今日のテーマはグループファシリテーション。あなたの所属するグループ(会社、町内会、学校のクラス、ボランティアグループなど)の中で何かの決定をするとき、どんな方法を使いますか?
NVCでは多数決は使いません。ニーズを聴き合い、共通理解を得て、目的を達成するために最善の道を共同で創っていきます。上司や力のある人が決定するのではなく、グループの中にある力を引き出して、共通の理解を醸成しながら決定をしていく、という方法です。
私の活動している「東京平和映画祭」の実行委員会では、日本の文化の中ではかなりこれに近い方法ができていると思います。と同時にまだまだある改善点にも気づきました。
1、みんなの意見をトラック(追跡)する力
2、長話をする人を共感をもちながら遮るスキル
3、言っていることの奥にあるニーズをくみ取るスキル
4、会議の目的を明確にするスキル(フレーミング)
5、合意にいたることより、共通の理解に達することに留意していること
参加している人々のニーズが理解されながら得られたグループの結論は、特定の個人(例えばリーダーとか議長とか)ではなくグループに所属する一人一人のものとなります。それゆえ、目的を達成しようとする意識が高まります。
「やらないより、やって、どんどん失敗しなさい。失敗せずに身に付くスキルではありません」とトレーナーのミキさんから言われました。なので、どんどんやってみて、失敗して、学んで、身につけていきたいです。
東京平和映画祭(6月19−20日)が終わった翌週末(6月25−27日)はハーモニクスヒーリングワークショップです。今月はまだ数名空きがありますので、この機会に学んでおきたいという方はメールでお問い合わせください。自由への必須科目
また、今年の田植えは不耕起と耕起と両方やっています。田植えを体験したい方もどうぞ。
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