第三世界では食べものやきれいな水がなくていのちを失う人が一日3万人ぐらい。日本が世界中から食べものを輸入し続け、しかも毎日大量に捨てていることに心が痛みます。なんとかこの現状を変えていきたいです(それもあって、私は東京から鴨川に移って自給を目指しているんだけど)。
完全自給は無理でも、ほんの少しでも畑(やプランター)で自分たちがオーガニックで心を込めて育てたものを食べるようになったら、子どもたちはもっと健康になるし、生物やエコロジーへの興味も増すし、地球環境も長い目でみて守られていくのではないかしら?
食べものや地球環境と自分のいのちのつながりを、心と体と頭で理解できる子どもたちを日本中に増やせたら、日本の未来は明るいですよね。その作業はどんなに楽しくて、やりがいがあるでしょう"
——なんてことは、私の頭の中にあるだけかと思っていたら、もうすでに実践している人がいたのです!!
南アフリカで「EduPlant(エデュ・プラント)」というプロジェクトを1994年に立ち上げ、2000校でそれを実践した結果、子どもたちの栄養失調が改善され、免疫が上がり、エイズの子も(すごく多い)生き延びるようになりました。余剰作物をコミュニティーで販売し、教育費も捻出できるようになり、より多くの子どもが学校に通えるようになりました。さらにコミュニティーの中でより貧しい人にも手を差し伸べることもできるようになり、この間、350万本の木が植えられ、環境が少しずつ改善されていきました。
これって、すごい効果ですよね。
たった1人でこれらの行動を始めたジュネス・パークさんをインタビューしました。
でも、当時彼女のことを「クレイジー」と言っていた人たちが、今ではサポーターになっているのですって。
やはり世界中を木を植えて歩いているポール・コールマンさんと菊池木乃実さんと一緒に全国ツアーしながら、感動の旋風を巻き起こしているジュネス・パークさん。今日と明日、もし私の予定がなかったら、彼らの講演会に行きたかった(できる方はぜひ行って、私にどんな話だったか教えてください)!
長野に行く直前のわずかな時間をとって彼女をインタビューできたので、聞いてください。
本当にステキな人で、内外ともに美しいです!
「ネルソン・マンデラがMY Hero」っていうところも私と同じ。「夜明け前が一番暗い」という彼の言葉に何度救われたことか。
さらに驚いたのは、彼女こそ、ロサンゼルスで最初のローフードレストランを始めた人。なんだかすごい偶然の一致だなあ。
朝から実り多い日。いっぱいプレゼントをもらっています。
なぜって6月12−14日に第6回東京平和映画祭で配る20ページのパンフレットもデザイナーの美香さんと朝までかかって仕上げることができました。大好きなポールと木乃実さんとジュネスにも会えてインタビューできました。そして、これから長野でも志を同じくする仲間たちと再会できて、温泉にも入れるかもしれません。
ちょっと寝不足ではありますが、勇気とエネルギーがみなぎってきます。
今日と明日の私の講演予定を書いておきますね。長野周辺の方でお時間と興味のある方はどうかいらして下さいね。
6月6日(土) 14時~16時
会場:佐久創造館201号室(駒場公園内)0267-68-2811
講師:きくちゆみ(著作・翻訳家/環境・平和活動家)
会費:1000円 学生・障がい者500円、中学生以下無料
主催:きくちゆみトークライブ実行委員会
6月7日(日)14時00分~16時00分(開場13時30分)
会場:松本市市民活動サポートセンター
講師:きくち ゆみ (著作・翻訳家/環境・平和活動家)
会費:1000円
主催:信州ハチドリねっと湧~く
お問合せ先:事務局 TEL:0263-53-7231
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1 件のコメント:
今日佐久創造館のトークライブで初めてお目にかかりました。談話会で「(きくちさんの)地元でのローカリゼーションは?」の質問をさせていただいた者です。
きくちさんにお会いできて、お話を聞けて、とても良かったと思っています。
またお会いできれば光栄です。
一言、お礼まで。
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