2007/08/31

新刊『9・11事件の省察』発売!

9・11事件の省察の JPG

今日、『9・11事件の省察 偽りの反テロ戦争とつくられる戦争構造』(木村朗編、きくちゆみを含む7名著、凱風社刊、2700円+税)が私の手元に届きました。これは今年6月に行われた日本平和学会での平和運動の分科会のテーマが「9・11事件真相究明運動の意義と課題」で、それに取り組む私、週刊金曜日の成澤宗男さん、私と一緒にデヴィッド・レイ・グリフィンの『9・11は謀略か』を翻訳出版した戸田清さんなどが一堂に会したのがきっかけでした。

このときの発表内容やレジュメを中心に加筆修正し、さらに中東研究家で9・11事件や反テロ戦争のあり方を厳しく問われてきた板垣雄三さんや、戦争の民営化や軍産複合体の実態の第一人者である本山美彦さんなどの寄稿で、さらに重みのある素晴らしい内容になっています。416ページもあり、読みごたえがありますよ。

ここハーモニクスプロダクションでも販売します。『9・11は謀略か』と合わせて読むと、911事件について、そして今私たちが生きているこの世界について、これまでとは違う新しい視点を得ることができるでしょう。

帯から引用します。
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衝撃の大きさと歴史に残された重要性に比べて、事実に「不可解」が多い9・11事件。世界が変わったとされる「あのとき」から六年目の今、事件の真相と、パックス・アメリカーナ、軍産複合体、グローバル資本主義経済の実態と真相を様々な視点から考察
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私は第2章を書いたのですがタイトルの『なぜ9・11事件の真相究明を求めるのか』って、おかしいですね!「頭痛が痛い」と似ている。次版では「真相を求めるのか」か「真相究明をするのか」になおさなくっちゃ。これでますます初版を早く売り切る理由ができました。ああ、恥ずかしい。

*あなたの応援が私に勇気をくれます。クリックをありがとう。

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