2012/02/23

子どもたちに甲状腺ガン発生か

3月1日号の週刊文春の電車中吊り広告がもう首都圏では出ているでしょう。
http://meme.yahoo.com/lilac/p/_9Kvo7V/
郡山4歳児と7歳児に「甲状腺がん」の疑い!
避難民11人に深刻な異常

とあります。

沖縄の矢ヶ崎勝馬氏はチェルノブイリの例をグラフで示し、5年後にはほぼ50度のカーブで甲状腺がんが発生するとおっしゃっています。
http://www.ustream.tv/recorded/20391810
もうがんが疑われている、ということは、チェルノブイリより進行が早いです。チェルノブイリより被曝線量が多い(安全キャンペーンばかりで、避難が必要な子どもや妊婦もちゃんと避難させていないので)のかもしれません。

いつかこうなることはわかってはいましたが、こうして実際に記事になっているのを知ると、胸が痛んでしかたありません。本人たち、そしてご両親は今どんな気持ちでいるのでしょう・・・。想像するのもつらいです。

しかもこれはまだ始まったばかりです。放射能漏れは止まらないし、毎日毎日大気中へ、海へと広がり続けています。

どうか、今からでもいいので、子どもたちと妊婦さんだけでも、東電と国の費用で避難させてあげてください(子どもと妊婦には除染より避難が有効)。キレイな空気と水と食べ物を子どもたちにあげてください。どうか・・・。

「つなぐ光」は福島第一原発200キロ圏内に在住の母子家庭を対象に、沖縄への移住支援を始めました。
http://tsunaguhikari.ti-da.net/e3780790.html
少ない枠ですので、すぐにいっぱいになってしまうと思いますが、ご縁の方、必要な方にこの支援が届きますように。

以下、はなゆーさんから:
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【スクープ】福島県4歳児と7歳児に「甲状腺がん」の疑い(週刊文春)
【小児2人に甲状腺がんの疑い、成人女性甲状腺がん確定】

本日発売の週刊文春(3月1日号)にスクープ記事が掲載されました。
福島県から北海道に避難した子供(郡山市など)に、甲状腺がんの疑いがある、というのです。

誌面によれば、4歳の男の子の甲状腺には10ミリ、7歳の女の子には8ミリの結節(かたまり)が見つかりました。

「今までにこんな例は見たことがありません」
超音波の画像を診た医師は、そうつぶやいたといいます。

小児性甲状腺がんは、チェルノブイリ原発事故で唯一公的に認められた被曝による健康被害です。
さらに驚くべきことに、成人女性一人は、すでに甲状腺癌が確定しています。


【福島県立医大 山下俊一氏、追加検査抑止のメール認める】

週刊文春の取材に対して、福島県立医大の山下俊一氏は、福島で行った甲状腺検査の追加検査を行わないようにというメールを出したことを認めた、と記事には記載されています。

(ソース)
・週刊文春2012年3月1日号(p.26~p.29)
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・福島から北海道に避難した子供120人を甲状腺検査したところ、11人に、「甲状腺がん」が疑われる深刻な所見がある。一人は「がん確定」で手術の予定。考えられているよりも早い進行。

・彼らは福島で「良性」と診断されたが、その診断では細胞診が行われていない。

・福島の検診は3年ごとで、その間にセカンドオピニオンを取ると思っても「福島医大に行け」と言われてしまう状況。

・文春は山下教授を直撃。三年間でガンを発症しても自分は責任を問われない旨の返事。

事故前の子供の甲状腺ガン発生率は1年で10万人に0.1~0.2人の割合ですから、これは異常です。

5月 31日 に、
「 甲状腺ガンの手術 」 をしていたことを、ポツポツと 語りました。

「 K さん 」 は、双葉町にお住まいの方でした。
【 原発 】 から、7.7 ㎞ に ご自宅がありました。

3月12日に、避難を開始したのですが、
大渋滞に 巻き込まれて、ガソリン不足との 闘いだったと言います。

その最中に、非情な 【 ベント作業 】 が 行われていたのです。

彼は、50代です。4月の下旬に、
「 物が 飲み込めない 」 という 異変に気づき、
病院に行きました。

結果は、【 悪性の 甲状腺ガン 】 でした。

幸い、気づいたのが早かったため、
初期 の 【 2㎝ 】 ほどの 腫瘍を、
手術で、全部 摘出してもらいました。

郡山市の 太田西ノ内病院です。

いまは、経過観察です。

彼が 言うには、
1日違いで、
同じ 【 甲状腺ガン 】 の手術をした 白河の方が いたそうです。


はなゆー

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子どもたちのいのちが削られると、とても動揺します。自分がやりたいことに比べて、実際に出来ることはあまりに小さいので、落ち込みます。でも、一人でも多くの子どもたちが元気に育つことができる未来を描きながら、行動します。母子家庭の方はぜひ「つなぐ光」をご活用下さい。



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