東京映画祭直前はこんな感じで小麦刈りをしたり、
当日の朝まで梅干しをつけたり、てんてこ舞いでしたが、ちゃんと6月12日には、東京・代々木(参宮橋)のオリンピックセンターの朝の実行委員会に出て、(ボランティアスタッフがこんなにいる東京平和映画祭はすごい!)
当日を迎えました。
初日は平日だから客足が鈍いかも、と心配でしたが、お天気にもめぐまれ、会場の7割位がいい感じで埋まりました。昨日1日の雰囲気をちょっと写真でご覧いただきましょう。
大にぎわいの田中優さんブースです。今日も田中優さんのトークもサイン会もありますのでお楽しみに。今回は「田中優が解説する東京平和映画祭」ですからね。
そして『チベットチベット』の監督、金昇龍。第1回東京平和映画祭上映作品です。DVDが完成し、なんと明後日には本も出版されます。これからも活躍が期待される若手監督。
こちらは学生映画祭。『911の子どもたち』という映画を作っています。我が家にもインタビューしにきた学生たちと再会。今回の映画祭で総合司会をしている渡辺彬子さんは、『911の子どもたち』の助監督です。
そして、こちらは温暖化を止めてシロクマを救おう!というキャンペーン。温暖化を止めるには自然エネルギー社会への移行(トランジション)が必須です。枯渇する資源に頼っている限り、戦争も温暖化も止まりません。
お次は、毎年参加してくれる『国の理想と憲法』のみなさん。高い理想を掲げた憲法を持つ日本。でも現実は?
憲法を守らなくてはいけないのは、為政者(権力者)や国家公務員、憲法を守らせるのは私たち国民一人一人。
初日はチベットとパレスチナの特集だったので、チベットやパレスチナをサポートするNGOがたくさん参加してくれました。会場はにぎやかで異国情緒豊かなバザールのようでした。
それにしても、初日上映の4本の映画『風の馬』『雪の下の炎』『レインボー』『オリーブの木がある限り』はどれも涙なしに観ることはできませんでした。どれも素晴らしい作品ですが、なかなか一般劇場でお目にかかれない作品です。
そして今日の主役の登場。岡真理さんは東京外語大でアラビア語を専攻したのがきっかけでパレスチナのことを知り、以来ずっとパレスチナの人々に寄り添い活動されています。京都大学で教鞭をとる傍ら、パレスチナ問題を伝えるために奔走中。
記憶に生々しい昨年末から新年にかけてのガザへのイスラエルの攻撃。メディアではハマスのロケット弾に対する報復ということで報じられましたが、実際はどうだったのでしょうか?『レインボー』上映の後、岡真理さんにお話いただきました。そして、今日のポッドキャストでは彼女の肉声を聞いていただけます。私と同年輩でとても親しみを感じました。遠く京都から参加してくれて(しかも、真夜中まで私につきあってインタビューに応じてくださって)ありがとうございます。
「私の責任を果たす」ってなんだろう?
私は、やはり伝えるのが仕事。大切なことをこれからもみんなに伝えていきたい、そして共に生きれる社会を作っていきたいです。だから、今日も明日もやります。東京平和映画祭。
チケットを持っていなくても、6月13日は会場に来て登録をしていただければ入れますので、どうぞいらしてくださいね(6月14日はチケット完売なので入れません)。
今日もあなたの起こしを待っています。私はたいていブースにいますから、話ができますよ。そして、『911と戦争とお金』のトークは3時半からです。
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1 件のコメント:
きくちゆみさん、今回この映画祭を初めて見ました。きっかけはベンジャミンさんの講演で、3日間の通しチケットを買ったことがご縁です。今まで表面的な事柄しかしらず、なんかわかった様な感じで年を重ねてしまった自分が恥ずかしかったです。チベットやパレスチナの現状、過去の歴史、戦争の実態、お金の話、そして、日本の政治の実態等、どれもこれも深く心に突き刺さってきました。ある意味深いため息とともにかなり落ち込んでしまう自分がいましたが、田中優さんのお話や、石井ターニャさんのお話で元気ももらえました。ベンジャミンさんの涙にも感動。私は在日米軍で働いており、皆さんからは、バッシングされそうな立場で心苦しいのですが、一言お礼が言いたくコメントさせていただきました。来年も絶対に参加します。きくちさんをはじめ、関係者の方々に深くお礼を申し上げます。貴重な体験をさせて頂き有難うございました。
失礼します。
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