福島の野菜農家が自殺 2011年3月29日
http://liten.be//IhPVX 「福島第一原発の事故の影響で、政府が一部の福島県産野菜について「摂取制限」の指示を出した翌日」
この男性は30年以上も有機栽培にこだわってきたのですから、土が放射能汚染されてしまい、キャベツも出荷できなくなって、どれだけ無念だったでしょう(写真を見ると、我が家のキャベツより格段に素晴らしい)。私たちも無農薬で小さいながら田んぼと畑をやっていますので、人ごとではありません。
原発は通常運転でも常にごく微量の放射能(放射性物質)が大気と海に出ています。米国のアーネスト・スターングラス博士やドイツのデータでは、原発周辺で乳幼児死亡率が高いことや、小児白血病や小児がんが高いことがはっきり出ているのです。
日本人が知らないだけ、無関心なだけです。今回の大きな犠牲で関心が高まり、変化が起きますように!
日本のマスコミはスポンサー(電力会社や原子力産業)に配慮をして、本当のことをいいません。テレビや新聞がどんなに「原発は安全」と言っても、もう信じられないですよね。
やっとマスコミの中から反省の声がでてきました。反省したなら、こんどこそ、分散型エネルギーで持続可能な社会の実現に力を貸してください!
*毎日新聞 発信箱:すべて想定されていた=福岡賢正(西部報道部)
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20110329k0000m070181000c.html
この記事は素晴らしい。他の記者さんも続け〜
日本で今動いている原発は55基。世界の地震帯と原発の地図を合わせるとぎょっとします。日本は世界一の地震国で小さな島国(どこにも逃げられない)。そこに55基も原発を作って動かすなんて、正気ではありません(勇気がある?)。
ひとたび事故になれば、農水産物も、不動産もすべて価値がなくなります。もちろん健康やいのちも、幼い者から蝕まれていきます。今起きていることは、始まったばかりです。日本は地震の活動期に入っているのです。次は、いつきてもおかしくない東海大地震の震央にある浜岡原発がやばい、と言われています。
日本で原発がある場所は、風光明媚な過疎の農漁村。そこで作られる電力は遠い都会へ送られ、放射能の危険だけが地元に押し付けられるのです。いろいろな補助金が国から降りて、立派な施設や道路ができますが、一旦事故になれば、原発で働く地元の人たちが被曝労働を強いられます(今、福島原発で作業に当たる人たちは被災者で、家や家族を失っている人もいます)。彼らは元々、第一次産業で暮らせていたのです。収入は増えたのかもしれません。でも、いのちと引き換えです。
地震国に原発を建てて動かし続けるのは、愚かです。これほど大きな犠牲を払った今、日本は脱原発・分散型自然エネルギーに転換しましょう。大きな犠牲から、大きな気づきと学びを得て、成長しましょう。
福島の一次産業に従事する人たちが絶望するのは当然です。これまで原発に賛成し、推進してきた人たちは、放射能汚染された「健康にただちに影響はない」農海産物を食べてほしいです。テレビで「安全」を繰り返す政治家や専門家たちは、どうぞ率先して食べてください。妊婦さんや子どものいる方は、これからずっと食べものの安全性に配慮してください(これもストレスですが)。
ああ、放射能なんて気にしないで息がしたい、泳ぎたい、水が飲みたい、何でも食べたい!!!もう北半球に生きる人々は「311原発震災」前には戻れない。プルトニウムも出てしまった今、気の遠くなるような年月をまつしかない。
フランス在住の翻訳に携わる有志グループが 福島原発と東北関東大震災に関するフランスメディアのニュースを配信してくれました。ルモンドはさすがに、的を得たインタビューをしています。
http://francemedia.over-blog.com/m/
この元福島県知事、佐藤栄佐久さんは冤罪で知事職を追われた人ですが、彼の本『知事抹殺』は必読です。本が好きな方は必ず読んで下さいね!
今、被ばく覚悟で働くて日当40万円。あなたは働きますか?あなたの大切な人を働かせることができますか?
今、200人以上が交代で福島第一原発の高レベルの放射能の中に入って懸命の作業を続けています。彼らの家族は、どんな思いでいるのでしょう。想像するだけで、息が苦しくなります。
本当にやるせない。原発を止められなくて、ごめんなさい。地震のある国に原発を許してしまって、ごめんなさい。
いのちと引き換えの原発の電気、私はいらない。いのちや健康を削るより、ちょっと不便なほうがいい。
毎日はらはらの放射能のレベル、脱出の目安はこちらに詳しいです。
3月19日の午後、福島県郡山市の原正夫市長が「廃炉」を訴えましたよ!これを生かさなければ、と有志が署名を始めました。今までヒバクを前提として動かされていた原発に、多くの関心を! ●メール署名送り先: fukushima.hairo@gmail.com
私たちは全員、必ず死ぬときが来ます。どんなにつらくても、どんなに絶望しても、お迎えが来るまでは生きぬきましょう。生きていれば、何かできます。
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4 件のコメント:
豊富なデータ、コメントありがとうございます。
本当にその通りだと思います。
東京電力は、夏場の電力不足という理由で、福島県に対して福島第二原子力発電所の再稼働を打診したそうです。
とても正気の沙汰とは思えません。
原発関係にも知人の方が多い、あるお医者様から、福島第一原発の状況について情報を頂きました。
“1.1号機と2号機の燃料棒は溶融し、炉心の下方へ溶け出している。(炉心の温度と圧力が高過ぎる。)
2.3号機はプルサーマル計画の一環であるMOX燃料、即ちプルトニウムを使用したとんでもない原子炉で、万が一爆発すれば原理
としては中性子爆弾と同じ状況になる。
3.3号機の燃料棒は周囲に飛散しているという情報あり。(原子力発電所周囲と海水の放射線量が高過ぎる。)
4.放射性ジルコニウム95が排水口近くから検出された。
ジルコニウムは燃料棒被膜に使われている金属で融点は2,000度以上である。
ここで考えられる事は、3号機の燃料貯蔵プールが崩壊してるだろうということ。
(先日の3号機からの黒い煙は内部の構造物を焼いている可能性が高い。)
5.○○大学の知り合いの医師の情報によると、
「現在までの急性放射線障害による原子力発電所の死者は25人位だと思う。政府と東京電力は頑なに情報を隠蔽している。」
とのこと。
原子炉を冷却しない限り延々と放射能が漏れてゆき、最悪の場合は臨界、そして爆発の可能性があります。
但し、原子爆弾と違い起爆装置を備えていないので広範囲な爆発は起きないと思いますが、このまま行けば半径50kmは全く人が住めない環境になるでしょう。
(追加で)とうとう、福島第一原子力発電所よりコバルトの放射性同位元素が検出されました。つまりは炉心が溶けているということです。”
原発のない日本の風景をイメージして詩を作ってみました。http://blog.goo.ne.jp/tera-3/e/0b998028a160cf974860bbc38d2d5914
こんばんは。福島県郡山からです!
原市長の後押し署名を取り上げてくださり、ありがとうございます。私も署名してきました(^^) 復興、復興と東京から聞こえてきますが、今までのような経済優先の復興なら、私は”No”と叫びたい!覚悟を決めてここで暮すということは、静かに、自然に、動物たちに、そして地球に感謝をしながら、ゆっくり生きていくことです。少しのお金と自分一人で面倒みれる家と洋服あれば十分です。
POI!
ゆみさんへ
おはようございます。
「生きて、生きて、生きて」、まったくその通りです。
恐れていた原発震災が実際に起きてからというもの電子署名も含めて反原発の署名を集めています。
これは日本を変えるチャンスだとも思います。
私も、「生きて、生きて、生きて」踏ん張ります。
ゆみさんのことを祈っています。
フクヤン
ゆみさん ご無沙汰しております。
このすぐれたドキュメンタリーを是非見てみて下さい。
「なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち〜」
http://video.google.com/videoplay?docid=2967840354475600719#
そして、震災の現場で活躍した、ある看護師さんの日記です。
http://blog.goo.ne.jp/flower-wing
過去記事に遡ってチェックしていないので、もしも、すでにご紹介済みなら、ごめんなさい。
これからも、安心して眠れる地球を作る為に頑張って下さい。応援しています。
空き缶拾い 拝
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