2011/03/10

毎秒1ドル(一日86400ドル)返済して44万年かかる米国の負債

昨日のブログの質問の答えは44万年です。

質問は「アメリカの国家負債を今から毎秒1ドルずつ返済します。さて、何年かかるでしょう?」でした。

米国の負債は15兆ドルになります。それを毎秒1ドルずつ返済すると1日は86400秒なので、毎日86,400ドル返済することになります。一年は365日だから、一年間は86,400ドルの365倍=31,536,000ドルです。桁が大きくなると、何がなんだかわからなくなりますね。

負債総額の15兆ドルをこの数字(3153万6千ドル)で割ると、なんと44万という巨大な数字になります。つまり、毎年3千万ドル以上返しても、44万年もかかるほど、アメリカの借金は膨らんでいる、ということです。人間なんてたかだか100年しか生きないのに、44万年って・・・いったいどうなるんでしょうね。無責任にもほどがある、と言いたいですが、日本も似たりよったり。

この記事は、ここで見つけました。問題の箇所だけ、貼付けておきます。タイトルは「People of The Earth, Prepare For Economic Disaster(地球のみなさん、経済的破局の準備を)」

As I have written about so many times before, the biggest debt problem of all is the United States. Barack Obama is projecting that the federal budget deficit for this fiscal year will be a new all-time record 1.65 trillion dollars. It is expected that the total U.S. national debt will surpass the 15 trillion dollar mark by the end of the fiscal year.

Shouldn’t we have some sort of celebration when that happens?

15 trillion dollars is quite an achievement.

Most Americans cannot even conceive of a debt that large. If the federal government began right at this moment to repay the U.S. national debt at a rate of one dollar per second, it would take over 440,000 years to pay off the national debt.
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というわけです。

私はこの記事と似たようなこと(経済崩壊は遅かれ早かれやってくるので、お金に頼るより、大地や自然に頼ろう、種を蒔いて収穫しよう)を「きくちゆみの安房鴨川山間地便り」に連載しています。

私の住む鴨川では、この4月に「天然村」というお試し田舎暮らしができるプロジェクトが始まります。もう建物も完成し、あとは村人(都会に暮らし、仕事を続けながら、週末などに田舎暮らしを体験し、足場を創ることができます)を待つばかりのようです。

似たようなコンセプトで、吉度日央里さんが2冊の本を立て続けに出版しました。『種まき大作戦〜土と命に触れる生き方』と『かんたん!部屋で野菜をつくる』。4月8日にはこの出版記念を兼ねたイベント「土に触れ、種をまき、スローに生きる!」がYMCAアジア青少年センターで行われます。面白そ〜!

どんどん、こういう方向にみんなの興味が動いているとしたら、まだ希望はあります。経済破局が訪れる前に、みなさん、田舎に足場を創っておきましょう!


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偽情報退散!マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている — 徳間書店
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