でも、実はそうでもありません。
NVC(非暴力コミニケーション)が目指しているのは、この地球に生きるみんなのニーズが大切にされる社会を築くことや、そのための社会的変革です。私はどんな変革も一人から始まると思っているので、NVCを学びたいし、実践していきたいです。
NVCでは自分の感情、相手の感情、自分のニーズ、相手のニーズに気づくトレーニングや、それらのニーズを満たすために明確なリクエストができるようになる練習を積みます。
非難や不満、陰口、自己批判、自己卑下はつながり(私たちの人生を豊かにするのに大切なもの)を損なってしまいます。怒鳴り合いや暴力はもっとですね。
私は今、タイミング良く身近な人との間にコミュニケーションの不足や、誤解があるように感じているので、それを解決するのにNVCで学んだことを応用してみたいです。
ホ・オポノポノでは問題はクリーニングするチャンスと捉えるわけですが、NVCでも同じようなことが言えます。問題はNVCを実践するチャンスと捉えると、問題や争いがありがたいものに感じられるから、面白いですね。
さて、NVC合宿が終ってみんなが帰った翌朝、フランソワは田植えがしてみたい、と言いました。彼は自分が食べるものをつくって暮らすのは理想で夢だったそうです。それを今回我が家で目の当たりにし、毎日目の前の田畑の作物を食べて、感動したそうです。今は端境期でお米の他は、キュウリ、蕎麦菜、ほうれん草、タマネギ、ネギ、ニンニク、夏みかん、三つ葉、セリぐらいしかなく、足りないものは買わなくてはなりませんでしたが。
出発の日だというのに午前中いっぱい田植えをしたのですが、フランソワにも一緒になって、生まれて始めて裸足で田んぼに入り、田植えを体験してもらいました。始めてとは思えないほど手際が良くて、自分の列をあっという間に田植えしてしまったのを観て、「前世で日本のお百姓さんだったことがあるのでは?」と思わず言ってしまいました。
彼は田植え体験があまりにも楽しかったので、稲刈りのときにも戻ってきたい、可能なら妻と子どもも連れて、というのです。私はそれを聞いてうれしくなってしまいました。フランソワが家族を連れて来日することを実現できるようないろいろな方法を考えるだけでも、わくわくします。また彼からNVCのトレーニングを受けられたら、どんなに楽しいでしょう!
空港に到着する直前にちょっとだけフランソワをインタビューしました。あとでアップするので、聞いてくださいね(ノイズが多くてすみません)。
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