2012/03/15

瓦礫で防波堤を作ろう(その2)!

昨日の投稿に対して、るなどん さんが、以下のコメントをくれました。
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初コメ、失礼します。瓦礫→防波堤という考えは、横浜国大?の 宮脇昭博士が提唱しています。参考になれば幸いです、

いのちの森300キロ構想

http://www.youtube.com/watch?v=gDOEs2_ONGM&feature=youtube_gdata_player

宮脇昭博士のみどりの森300キロ構想/ブログより
http://m.blogs.yahoo.co.jp/gurigguriggu/53612307.html
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中米の熱帯林を守る活動からNGOの世界に転身した私は(それまで米銀に務めていた)、もちろん、宮脇昭博士を存じ上げています。当時は森林保護のNGOの集まりなどで、何度かお目にかかっています。

あまりに素敵なアイデアなので、ちょっと興奮しちゃいました。いのちの森、つくりたい!

「現地で集めて埋め立て、木を植え、防波堤を兼ねた公園にしてはどうか?」
宮脇博士が提案している方法は、理にかなっています。

実際、伊勢湾台風で出たあらゆる瓦礫の上に土をかぶせて作った「滝の水公園」というのが愛知県にあるそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/滝の水公園
今ではとても素敵な公園になっていますね。

人間が作り出した物質はなかなか自然に戻りません。塩ビ類などは燃やせば有毒ガスが出るし、焼却灰には放射性物質が濃縮してしまいます。都内の清掃局では、作業員が被曝しているぐらいですから、放射性物質が含まれる瓦礫の焼却はお勧めできません。いのちにとって有害なものは、これ以上増やしても、広めてもいけないのです。

311を機に、自然に寄り添った暮らしが、見直されて、始める人が増えるといいなあ(と、今日もハワイ島でミニ農園作りをしている)。

土の中の微生物たちが有機物を分解し、その土地に元々あった植物や木を植えて森を作る、生き物の力で自然を回復させ、同時に防災にもなる。今現地で困ってる瓦礫と害虫の問題が、同時に解決できて、自然環境も良くなり、防波堤にもなると一石三鳥だと思うのです。

これを実現するには、私に何ができるだろう?

そうだ、自分にできることは書くこと、伝えること、広めること、だった!

というわけで、今日も昨日に引き続き、同じテーマでブログを書きました。いのちの森構想に共鳴できたら、あなたも情報を広めて下さい。


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3 件のコメント:

荒川 さんのコメント...

いつも情報を有難うございます。
私もこの命を守る森づくりの構想はすごくいいと思ったのですが、反面、放射能が付いた瓦礫の上に木を植える事で、植物が放射能を吸い上げ、さらにいろんな生物が生態濃縮を起こす危険もどうなのか、悩んでいるところです。

Yumi Kikuchi さんのコメント...

確かに放射性物質を閉じ込める、という部分に関しては不安がありますね。「なるべく動かさない」にはかないますが。ちょっと専門家にもいろいろ聞いて、調べてみます。放射性物質がなければ良いアイデアだけど、やっぱり、コンクリートなどで隔離、遮蔽、ということが必要かもしれないですね。うーん。私も悩みます。

匿名 さんのコメント...

瓦礫を活かして森の防波堤を作る、宮脇先生の本を読んでいました。すばらしい考えですね、以前にもテレビで宮脇先生の世界的な活動を見させていただきましたが。東北大震災の支援を微弱ながらさせていただいていますが、この植樹活動は今の子供たち、これから日本に生まれてくる子供たちにもふさわしい活動になるのではないかと思います。東海地方でも森の防波堤は必要です。土地さえ確保すれば植樹はだれでも参加できて、木々を植える行為は個々にすばらしい思いが残ると思います、この東海地方でどなたか活動を推進させていただけるとありがたいですね。