、祈りは祈りでしかありえません。

奇跡が起きることを願います。

それにしても・・・・
何かが狂っている。
放射性物質は移動させない、が原則。

なぜ、今はまだ放射能汚染のない九州や沖縄にまで瓦礫を運び、焼却するのかわからない。都内の焼却場ですでに職員が被曝しているのが伝わっていないのか。

昨日の鹿児島県議会では全会一致で瓦礫受け入れ賛成。「全会一致」だって・・・。

このことの愚かさや問題点がわかる議員がたったの一人もいないの?鹿児島県議会って何人いるの?

ああ、でも911のときのアメリカと同じかな。全員が一致団結して「テロと闘おう」というときに、「戦争に反対」というのは勇気いるものね。袋だたきにあうからね。

あのときのバーバラ・リー下院議員やデニス・クシニッチ下院議員は果敢に戦争に反対したけれど、愛国者じゃないと非難され、脅され、すごく大変だったもの。

信じられないのは、沖縄までが瓦礫を受け入れる、って言っていること(それには、米軍基地の米兵とその家族が反対して署名を集めているらしい)。

せっかく、「つなぐ光」では今の日本では一番安全な沖縄で福島の子どもたちに保養してもらったり、移住してもらったりしているのに。全国に放射能汚染を広げてどうするの?助け合いができなくなっちゃうじゃない(今は汚染されていない地域の野菜を、汚染の高い地域に送ったり、福島周辺の子どもや子連れ家族を市民が受け入れたり、市民が主体になって、自主的に助け合っています)。

そんな中、このマンガを教えてもらい、ちょっとうれしかった。沖縄が舞台になっているけれど、どこでも同じ構図があてはまります。ぜひ読んで、拡散して下さい。
http://deigoinsatu.toypark.in/gareki/gareki.pdf

内容は核心を突いています。描いてくれた方に感謝!


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