今日は民主党の大統領候補１０人のうち６人がスピーチをしました。明日、残りの４人がスピーチします。議長はハワード・ディーン。大統領候補の最初はクリストファー・ドット上院議員。なかなかの人気。次がバラク・オバマ上院議員。総立ちの拍手が４回ぐらい。まだ立候補を表明していないのに、大人気。つづくウエズリー・クラークは軍人でイラク戦争終結を約束して立候補。支持者は少ない。次のジョン・エドワードはサインを持った人がかなり。演説は貧しい家庭の子どもや若者のことが中心。すごくパーソナルで心の奥に触れるものでした。エドワードが今日のスピーチの中では一番よかったな。
クシニッチは５番目でした。平和省のことを話すと、大きな拍手が。他の候補者も平和省創設を訴えてくれるようになるといいな。そして最後のヒラリークリントンのときは、大きな部屋中がヒラリーのサインでいっぱいに。やはり彼女が最強の候補のようです。
イラクの戦争が始まるまえから今日までに一貫して戦争に反対していたのはクシニッチだけだったのですけれど、今になってイラク戦争反対派が増えたら、イラクから撤退を誰もが訴えている。なんかなあ。まあ、政治とはそんなものですかね。
今日、民主党員の反応を見ているかぎりでは、ダントツの人気がヒラリー・クリントン（ニューヨークの上院議員）。アメリカ初の女性大統領が誕生しますかね？ともかく、彼女の演説のときは、みんな立ちっぱなし。ファーストレディだった経験もあり、やはり圧倒的存在感があります。彼女はついこの間までイラク増派に賛成だった。でも今日は「自分が大統領になったらイラク戦争を終わらせる」とはっきり言った。いつ変わったのかしら。
２番人気はエドワード（サウスキャロライナの上院議員）。彼は貧困層対策に力を入れている。スピーチは一番よかった。そのつぎはバラク・オバマ（イリノイの上院議員）。黒人議員で若くてカリスマがある。まだ正式に立候補を表明していないけど、全員総立ちの拍手が何回も巻き起こった。この人は反戦派だし、いいかもしれない。
クシニッチが平和省のことを話したときは、大きな拍手がわき起こったし、最後は総立ちでした。だんだん世論調査での人気もあがってきているし、彼が大統領選挙に長くいればいるほど、彼の政策が他の候補者に良き影響を与えると思うので、がんばってほしいです。
反戦平和の女性グループの「コードピンク」もがんばっていましたよ。彼女たちの存在はとても心強いです。
今日のスピーチで一番聴衆の心をつかむのがうまかったのは、エドワードですね。今回、滞在させていただいているダイアン・パールマンさんの友人、ディビッド・ホフマンさんをインタビューさせていただきました。彼はジャーナリストであり、メディア＆コミュニケーション・コンサルタントです。彼が支持しているのはエドワードだそうです。
でも、クシニッチの平和省には全面的に賛同とのことです。
それではディビッドさんのインタビューを聞いてください。
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